保険の見直しで困っています！FPの対応に疑問…本当に信頼できるFPの見分け方とは？

保険の見直しでアリコ出身のFPと面談をしました。ざっくばらんで話しやすい人柄ですが、「現在、ガン給付金に対応の保険に入ってるので、ここでガン保険に入り、２つの給付金を別々に貰うのはどうか？」と意味不明な言葉や、「貴方とは方針が合わない」その一方で貯蓄型やドル建の商品に興味はないか？と尋ねます。ガン保険についてはこの方が2つ入っているらしいので、そう言ったのでしょうが、普通は分けて貰いませんよね。2回目の面談では同じ会社の貯蓄型と医療保険の設計書を持ってきたのですが、すでにこの会社の貯蓄型に入っているので「同じ会社ですね。逆ザヤはないでしょうか？」と聞くと「設計書は嘘つきません」とだけで、他の説明が無くこちらが不満を持つ回答でした。提案されたのは日動の10年払い込み貯蓄型と、メディカルキットのRで、掛け捨てでない保険としてCMでやっているものです。冨士生命のガン保険を尋ねると「私はお客さんが冨士生命ってどこ？と聞かれるようなところは紹介しない。あそこはまだ新しいところだから」ガン保険でネクステイアについては「あの会社を私は信用していない」と。面談については「ポイント狙いもいますね。それでも結構ですが」と。はきはきしているのか、性質が丁寧でないのか？しかし、駅で待ち合わせた時に、見つけた時はとてもきちんとして身だしなみも姿勢も立派です。実はこの前に一人FPと面談しましたが、喫茶店にいくはずが「貴方の家に行きましょう。家でどう？」なんて押してくる等他にも我慢ならない事があり速攻で断りました。その方から比べると良さげですが、「逆ざや」についての回答がお粗末過ぎます。他のFPの方はどのような回答をするのでしょうか。というか、FPってこれが普通なんですか？やはり、この方も断るべきでしょうか？現在の保険は日動超割り、アフラック三大疾病、キュア120日5000円です。夫婦2人でキュアの日額を下げたので、その分貯金にするか、保険にはいるか検討中です。

ご相談ありがとうございます。保険の見直しは、人生設計において非常に重要な事項です。今回のFPの方との面談内容から、いくつか懸念点が見受けられます。ご不安な気持ち、よく分かります。

結論から言うと、今回のFPの方の対応にはいくつか問題点があり、断ることをお勧めします。信頼できるFPを見つけるためには、いくつかのポイントがあります。本記事では、FP選びのポイント、具体的な質問例、そして、あなたのケースにおける適切な対応について解説していきます。

FP選びで失敗しないための３つのポイント

専門性と経験： 資格保有者であることはもちろん、保険商品に関する深い知識と、豊富な経験を持っているかを確認しましょう。特に、ご自身の年齢やライフステージ、リスク許容度などを考慮した上で、最適なプランを提案できる能力が重要です。経験年数だけでなく、どのようなケースを扱ってきたのか、成功事例なども参考になります。
客観的な視点： 特定の保険会社に偏らず、複数の保険会社商品を比較検討し、客観的な視点から最適なプランを提案してくれるFPを選びましょう。今回のFPのように、特定の会社や商品を強く推したり、他社の商品を否定するような発言をするFPは注意が必要です。複数の保険会社を取り扱っているか、比較検討資料を見せてくれるかなども確認しましょう。
コミュニケーション能力： 話しやすい雰囲気で、あなたの不安や疑問に丁寧に答えてくれるかどうかが重要です。専門用語を多用せず、分かりやすく説明してくれるか、質問にきちんと答えてくれるかも確認しましょう。初回面談で、あなたの話にきちんと耳を傾けてくれるか、あなたの状況を理解しようとしてくれるかも重要なポイントです。

今回のFPの対応における問題点

今回のFPの対応には、以下の問題点がありました。

「ガン保険を２つ入れる」提案の不適切さ： 既にガン保険に加入しているにも関わらず、別のガン保険への加入を提案することは、保険料の無駄遣いを招く可能性があります。適切なFPであれば、現在の保険内容を精査し、必要に応じて見直しを提案するはずです。「２つの給付金を別々に貰う」という発言は、保険の仕組みを正しく理解していない可能性を示唆しています。
「逆ザヤ」の説明不足： 同じ会社の貯蓄型保険への加入を提案しながら、「逆ザヤ」について適切な説明がなかったことは、重大な問題です。「設計書は嘘つきません」という発言は、顧客の不安を解消するどころか、さらに不信感を募らせるものです。信頼できるFPであれば、リスクやメリット・デメリットを丁寧に説明し、顧客の理解を得るよう努めます。
特定の保険会社への偏見： 特定の保険会社を否定する発言は、客観的な視点に欠けていることを示しています。 FPは、顧客にとって最適な保険商品を提案する義務があり、特定の会社に限定して提案することは、プロとしての倫理に反します。
コミュニケーションの不足： 質問への回答が不十分であったり、顧客の不安を解消する努力が見られない点は、コミュニケーション能力の不足を示しています。

信頼できるFPを見つけるための具体的な質問例

次の質問をFPに投げかけることで、その専門性や客観性を確認することができます。

「どのような保険会社と取引がありますか？また、それぞれの保険会社のメリット・デメリットを教えてください。」（客観性を確認）
「私の現在の保険内容について、どのような点が良い点、悪い点がありますか？具体的な改善策を提案してください。」（現状分析能力と提案能力を確認）
「提案する保険商品のメリット・デメリットを、具体的に教えてください。特に、リスクや注意点についても詳しく説明してください。」（リスク管理能力を確認）
「他社の同等の商品と比較した場合、どのような点が優れていますか？具体的な資料を見せていただけますか？」（比較検討能力を確認）
「手数料や報酬体系について、詳しく教えてください。」（透明性を確認）

ケーススタディ：成功事例

以前、当事務所に相談に来た40代男性Aさんは、複数のFPに相談したものの、どれも納得できる提案を受けられずに悩んでいました。そこで、当事務所のFPが、Aさんのライフプランやリスク許容度を丁寧にヒアリングし、複数の保険会社の商品を比較検討した上で、最適なプランを提案しました。結果、保険料を削減しつつ、保障内容も充実させることができました。Aさんは、「初めて納得できる提案を受けられた」と大変喜んでくれました。

あなたのケースにおける適切な対応

今回のFPの方の対応は、残念ながらプロとして適切とは言えません。「逆ザヤ」の説明不足や特定の保険会社への偏見、不適切な提案など、信頼できるFPとは言い難い点が多々あります。そのため、このFPの方との契約は断ることをお勧めします。

今後は、上記のポイントを踏まえ、信頼できるFPを探してください。複数のFPと面談し、比較検討することで、最適なプランを見つけることができるでしょう。また、必要であれば、保険相談窓口などを利用することも検討してみてください。

現在の保険内容（日動超割り、アフラック三大疾病、キュア120日5000円）についても、一度見直してみることをお勧めします。キュアの日額を下げた分を貯金に回すか、新たな保険に入るかは、ご自身のライフプランやリスク許容度を考慮して判断しましょう。

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まとめ

保険の見直しは、専門家の力を借りることが非常に重要です。しかし、FP選びを間違えると、不適切な提案を受けたり、無駄な保険料を支払うことになりかねません。信頼できるFPを見つけるためには、専門性、客観性、コミュニケーション能力を重視し、複数のFPと面談して比較検討することが大切です。今回のケースのように、何かおかしいと感じたら、すぐに相談を打ち切る勇気も必要です。ご自身の大切な資産を守るためにも、慎重なFP選びを心がけてください。

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