夫が稼げない…妻として、夫を「ダメにしない」ためにできることとは？
夫が稼げない…妻として、夫を「ダメにしない」ためにできることとは？
この記事では、40代の自営業の夫を持つ女性からの、深刻な悩みにお答えします。夫の収入が減少し、家賃の支払いもままならない状況。結婚前から経済的な自立を約束していたものの、夫の「甘え」や「無気力さ」に、妻としてどう対応すべきか苦悩しています。夫を支えたい気持ちはあるものの、依存体質になって欲しくない。そんな複雑な思いを抱えながら、夫を「ダメにしない」ために、今、何ができるのか。具体的なアドバイスと、専門家の視点を通して、その解決策を探ります。
夫が稼げません。夫婦ってなに？ 長文です。
40代前半で結婚して３年目です。夫は同世代、子供は作りません。
２人とも家で自営業。別業種です。
夫は２０代からずっと自営、私はこの１２年自営をしています。
ここ半年、夫が家賃を払えなくなって来ました。
夫の下記の状況・状態は、つき合った頃から知っていました。
●業界全体で仕事が激減している。（廃業する人も多い）
●身体的持病があって無理が利かない。（サラリーマンは無理）
●若い時から「暮らしに困らない程度に稼げばいい」というタイプ。
プロポーズの時も彼は「養うことはとてもできない」と言いました。
私はそれで構いませんでしたが、私だって彼を養えません。
だから「家賃は払える額で決め、食費・光熱費は折半、
経済的には自立していよう」ということでお互いが了解しました。
（少なくとも私はお互いが了解したと思っていました。）
家賃１３.５万……夫：妻＝５万 : ８,５万
少々高いですが、夫の仕事上、広さが必要で、私の仕事上、都心寄りなためです。
食費・光熱費は、月１人２〜３万。
夫の仕事で車が必要でその維持費は夫持ち。駐車場代はかかりません。
それが払えないって……。。
１人暮らしだとしても最低限の設定金額だと思うのに…。。
体に障害がある程ではないのに、月１０万弱を稼げないって…。。
え〜っ。。。
結婚前は「家賃滞納したことはない」「借金はない」と言っていたのに、
結婚したとたん、私に借金をするのです。
借家更新料（家賃と同比率負担）の未払いとあわせて３０万を超えました。
それって「私に甘えて慢心している」と感じるのです。
その夫の気持ちを変えるには、どう言ったらいいでしょうか。
伴侶ができたのだから安心して暮らして欲しい。そのための結婚でしょう。
でも、依存しないで欲しい。 突然の病気やケガならともかく…。
それとも、私が彼を「養う」と覚悟すればいいのでしょうか。
夫婦は助け合いだと言いますが、どこまで夫を助ければいいのでしょう。
家事……夫：妻＝ 3 : 7
夫の健康も気遣ってるつもりです…。。
数ヶ月前の話し合いはこんな感じでした。
夫：「だって仕事が来ないんだ」「払えなくて申し訳ない」
私の心の声：
申し訳ないって… 払えなくなるのを分かってて何ヶ月も何もしなかったくせに！
私：「困ったネ…。。ホントに困る…。。
私もいつ仕事が減るかわからないし、とても不安。。。
頑張って仕事を増やそうよ。 営業するとか、バイトとかも含めて。
手伝えることは手伝うから！」←冷静に責めない口調で言ったつもり。
夫：「うん、頑張ってみる」
自営業は収入に波があると言っても、夫の仕事が無いのはもう末期的なのです。
今までと違ったアプローチなり、
いっそ職を変えるなりするしか無い状況だと思います。
だから少し長い目で待つつもりでした。
だけど、その後、努力してる様子が見えないのです。
なんかイヤなことを先送りする感じに、別の用事に熱心だったり…。
問題はやはり、夫の慢心。オシリに火がついてないことだと思うのです。
期限を設定して「それまでに改善がないようなら別れる！」とまで
言った方がいいでしょうか。
宣言したからにはダメだった場合はホントに別れないと、
なおさら彼を油断させてしまいますよね。補足たくさんのご意見ありがとうございます。
とても救われる思いです。
私は彼を支えたいです。
彼が卑下したり、開き直ったり、ふてくされたり、外で借金をしたり、
逃げ出したり、ヒモになって舌を出すようになったり、
依存体質になって欲しくないんです。
妻として、男の人をダメにしないために、
今どう対応したらいいのでしょう。
働けるのに働かないなんて…そんな生き方を尊敬できません。
でも別に、私を楽させたり食わせたりして欲しい訳ではありません。
