新卒入社し、1週間は新入社員研修を受け、基本的なビジネスマナー、 電話応対など学びました。
4月の中旬からは営業部に配属され、作成したリストを元にお客様へ架電。
資産運用を検討しているお客様へ投資不動産の提案、販売を行っておりました。

転職を考えたきっかけは2点ございます。
まず1つ目は、よく業界研究を行わなかった私がいけないのですが、社風が体育会系で、物静かな私の性格上合わなかったこと、またよく飲み会を開いていたのですが、お酒が飲めない、煙草を吸わない私には辛かった点。

また私は父親と二人暮らしをしております。
父が事故を起こし、てんかんなどの後遺症があるため、家を出るという選択は出来ないという旨を入社前に伝えておりましたが、一人暮らしを推奨していた会社が退職した社員が住んでいた自社の空き物件の穴埋めのために強制的に契約させられそうになったため、転職を検討いたしました。

お客様への架電。
理由としては、様々なお客様がいらっしゃるので、その場に応じた対応力を養えるため。
そしてトークマニュアルがあるのですが、いかに自分の言葉で話せるか、試行錯誤していくことにやりがいを感じていました。

次の就職先を決めないまま退職しました。
アルバイトをしながら、空き時間で転職サイト（エン転職）を活用し、気になった企業に応募していく活動をしていました。
また自分で履歴書の作成、職務経歴書なども作成しておりました。

新卒入社を2カ月で退職し、キャリアに傷が付いた状態だったので、書類選考で落ちる中で、ようやく面接まで行けたという点。

面接の中で、社長が「キャリアは確かに傷がついたかもしれないけど、うちで挽回しなよ」という言葉をいただいたのが大きかったです。

アパレル商品を仕入れ、写真撮影・写真の加工をして、大手オークションサイトなどに出品する作業に加え、売れた商品の出荷作業、商品の仕入れ、古着買取、在庫管理、アルバイトの管理など幅広い業務を行っておりました。

アパレル業界は華やかなイメージを持っていましたが、地味な作業が多いということ。
1日数十点にも及ぶ商品の写真撮影、商品の在庫管理や、競合企業がどんな商品を出品し、売れているか調査を行うなど。

洋服の生地や特徴に加え、デザインも種類がたくさんあるので、それぞれ覚えていかなければいけないこと。
また生地は繊細なので、管理方法も注意しなければいけない。
また在庫管理も細かい数字を扱いエクセル上に入力し商品の在庫の漏れがないように、慎重に作業しなければいけない点が難しく、辛かった点です。

経験がモノを言う業界なので、未経験の自分は、ひたすら先輩の業務を観察し、良いと思った点は実際に実行してみたり、休みの日は本を読み知識をインプットする時間に割いたり、実際に店舗に行き、生地やデザインの違いについて勉強していました。

自分が撮影、加工をした商品が、高く売れた時。
オークションサイトに出品も行っていたのですが、会社で売れないと判断した商品を、自分が工夫しながら、撮影、加工し出品したところ高く売れ、それ以降その商品を毎回仕入れることが出来た時はやりがいを感じました。

成功でした。

キャリアの浅かった私は、社会経験も浅かったです。
業務以外にも上司にはビジネスマナーについて厳しく教えていただきました。
今の自分があるのは、この会社に、入社し様々なことを学んだからだと思います。

自分だったらこういう写真の画像だったらクリックするなとか考えながら、写真撮影を行い実際にクリック率が伸びた時は、かなりうれしいです。

また商品を仕入れるときは、一般の人も参加できる催事に出向くこともあったので、商品を安く買うことが出来ることので何を買うかを考えたりすることも個人的な楽しみです。

まずは、業界研究と自己分析をしっかり行うことだと思います。
業界ごとに、特徴がそれぞれ違うので、行きたい業界が本当に自分に合っているのいるのか、しっかり確認すること。そうすれば、入社後のミスマッチは防げると思います。
そして仕事を行う目的をどうするか、やりがい、お金、休み、人によって選択する理由は様々なので、自分が一番何が大事かしっかり見極めることが大事です。

私は、お金を稼ぐという目的だけで、投資用不動産の業界に入りましたが、実際は休みを充実させたかったというのが、目的だったと入社後の自己分析で判明し、失敗したので、そうならないためにもしっかり考えることが必要だと思います。

私は転職した次の会社は未経験で入社しました。ただ教えてもらうのではなく、早く戦力になるためには、何が必要か、入社して慣れるまでは、初めてのことばかりで、大変で辛いと思います。休みの日も勉強が必要だと思っています。
また「凡事徹底」という言葉が大切だと学びました。
例えば、挨拶をしっかりする、起こしたミスは2度としないように注意する、質問する前に自分で調べるなど当たり前のことですが、実際出来ていない人がいるのも事実です。
これが出来るか、出来ないかで、社内での評判に繋がると思います。