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派遣会社による厚生年金未払い問題への対処法:転職コンサルタントからのアドバイス

派遣会社による厚生年金未払い問題への対処法:転職コンサルタントからのアドバイス

給料から引かれているのに厚生年金がかかっていない。 昨年の6月30日にとある派遣会社を解雇されたのですが厚生年金代がお給料から引かれてるいるにもか変わらず 6月29日付けで国民年金に切り替え手続きされており6月の年金が未払い(厚生年金がかかってない)の状態である事がこの度再別会社を退職した為、健康保険を切り替えに訪れた市役所で役員の方に指摘され判明しました。 お給料は月末締の翌15日払いなので7月に振込まれた6月分のお給料から厚生年金代が間違いなく引かれており明細も保管してあります。6月30日に解雇する旨を記載した解雇通知書もあります。 保険は全国健康保険協会の物でしたが国民健康保険資格取得日が7月1日になっているので問題ないと思うのですが(健康保険料も当然お給料から引かれています。)厚生年金が6月29日付けで手続きされた様です。 役所の方に会社に連絡して訂正してもらうか、再度払い治すかのどちらかだと言われました。 間違いなく給料から引かれていて払っているのに払い治すのは納得できないので、すぐ派遣会社に連絡しましたが電話にでた事務の方は分からないと言った為、営業マン件社長の携帯番をきき電話しましたが不在だった為SMSで要件を伝えましたが返事も来ず無視されています。 務め始めた時前職が突然の倒産で本当にお金がなくて生活が安定するまでの3ヶ月程週払いしてもらっていたのですがそれを理由に社会保険に加入させてもらえず結局一年一ヶ月務めて社会保険に加入できたのは最後の三ヶ月(週払いを辞める時に社会保険の話を私からしたのですが私が無知だった為加入しなければいけない事を知らず、加入しなければいけないのかと派遣会社社長に聞いた所、加入しなくても問題ないと言われそのままにしてしまったのです)ひょんな事からそれが不法だと分かり最後の三ヶ月のみ加入になりました。 当然派遣先は私の社会保険代を派遣会社に払っていると思うので派遣会社はそれをくすねた。という状態になり派遣会社社長は私に貴方がお金ないって言うから貴方の為を思って黙っていたのに!と言い出す始末。 こんな派遣会社なので厚生年金の件もまともに対応してもらえないと思うのですがない寝入りして再度払うしかないでしょうか? どうかアドバイスをお願い致します。 社会保険の件については無知すぎた私に非がある事は理解していますのでご指摘はご遠慮下さいませ。

結論:まずは書面で内容証明郵便を送付し、未払いの厚生年金と、過去の社会保険未加入問題について、法的措置も視野に入れた対応を検討しましょう。

ご相談ありがとうございます。派遣会社による厚生年金未払い、そして過去の社会保険未加入問題、大変な状況におかれていると思います。まず、冷静に状況を整理し、適切な対応を取ることが重要です。今回のケースは、労働者派遣法違反社会保険法違反に該当する可能性が高いです。

1. 現在の状況の整理

現状を整理すると、以下の問題点が浮き彫りになります。

  • 厚生年金未払い:6月分の給与から厚生年金保険料が天引きされているにもかかわらず、厚生年金機構に支払われていない。
  • 過去の社会保険未加入:就労開始から10ヶ月間、社会保険に加入していなかった。これは労働基準法違反の可能性がある。
  • 派遣会社の対応:派遣会社は問題を無視、または不誠実な対応をしている。

これらの問題は、単独でも深刻ですが、併せて発生していることで、派遣会社の悪質な行為を強く示唆しています。放置すると、あなたの経済的損失だけでなく、将来の年金受給にも影響が出かねません。

2. 行動計画:具体的なステップ

まずは、以下のステップで対応を進めていきましょう。

  1. 証拠の整理と保管:給与明細、解雇通知書、国民年金保険料の納付証明書など、全ての関連書類を大切に保管してください。これらの書類は、今後の交渉や訴訟において重要な証拠となります。
  2. 内容証明郵便の送付:派遣会社に対して、内容証明郵便で問題点を明確に伝え、未払いの厚生年金保険料の支払いを請求しましょう。過去の社会保険未加入についても触れ、法的措置も辞さない姿勢を示すことが重要です。内容証明郵便は、証拠として有効なだけでなく、派遣会社に強い圧力をかける効果があります。
  3. 厚生年金機構への相談:厚生年金機構にも状況を説明し、相談しましょう。彼らは専門家であり、適切なアドバイスや手続きのサポートをしてくれます。場合によっては、機構が直接派遣会社に働きかけてくれる可能性もあります。
  4. 弁護士への相談:派遣会社の対応が悪質な場合、または交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、あなたの権利を保護し、適切な法的措置を講じるためのサポートをしてくれます。労働問題に強い弁護士を選ぶことが大切です。

3. 成功事例と専門家の視点

過去に、同様のケースで、内容証明郵便を送付した結果、派遣会社が未払い分の社会保険料を支払った事例があります。また、弁護士を介して訴訟を起こし、未払い分だけでなく、損害賠償も請求できた事例もあります。ただし、訴訟は時間と費用がかかるため、まずは交渉による解決を目指しましょう。

専門家の視点として、今回のケースは、派遣会社が故意に社会保険料を未払いにしていた可能性が高いです。これは、労働基準法違反であり、刑事罰の対象となる可能性もあります。また、過去の社会保険未加入問題についても、派遣会社に責任がある可能性が高いです。派遣会社は、労働者に対して社会保険に加入させる義務があります。それを怠ったことは、重大な違法行為です。

4. 具体的な内容証明郵便の書き方

内容証明郵便には、以下の点を明確に記載しましょう。

  • 事実関係:いつからどこで働いていたか、給与明細から厚生年金保険料が天引きされていたこと、解雇されたこと、国民年金に切り替えられていたことなどを具体的に記述します。
  • 法的根拠:労働基準法、社会保険法などの関連法規を引用し、派遣会社の違法性を明確に示します。
  • 請求内容:未払いの厚生年金保険料の支払いを明確に請求します。過去の社会保険未加入についても、未納分や損害賠償の請求を検討しましょう。
  • 期限設定:いつまでに回答を求めるか、期限を明確に設定します。
  • 法的措置:交渉が不調に終わった場合、法的措置を取ることを示唆します。

5. よくある質問

Q:内容証明郵便の作成は難しいですか?

A:法律の専門知識が必要なため、弁護士に依頼するか、法務局などで相談するのがおすすめです。ひな形を参考に作成することもできますが、正確な記述が重要です。

Q:弁護士に相談する費用はどれくらいかかりますか?

A:弁護士費用は、弁護士によって異なりますが、相談料は無料の場合が多いです。事件を受任した場合、成功報酬型や時間制など、様々な料金体系があります。事前に弁護士と相談して確認しましょう。

Q:派遣会社が応じなかった場合はどうすればいいですか?

A:弁護士に相談し、訴訟手続きを進めることを検討しましょう。証拠をしっかり揃えておくことが重要です。

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まとめ

今回のケースは、派遣会社による重大な違法行為の可能性が高いです。決して泣き寝入りせず、積極的に権利を行使しましょう。内容証明郵便の送付、厚生年金機構への相談、弁護士への相談など、段階的に対応を進めることが大切です。早期解決のためにも、迅速な行動を心がけてください。一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、問題解決を目指しましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談には対応できません。具体的な対応は、専門家にご相談ください。

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