女の幻想かも知れませんが、男の人には生き生きと働いていて欲しいんです。
ご相談ありがとうございます。40代のご夫婦で、自営業を営むご主人の収入減少と、それに対するご自身の対応について、大変悩んでいらっしゃるのですね。ご主人の状況を理解しつつも、将来への不安、そしてご主人が「ダメになる」ことへの恐れ、さまざまな感情が入り混じっていることと思います。この問題は、単なる経済的な問題にとどまらず、夫婦関係、そしてお互いの人生観に深く関わるものです。今回は、この複雑な問題に対して、具体的なアドバイスと、長期的な視点での解決策を提示していきます。
1. 現状の整理：何が問題なのか？
まず、現状を客観的に整理しましょう。問題は大きく分けて以下の3点です。
- 収入の減少: ご主人の自営業の収入が減少し、家賃の支払いが困難になっている。
- 慢心と行動の欠如: 収入減少に対して、ご主人が積極的に対策を講じていないように見える。
- 将来への不安: 経済的な不安に加え、ご主人が依存的になることへの懸念。
これらの問題は、それぞれが複雑に絡み合い、解決を困難にしています。しかし、一つ一つ丁寧に紐解いていくことで、解決の糸口は見えてきます。
2. コミュニケーションの再構築：建設的な対話のために
問題解決の第一歩は、ご主人とのコミュニケーションを再構築することです。これまでの話し合いでは、感情的な対立が生じたり、具体的な行動につながらなかったりした可能性があります。建設的な対話をするために、以下の点に注意しましょう。
- 感情的にならない: 相手を責めるのではなく、問題解決に焦点を当てましょう。例えば、「家賃が払えないのは困る」と言うのではなく、「一緒に解決策を考えたい」という姿勢を示しましょう。
- 具体的な提案をする: 「頑張って」という抽象的な言葉ではなく、具体的な行動を提案しましょう。例えば、「新しい顧客を開拓するために、一緒に営業戦略を立てよう」など、具体的な行動を促す提案をしましょう。
- 相手の意見を尊重する: ご主人の置かれている状況や、抱えている悩みにも耳を傾けましょう。共感を示すことで、相手も心を開きやすくなります。
- 定期的な話し合いの場を設ける: 定期的に話し合いの場を設け、進捗状況を確認し、必要に応じて軌道修正を行いましょう。
具体的な会話の例を以下に示します。
例1：現状の確認と問題提起
「最近、仕事の状況はどう？何か困っていることはない？家賃の件もあるし、一緒に解決策を考えたいんだ。」
例2：具体的な提案と協力体制の構築
「新しい顧客を開拓するために、一緒に営業戦略を立ててみない？私が得意なのは、SNSでの情報発信だから、協力できることがあると思うんだ。」
例3：目標設定と期限の提示
「まずは、来月までに〇〇件の新規顧客を獲得するという目標を設定してみよう。もし、目標を達成できなかった場合は、別の対策を考えよう。」
3. 経済的な自立：リスクヘッジと将来への備え
ご主人の収入が不安定な状況では、ご自身の経済的な自立も重要です。万が一、ご主人の収入が回復しない場合でも、生活を維持できるように、以下の対策を検討しましょう。
- 収入源の分散: 複数の収入源を持つことで、リスクを分散できます。例えば、副業を始める、投資を始めるなど、収入源を増やすことを検討しましょう。
- 支出の見直し: 無駄な支出を削減し、貯蓄を増やすことで、経済的な余裕を生み出すことができます。家計簿をつけて、支出を把握し、見直すことから始めましょう。
- 資産形成: 将来のために、資産形成を始めましょう。iDeCoやNISAなどの制度を活用することで、税制上のメリットを受けながら、資産を増やすことができます。
- 専門家への相談: 資産運用や保険など、専門的な知識が必要な場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談しましょう。
4. キャリアチェンジの検討：新たな可能性を探る
ご主人の現在の仕事が、将来的に厳しい状況である場合、キャリアチェンジも選択肢の一つとして検討しましょう。ご主人のスキルや経験を活かせる、新たな職種を探すことで、収入の安定化を図ることができます。
- 自己分析: ご主人の強みや興味のある分野を洗い出し、どのような仕事が向いているのかを分析しましょう。
