母親のうつと自身の結婚、葛藤する28歳女性へのアドバイス

母親が倒れ、うつで苦しんでいます。私のせいなのでしょうか？私は28歳女性、コメディカルの仕事をしています。母は自分が離婚して苦労したこともあり、手に職をという意味でも、私自身が医師になるか、そうでなければ医師と結婚することを望んでいました。私は浪人しましたが、どうしても医師になる動機がなく、勉強が進まず、結局今の仕事に落ち着きました。私は今の仕事が大好きなのですが、母はそれもとても残念に思っているようです。私は同じ職場の人（同じ職業です）と出会い、結婚を考えるようになりました。それまでも何回か男性とお付き合いしましたが、そのたびに母の第一声は「その人とは結婚しないんでしょ？！」でした。私はそれがストレスで、本当に結婚したい人と出会うまでは何も言わないでおこうと考えて過ごしていました。彼としばらくお付き合いして結婚を考えるようになったので、母と食事に出かけた際「彼と結婚しようと思っています」と伝えたところ、強く叩かれ、その後母はバタリと意識を失い倒れてしまいました。彼の経済力を気にしていたのですが、結婚したら私と彼の共働きで年収800万以上です。今時やっていけない額ではないと思いますが、甘いのでしょうか？私が出産妊娠などで働けない場合を気にしているのならと、貯金をしたり、具体的なライフプランも何度もねり、お金で苦労しないように考えていることもアピールしました。ですが、それも受け入れられず…その後半年ほど、母はうつ状態が激しく、私も電話やメール、時には会いに行き、出来るだけサポートはしてきたつもりですが、結局は私が彼とのことをあきらめない限り何も変わらないような気がしてきてしまい、とてもつらくなってしまいました。先日も「私が死んでもいいの？」と責められました。母に死んでほしくないということと、彼と別れたくないということは別問題だと伝えても「別じゃない!!」と…。もう疲れました。母には再婚相手がおり、その方が支えてくれてはいますが、時々私に「なんて冷たい娘だ」といった内容のメールを送って来ます。最近は母のことを考えると手が震え、動機が激しくなり、熱も上がってきます。どうしたらいいのかわからないんです。誰か何かアドバイスをいただけたらと思います。まとまらない文で申し訳ありませんが、どうかお願いします。

ご相談ありがとうございます。28歳でコメディカルの職に就き、結婚を目前に控えている中で、母親のうつ病と、それに伴うご自身の葛藤を抱えているとのこと、大変お辛い状況ですね。まず、お伝えしたいのは、あなたの状況は決してあなたのせいではありませんということです。母親のうつ病は、様々な要因が複雑に絡み合って発症する病気であり、あなたの一挙手一投足が原因であるとは断言できません。

母親の期待に応えようと努力してきたあなた。医師になるという夢を諦め、今の仕事にやりがいを見出し、将来設計もしっかり立てている。それなのに、母親はあなたの幸せを認めてくれない。この状況は、あなたにとって大きなストレスとなっていることは容易に想像できます。あなたはすでに、経済的な不安を解消するための努力を十分にしており、将来設計も綿密に立てています。年収800万円以上の共働き世帯は、決して「甘い」とは言えません。むしろ、現代社会においては十分な経済力と言えるでしょう。

専門家としての見解：母親の行動の背景を探る

母親の行動の背景には、自身の離婚経験や、娘への過剰な期待、そして現在の再婚相手との関係など、様々な要因が考えられます。彼女は、あなたに自分の未達成の願望を投影し、その期待に応えてもらうことで、自身の心の空白を埋めようとしているのかもしれません。また、再婚相手からの影響も無視できません。「冷たい娘だ」というメールは、再婚相手からの影響を受けている可能性も高いです。うつ病は、本人の意思だけではコントロールできない病気です。母親の言動は、病気の症状の一つとして捉えることが重要です。

具体的なアドバイス：あなた自身を守るための行動

まずは、あなた自身の心の健康を守ることを最優先にしてください。あなたはすでに、母親を支えようと努力を続けてきました。しかし、それがあなたの心身を蝕んでいる状態では、母親もあなたも幸せにはなれません。以下に、具体的なアドバイスを提示します。

専門機関への相談：まず、あなた自身が精神科医やカウンセラーに相談することをお勧めします。専門家のサポートを受けることで、あなたの抱えるストレスや不安を軽減し、適切な対処法を見つけることができます。心の健康を維持することは、今後の生活を安定させる上で非常に重要です。
境界線を設定する：母親とのコミュニケーションにおいて、境界線を明確に設定することが重要です。常に母親の期待に応えようとするのではなく、自分の気持ちや限界を伝える練習をしましょう。「お母さんの気持ちはわかるけど、私はこうしたい」と、自分の気持ちを丁寧に伝える練習をしてみてください。母親からの攻撃的なメールや電話には、返信を控えることも有効です。必要以上に連絡を取らないことで、自分の心を守ることも大切です。
家族への相談：信頼できる家族や友人、または職場の同僚に相談してみましょう。一人で抱え込まず、周囲のサポートを得ることで、精神的な負担を軽減することができます。彼にも、あなたの状況をきちんと説明し、理解と協力を得ることが大切です。
母親への対応：母親への対応は、専門家のアドバイスを参考に、徐々に距離を置くことを検討しましょう。頻繁な連絡や面会を避け、必要最低限の連絡に留めることで、あなたの精神的な負担を軽減することができます。母親のうつ病の治療には、時間がかかります。すぐに改善が見られない場合でも、焦らず、専門家の指示に従って対応することが大切です。
自己肯定感を高める：あなたは立派なキャリアを築き、将来の計画も立てています。自分を責めるのではなく、これまでの努力や成果を認め、自己肯定感を高める努力をしましょう。趣味や好きなことに時間を使うなど、自分自身を満たす時間を大切にしてください。

ケーススタディ：似た状況を乗り越えた女性

以前、私のクライアントにも、似たような状況の女性がいました。彼女は、母親の過剰な期待と干渉に悩まされ、精神的に追い詰められていました。しかし、カウンセリングを受け、自分の気持ちを整理し、母親との距離を置くことで、徐々に心の平穏を取り戻していきました。彼女は、母親との関係を完全に断絶したわけではありませんが、自分のペースで、母親との接し方を調整し、良好な関係を築きながら、自分の幸せを追求しています。これは、時間と努力を要するプロセスですが、必ず乗り越えることができます。

[aichat_shortcode attribute=”value”]

まとめ

あなたの状況は、決してあなたのせいではありません。母親のうつ病と、それに伴う葛藤は、あなた自身を責める理由にはなりません。まずは、専門家のサポートを受けながら、あなた自身の心の健康を守り、母親との適切な距離感を保つことが大切です。そして、自分の幸せを追求する権利を忘れずに、前向きに進んでいきましょう。あなたは一人で抱え込まず、周囲の力を借りながら、この困難を乗り越えることができます。ゆっくりと、一歩ずつ進んでいきましょう。

※この記事は一般的なアドバイスであり、医学的な診断や治療に代わるものではありません。具体的な対応については、専門家にご相談ください。

コメントするコメントをキャンセル

お役立ちコンテンツ

転職体験談

転職ノウハウ

転職コラム