夫の暴力と離婚、そして帰省…今、あなたができること

夫に出ていけと言われました。かなりキレやすい夫で、とにかく暴言がひどく、時に暴力を振るいます。今回は顔の形が変わるほど殴られ体中もあざだらけです。ただ夫婦喧嘩ですから、私にも非があるのは理解しています。詳細は言えませんが、「人間のクズ、出ていけ」と言われました。今まで、同じような目に合っても我慢してきましたが限界です。実家は(関西←→関東)少し遠いです。本当は８月下旬に子供二人(3歳、10ヶ月)を連れて遊びに帰る予定でした。親に心配をかけたくなかったので夫のキレ症については一切相談してませんし、そんな理由で帰省したこともありません。ちなみに夫の両親(近所に住んでいて自営業。夫も一緒に働いています)も、夫の荒れた性格は理解して、いつも味方になってくれてます。義両親にはもう迷惑ばかりかけたくないし、２児の母が恥ずかしい話ですが、私自身実家が恋しいです。本当ならこんな理由で帰りたくないですが。。明日子供も連れて帰っていいですか。我慢するべきですか。もう挫けそうです。。叱咤は今の心の状態から遠慮させていたします。乱文ですいません。よろしくお願いします。

まず、あなた自身の安全を確保することが最優先です

ご相談ありがとうございます。顔の形が変わるほどの暴力を受けて、体中がアザだらけとのこと。まずは、ご自身の安全と、お子様たちの安全を確保することが最優先です。現状は、極めて危険な状況にあります。「夫婦喧嘩だから私にも非がある」とおっしゃっていますが、どんな理由があっても、暴力は許されるものではありません。 夫の暴言や暴力は、あなたやお子様たちの心身に深刻なダメージを与えています。

今回の件は、単なる「夫婦喧嘩」の範疇を超えた、DV（ドメスティックバイオレンス）に該当する可能性が高いです。DVは、加害者側の問題であり、あなたに責任はありません。そのことをまず、しっかりと認識してください。

明日、実家に帰るべきか？

結論から言うと、明日、お子様たちと実家に帰るべきです。 現状の危険な環境から一刻も早く脱出することが、あなたと子供たちを守るために最も重要な行動です。

８月下旬の帰省予定を早めることは、親御さんへの心配を避けるためにも、正直に状況を説明することが大切です。「夫の暴力で、怪我をしてしまった。子供たちと安全な場所に避難したい」と伝えれば、親御さんも理解してくれるはずです。心配をかけたくなかった気持ちも分かりますが、あなたの安全と子供たちの安全を優先してください。 これは、決して恥ずかしいことではありません。

我慢するべきではない理由

DVは、一度や二度で終わるものではありません。今回のような激しい暴力は、今後さらにエスカレートする可能性が高いです。我慢すればするほど、状況は悪化し、あなたと子供たちの危険は増していく一方です。 我慢は、決して解決策ではありません。

また、夫の両親が夫の味方をしているという状況も、あなたにとって大きな負担となっていると思います。しかし、義両親の考えや行動は、あなたの状況を変えるものではありません。あなたの安全と子供たちの幸せを最優先し、適切な行動を取ることが重要です。

具体的な行動計画

1. **警察への相談:** まずは、最寄りの警察署に相談しましょう。身体的傷害を受けている証拠（写真など）があれば、提出してください。警察は、あなたと子供たちの安全を守るための適切なアドバイスや支援をしてくれます。警察への相談は、あなたを責めるためではなく、あなたを守るために行われるものです。

2. **DV相談窓口への相談:** 全国各地にDV相談窓口があります。専門の相談員が、あなたの状況を丁寧に聞き取り、適切なアドバイスや支援をしてくれます。相談は無料で、匿名での相談も可能です。インターネットで「DV相談窓口」と検索すれば、お住まいの地域の情報を見つけることができます。

3. **一時保護施設の利用:** 警察やDV相談窓口を通じて、一時保護施設の利用を検討しましょう。一時保護施設は、DV被害者とその子供たちを安全に保護するための施設です。生活の支援や、今後の生活設計に関する相談なども受けられます。

4. **弁護士への相談:** 離婚や養育費、慰謝料などの問題については、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、あなたの権利を守り、適切な法的措置を講じるためのサポートをしてくれます。

ケーススタディ：勇気を出して一歩を踏み出したAさん

以前、私のクライアントに、Aさんという女性がいました。 Aさんも、夫からのDVに長年悩んでいました。子供もおり、実家も遠いため、なかなか相談できずにいましたが、ある日、夫から激しい暴力を振るわれ、恐怖を感じて、初めて相談窓口に連絡しました。

最初は不安と恐怖でいっぱいでしたが、相談窓口のスタッフの温かいサポートを受け、一時保護施設に入所。弁護士の力を借りながら、離婚手続きを進め、現在では子供たちと穏やかな生活を送っています。 Aさんは、勇気を出して一歩を踏み出したことで、新しい人生を手に入れることができました。

専門家の視点：DVからの脱出は決して一人ではありません

DV被害者は、罪悪感や恐怖感から、なかなか周囲に助けを求められないことが多いです。しかし、あなたは決して一人ではありません。 多くの支援機関が、あなたをサポートするために存在しています。勇気を出して、助けを求めることをためらわないでください。それは、あなた自身と子供たちを守るための、最も重要な一歩です。

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まとめ

今回の状況は、非常に危険な状態です。まず、あなた自身の安全と子供たちの安全を最優先し、明日、実家に帰ることをお勧めします。そして、警察やDV相談窓口に相談し、適切な支援を受けてください。我慢する必要はありません。あなたは一人ではありません。多くの支援機関が、あなたをサポートしています。勇気を出して、一歩を踏み出してください。新しい人生を歩むための第一歩は、今、あなたの手の中にあります。そして、専門家への相談は、状況を改善し、未来を切り開くための重要なステップとなります。迷わず、相談することをお勧めします。

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