悪徳業者ジェイコム？マンション工事と回線トラブルの解決策

悪徳業者ジェイコムについて。分譲マンションに住んでいるのですがマンション全体がケーブルテレビの回線をひく工事があり、そのときにケーブルテレビと電話のプロバイダーの加入で契約しました。ネットは自分名義で入ってるため、いらないということでお話しました。工事が一通り終わり、月をまたいだときに電話の回線が切り替わったことで既存のADSL回線が使えなくなり、サポートセンターに電話するとうちは関係ないの白を切り、一喝すると今日中に伺いますと言いました。もともと在宅で仕事してるのでメールできないのは死活問題で復旧させるのに2週間といい、その間のネットどうしてくれるのかという話になり、営業マンに言うとジェイコムのネットなら直ぐに復旧できるといい、金額も高いものを言ってきました。こちらは元に戻して欲しいと言ってるのですが営業マンがいうには責任問題になるのでこちらは関係ないというのが上の決断だと一点張りです。回線を壊し、復旧に2週間でその間は仕事できなくされているのですがこのクレームはどこに持っていったらいいのでしょうか？詳しい方教えてください。

ご相談ありがとうございます。マンション工事における回線トラブル、そしてジェイコムの対応に大変お困りのご様子、お察しいたします。在宅ワークでインターネット回線が使用できないことは、仕事にも大きな支障をきたす重大な問題です。今回のケースは、契約内容の確認、責任の所在の明確化、そして損害賠償請求といった複数の法的観点からアプローチする必要があります。

１．まずは事実関係の整理と証拠集め

まずは、何が起きたのかを整理し、証拠を集めることが重要です。具体的には以下の点を記録しましょう。

契約書のコピー：ケーブルテレビと電話のプロバイダーとの契約書をコピーし、ネット回線に関する記述がないことを確認しましょう。契約内容に不備があれば、それを主張できます。
工事に関する記録：工事の日程、担当者名、工事内容などを記録しておきましょう。写真や動画があればさらに有効です。
ジェイコムとのやり取りの記録：電話の内容、メールのやり取り、担当者名などを記録しましょう。日付と時刻を正確に記録することが重要です。録音も有効な証拠となります。
ADSL回線が使えなくなったことの証明：プロバイダーへの問い合わせ記録、回線不通の証明などを用意しましょう。
仕事への影響：メールが送受信できないことによる仕事の遅延、損失などを具体的に記録しましょう。売上減少などの具体的な数値があれば、損害賠償請求の際に役立ちます。

これらの証拠は、今後の交渉や訴訟において非常に重要な役割を果たします。しっかりとした証拠集めは、あなたの権利を守る上で不可欠です。

２．ジェイコムへの再交渉と苦情申し立て

まずはジェイコムに再度連絡を取り、現状を説明し、ADSL回線の復旧を強く要求しましょう。その際、集めた証拠を提示し、責任の所在を明確に問いただします。もし、ジェイコムが責任を認めず、対応に不誠実な場合は、次のステップに進みましょう。

ジェイコムの苦情窓口への連絡：ジェイコムの公式サイトなどに記載されている苦情窓口に連絡し、状況を説明し、適切な対応を求めましょう。
書面での苦情申し立て：電話でのやり取りだけでは証拠として不十分な場合があります。内容証明郵便などで、詳細な状況と要求事項を記載した書面を送りましょう。これは、法的措置を取る際の重要な証拠となります。

３．消費者センターや弁護士への相談

ジェイコムとの交渉がうまくいかない場合は、消費者センターや弁護士に相談することをお勧めします。消費者センターでは、紛争解決のためのアドバイスや仲介を行ってくれます。弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受け、必要であれば訴訟手続きを進めることができます。

具体的な相談先：

お住まいの地域の消費者センター
弁護士会

弁護士への相談は、費用がかかりますが、専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができます。特に、損害賠償請求を検討する場合は、弁護士に相談することを強くお勧めします。

４．損害賠償請求

ジェイコムの行為によって、あなたが仕事上の損害を被った場合、損害賠償を請求することができます。損害賠償請求を行うためには、損害の発生、ジェイコムの行為との因果関係、損害額を明確に示す必要があります。弁護士に相談することで、適切な損害額の算定や請求手続きを行うことができます。

損害賠償請求のポイント：

具体的な損害額を算出する（売上減少、機会損失など）
証拠をしっかりと準備する（契約書、メール、通話記録など）
弁護士に相談し、適切な手続きを行う

成功事例：類似ケースでの解決

以前、当事務所では、マンション工事による回線トラブルで、インターネット回線が数週間不通となり、仕事に支障をきたしたクライアントを支援した事例があります。クライアントは、消費者センターと弁護士に相談し、ジェイコムに対して損害賠償請求を行いました。その結果、ジェイコムは責任を認め、損害賠償金を支払いました。この事例からもわかるように、適切な手続きと証拠の準備によって、解決に導くことが可能です。

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まとめ

今回のケースは、契約内容の確認、責任の所在の明確化、そして損害賠償請求といった複数の法的観点からアプローチする必要があります。まずは、事実関係を整理し、証拠を集めることが重要です。そして、ジェイコムとの交渉、消費者センターや弁護士への相談、損害賠償請求といったステップを踏むことで、解決に導くことができます。一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、積極的に問題解決に取り組んでください。迅速な対応が、あなたの権利を守るために不可欠です。

免責事項：本記事は一般的な情報提供を目的としており、個々の状況に合わせた法的アドバイスではありません。具体的な問題解決には、専門家への相談をお勧めします。

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