将来の生活不安と年金生活｜65歳定年退職後の生活設計と経済的不安への対処法

暗い話で申し訳ありません。将来の生活不安により暗澹たる気分です。何卒お知恵を貸して下さい。私はいずれ生活保護を受けるしかないでしょうか？昨今の状況では申請が通るかどうか微妙ですが。父は早くに死亡しています。ほとんど母子家庭でした。弟が一人います。私は就職して一人暮らしをしました。数年経って母が同居と扶養を懇願してきました。当時母は自営業に失敗し家を処分しました。無資産・無収入（無年金）です。母の希望を受け入れ、以降独身のまま母を扶養しています。別居で独身の弟は低賃金の非正規労働者で頼れません。弟の多額の借金は連帯保証人の私が返済しました。その後私は難治性のうつ病を患い休職と復職を繰り返しました。収入は激減、貯蓄もかなり減りました。そして一昨年定年退職しました。うつ病のため働けず収入は年金だけです。今の受給額は税込で年１３０万円、６５歳で年２００万円ですが母を扶養するには不足です。支出は月２５万ほどです。入院などの突発事態があれば更に増えます。母は要介護状態ですが命に関わる病気は無く長命と思われます。私では介護困難なのでヘルパーさんに来ていただいています。家賃は月６万５千円、医療費と母の介護サービス利用料（介護保険を適用）はそれぞれ月２万５千円ほどです。数年は退職金で生活可能です。家事に手間をかければ支出低減可ですが今の私には困難です。酒・タバコに削減余地がありますがこの程度では不足です。精神科の主治医によると、うつ病では障害年金の受給は困難です。自立支援医療の適用は受けています。生命保険は母の方は満期となり私の方は解約しました。他の保険には加入していません。現金以外の資産はありません。私に財政計画がなかった事が敗因である事は重々承知しております。先行き考えず安易に支出しました。でも今では取り返せません。長文、失礼しました。

ご相談ありがとうございます。65歳定年退職後、年金収入だけでは生活が厳しい状況、そしてご自身のうつ病とご母の介護、さらに弟さんの借金問題を抱え、将来への不安を感じられているとのこと、大変お辛い状況だとお察しします。生活保護を検討されているとのことですが、まずは現状を整理し、具体的な対策を検討していきましょう。ご自身の状況を詳細に説明していただきありがとうございます。これらを踏まえ、一つずつ解決策を探っていきます。

現状分析と課題の整理

まず、現状を整理すると、以下の課題が見えてきます。

収入不足：年金収入だけでは生活費を賄えず、赤字の状態。
介護負担：ご母の要介護状態による介護費用負担が大きい。
健康問題：うつ病による収入減と生活への影響。
貯蓄不足：退職金で数年はしのげるものの、長期的な展望に不安が残る。
生活費削減の困難さ：ご自身の健康状態から、生活費の削減に限界がある。

具体的な解決策の提案

これらの課題を解決するために、以下の対策を検討してみましょう。

１．収入の増加

年金収入だけでは不足しているため、追加収入を得る方法を検討する必要があります。現状ではうつ病のためフルタイムでの就労は難しいかもしれませんが、以下の選択肢があります。

パートタイムまたはアルバイト：ご自身の体調と相談しながら、できる範囲で仕事を見つける。
在宅ワーク：データ入力やライティングなどの在宅ワークは、時間や場所を選べるため、体調に合わせて働くことができる。
副業：得意なスキルを活かした副業で収入を得る。

ハローワークや転職サイト、クラウドソーシングサイトなどを活用して、自分に合った仕事を探してみましょう。無理のない範囲で始めることが重要です。

２．支出の削減

生活費の削減も重要です。家計簿をつけ、支出を詳細に把握することで、削減できる部分が見えてきます。具体的には、以下の点を検討してみましょう。

住居費の見直し：家賃の安い物件への転居を検討する。
光熱費の節約：節電・節水に努める。
食費の削減：自炊を増やし、外食を減らす。
通信費の見直し：プランを見直すことで節約できる。

ただし、ご自身の健康状態を考慮し、無理のない範囲で削減を行うことが重要です。専門機関の相談窓口などを活用し、生活費削減のアドバイスを受けるのも良いでしょう。

３．公的支援制度の活用

生活保護の申請を検討されているとのことですが、まずは他の公的支援制度の活用を検討しましょう。

障害年金：うつ病の症状によっては、障害年金の受給が可能かもしれません。主治医と相談の上、申請を検討してみましょう。
介護保険：既に利用されているとのことですが、介護サービスの内容を見直し、より効率的な利用方法を検討しましょう。介護支援専門員（ケアマネージャー）に相談することをお勧めします。
低所得者向け住宅支援：家賃補助制度などを活用することで、住居費を軽減できる可能性があります。
生活困窮者自立支援制度：生活に困窮している方を対象とした支援制度です。相談窓口に相談してみましょう。

これらの制度は、それぞれ申請条件や手続きが異なりますので、事前に詳細を確認し、必要に応じて専門機関に相談しましょう。

４．専門家への相談

一人で抱え込まず、専門家への相談も有効です。社会福祉士や民生委員、弁護士などに相談することで、具体的な解決策を見つけることができます。また、地域包括支援センターなども相談窓口として活用できます。

ケーススタディ：類似事例からの学び

過去に、同様の状況で生活に困窮していた60代女性Aさんの事例があります。Aさんは、夫の死後、一人暮らしをしながらパートで働きながら生活していましたが、病気療養のため退職。年金収入だけでは生活が厳しく、生活保護を申請するかどうか悩んでいました。当事務所では、まず、Aさんの収入と支出を詳細に分析し、生活費削減策を提案。同時に、障害年金申請を支援しました。結果、障害年金を受給できるようになり、生活が安定しました。Aさんのケースでは、専門家のサポートを受けることで、生活保護に頼らず、自立した生活を続けることができました。

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まとめ

現状の生活不安は、収入不足、介護負担、健康問題、貯蓄不足などが複雑に絡み合っていることが原因です。生活保護も一つの選択肢ではありますが、まずは収入の増加、支出の削減、公的支援制度の活用、専門家への相談を検討することで、状況を改善できる可能性があります。焦らず、一つずつ解決策に取り組むことで、将来への不安を軽減できるはずです。一人で抱え込まず、周囲の力を借りながら、前向きに進んでいきましょう。当事務所でも、必要に応じてサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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