- 情報収集: 転職サイトや求人情報誌などを活用し、求人情報を収集しましょう。また、業界の動向や、必要なスキルについても調べてみましょう。
- スキルアップ: 新しい職種に必要なスキルを習得するために、セミナーや研修に参加したり、資格を取得したりすることも有効です。
- 転職エージェントの活用: 転職エージェントは、求人情報の提供だけでなく、キャリア相談や面接対策など、転職活動を全面的にサポートしてくれます。
キャリアチェンジの際の注意点
- 無理のない範囲で: 身体的な持病がある場合は、無理のない範囲で仕事を選ぶようにしましょう。
- 家族との合意: キャリアチェンジは、ご夫婦にとって大きな決断です。事前に、よく話し合い、お互いの理解を得てから行動しましょう。
- 焦らない: 転職活動は、時間がかかることもあります。焦らず、じっくりと自分に合った仕事を探しましょう。
5. 夫婦関係のバランス：支え合いと自立の調和
夫婦関係において、支え合いは大切ですが、過度な依存は、関係を悪化させる可能性があります。お互いが自立した関係を築くために、以下の点に注意しましょう。
- 役割分担の見直し: 家事や育児など、役割分担を見直し、お互いの負担を軽減しましょう。
- 感謝の気持ちを伝える: 感謝の気持ちを言葉で伝えることで、お互いの関係が良好になります。
- パーソナルスペースの尊重: お互いのプライベートな時間や空間を尊重し、干渉しすぎないようにしましょう。
- 共通の趣味を持つ: 共通の趣味を持つことで、一緒に過ごす時間が増え、絆が深まります。
- 専門家への相談: 夫婦関係に問題を抱えている場合は、夫婦カウンセラーなどの専門家に相談することも有効です。
自立を促すための具体的な行動
- 金銭管理の明確化: 共同口座と個人口座を使い分け、金銭管理を明確にしましょう。
- 責任の分担: 家賃や生活費の負担割合を明確にし、お互いが責任を持って支払うようにしましょう。
- 自己肯定感を高める: ご主人の良い点を認め、褒めることで、自己肯定感を高め、自信を持たせましょう。
6. 専門家の意見：客観的な視点とサポート
問題が複雑で、自分たちだけでは解決できないと感じた場合は、専門家の意見を求めることも有効です。専門家は、客観的な視点から問題点を分析し、具体的なアドバイスをしてくれます。
- ファイナンシャルプランナー: 経済的な問題について、専門的なアドバイスを受けることができます。
- キャリアコンサルタント: キャリアチェンジや、仕事に関する相談ができます。
- 夫婦カウンセラー: 夫婦関係の問題について、カウンセリングを受けることができます。
- 弁護士: 法的な問題について、相談することができます。
専門家への相談は、問題解決の糸口を見つけるだけでなく、精神的な負担を軽減する効果もあります。一人で抱え込まず、積極的に専門家のサポートを受けましょう。
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7. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
ご主人の収入減少という問題は、夫婦関係、そしてお二人の将来に大きな影響を与える可能性があります。しかし、問題の本質を理解し、適切な対策を講じることで、必ず解決の道は開けます。重要なのは、諦めずに、ご主人と協力して、未来への一歩を踏み出すことです。
今回の問題解決のために、以下のステップを実践しましょう。
- 現状の整理: 問題点を明確にし、優先順位をつけましょう。
- コミュニケーションの再構築: 建設的な対話を通して、問題解決への意識を共有しましょう。
- 経済的な自立: リスクヘッジと将来への備えを行いましょう。
- キャリアチェンジの検討: 新たな可能性を探ることも視野に入れましょう。
- 夫婦関係のバランス: 支え合いと自立の調和を目指しましょう。
- 専門家の意見: 必要に応じて、専門家のサポートを受けましょう。
これらのステップを実践することで、ご主人の収入問題を解決し、より良い夫婦関係を築き、明るい未来を切り開くことができるはずです。困難な状況ではありますが、諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。
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