離婚と別居、自営業者の財産分与に関する不安解消ガイド

離婚する前の別居について。また、自営業者の財産分与について。長文になりますが、質問させて頂きます。私25才、主人38歳、娘3才で、夫婦で自営業をしており、娘は日中(9時～5時)保育園に通っております。結婚して4年になりますが、その間主人から胸ぐらをつかまれる、壁に突き飛ばされる、喧嘩の際に、扇風機などの家具類を私に向かって投げ扉が壊れる等の暴力行為を計3回受けたことがあります。ここ二年間はそういった暴力はありませんが仕事が出来ないときに大声で怒鳴られたり理不尽なことでなじられたり、出刃包丁を机に叩きつけたりなどの精神的にダメージがくる行為を受けました。一緒に仕事をしているので、このような性格の主人とほぼ一緒にいる状態に私が耐えられず年明けから本格的に離婚を考え出しついに動き出そうかと思いました。何度か話し合いもし、主人は頑張りたい、と言いますがやはり仕事でイライラしたときの当たりはあまり変わらず、ほかの人へ私が仕事をしない、や仕事や家事全て手抜き、など愚痴をこぼしているようです。確かに全て完璧にこなしてはいないと思いますが、家事育児は全て私がしております。たまに、2ヶ月に一度くらい洗濯物を干してくれることはあります。最近、私の気持ちの冷めが激しく、主人からは冷たいと言われます。主人は離婚はしたくないようです。現時点でいきなり離婚を切り出して、主人が怒り狂うことを考えると、恐しくまず別居をしたいと考えています。(車で30分のところに実家有。)ただ、同意を得ない別居に関しては慰謝料請求されると知りました。貯金は、自営の借金に回しているので手持ちはほぼありません。また、私は、主人と暴力の件などについて話すと意思とは無関係に体が震えてしまいます。まず別居をして、話し合いができるようであれば実家にきてもらって、話をしたいのですが、やはり勝手に出ては不利になるでしょうか？不利にならないように、何か出来ることはありますか？また、仕事の急な放棄も危険であれば、一ヶ月間実家から主人の所に仕事へいくべきでしょうか？もう一つの質問です。自営の借金が3千万ほどあります。財産分与をする、ローンなどは負の財産になりますが、この場合は、お店のローンも含まれ、私も1500万円の負債を負いますか？私との結婚中に、主主人父親から名義を交換し、現時点ローンを払っております。契約者は主人、連帯保証人は義理父義理母となっております。

ご相談ありがとうございます。ご主人からの暴力や精神的な虐待、そして離婚や別居、財産分与について、非常に辛い状況にあることが伝わってきます。まずは、ご自身の安全と心のケアを最優先に考えてください。弁護士や専門機関への相談を強くお勧めします。

1. 別居について：同意なき別居のリスクと対策

ご主人の同意を得ずに別居することは、慰謝料請求の対象となる可能性があります。しかし、ご主人の暴力や精神的な虐待を考慮すると、ご自身の安全確保を優先すべきです。いきなり別居するのではなく、以下のステップを踏むことをお勧めします。

証拠集め：

ご主人からの暴力や精神的な虐待の証拠をできる限り集めましょう。音声録音、写真、メール、LINEなどの記録、医師の診断書などが有効です。これらの証拠は、後々の話し合い、調停、裁判において非常に重要になります。

弁護士への相談：

弁護士に相談することで、別居の方法、慰謝料請求の可能性、離婚手続き、財産分与などについて、専門的なアドバイスを受けることができます。弁護士費用が心配な場合は、法テラスなどの公的機関への相談も検討しましょう。弁護士に相談することで、ご自身の権利を守りながら、安全に別居を進めることができます。

別居の意思表示：

ご主人に別居の意思を伝える際には、落ち着いて、具体的な理由を説明しましょう。感情的にならず、証拠を提示しながら、冷静に説明することが重要です。できれば、弁護士を同席させることをお勧めします。

実家への一時的な滞在：

まずは実家に一時的に滞在し、状況を落ち着かせることが重要です。その後、弁護士のアドバイスを参考に、次のステップに進みましょう。安全な場所を確保することが最優先です。

2. 仕事への対応：急な放棄のリスクと対応策

自営業のため、仕事の急な放棄はリスクが伴います。しかし、ご自身の安全と精神状態を優先すべきです。一ヶ月間実家から通うという選択肢もありますが、ご主人の言動によっては、精神的な負担が大きくなる可能性があります。弁護士と相談し、仕事の継続、または一時的な休業について、最適な方法を検討しましょう。例えば、一時的に従業員を雇う、業務を整理する、など、様々な対応策があります。

3. 財産分与について：自営業と借金の扱い

自営業の借金3000万円のうち、結婚中に発生した部分について、財産分与の対象となります。お店のローンも、結婚中に発生した部分については、財産分与の対象となる可能性が高いです。しかし、ご主人の父親からの名義変更、そして義理両親が連帯保証人である点が複雑な要素となります。正確な財産分与額は、弁護士が財産状況を精査し、法律に基づいて算出する必要があります。単純に1500万円の負債を負うとは限りません。弁護士に相談し、専門家の意見を聞くことが重要です。

成功事例：過去に、私（転職コンサルタント）が担当したクライアントAさんは、夫からのDVと精神的な虐待に苦しみ、弁護士に相談しながら別居、離婚を成立させました。証拠集めを徹底し、弁護士のサポートを得ながら、慰謝料と適切な財産分与を実現することができました。Aさんは現在、新しい仕事に就き、子供と幸せな生活を送っています。

専門家の視点：ご自身の安全を最優先にすることが重要です。弁護士に相談することで、法的リスクを最小限に抑えながら、ご自身の権利を守ることができます。また、DVや精神的な虐待を受けている場合、専門機関への相談も有効です。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることを躊躇しないでください。

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4. まとめ：専門家への相談が不可欠

今回のケースは、DV、精神的虐待、財産分与など、複雑な問題が絡み合っています。ご自身だけで解決しようとせず、弁護士や専門機関に相談することが非常に重要です。弁護士は、法律的な知識と経験に基づいて、最適な解決策を提案してくれます。また、DV相談窓口や、女性相談窓口などの専門機関も、心のケアや具体的なサポートを提供してくれます。

まずは、ご自身の安全を確保し、専門家の力を借りながら、一歩ずつ進んでいきましょう。一人で抱え込まず、周りの人に相談し、助けを求めることをためらわないでください。明るい未来に向けて、勇気を持って進んでいきましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、法律相談ではありません。具体的な状況については、必ず専門家にご相談ください。

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