パートの有給休暇日数について徹底解説！労災休暇と週所定労働日数の関係

パートの仕事をしてます、入った月～半年まで毎月１２日間働いてました。半年後の有給の日数が３日しか貰えなかったのですが、合っているのでしょうか？週２日しか働いてない週もありましたがこれが理由でしょうか？【追記】一昨年１２月１８日付けでハローワークからの紹介で（週所定労働日数３日以上勤務という条件でした）勤務を始め今月６月で一年半勤めてます。（介護職員です）去年の９月１２日から労災で一ヶ月半休みました、その後１０月末に復職しましたが週１日しか勤務させて貰えず、雇い主に訴えたのですが利用者さんの数が少ないからと日数を増やして貰えず、そのままずっと週１日勤務でしたので今月（６月２０日付け）で辞めるのですが、一年半後の有給（６月１８日に発生？）、週１日働いての有給２日というのは貰えるのでしょうか？一ヶ月半ギックリ腰の労災で休んだから貰えないのでしょうか？労災で休んだ場合はその休みは換算されないと聞きましたがどうなのでしょうか？色々と調べたのですが分からなくて・・・補足【補足です】提出書類は、入社承諾書、契約書、身元保証書、労働者名簿、通勤経路届、源泉徴収書、甲票、離職票労働契約書は貰っておらず勤務条件は貰いました、その中に週所定労働日数という記載は無く、勤務曜日・時間というものがあり、シフト性（←漢字そのまま）しかしハロワの求人票には週所定労働日数３日以上と記載されてます（大事に保管してたので）

有給休暇日数の計算方法と、労災休暇の影響について解説します

まず、ご質問の状況を整理し、有給休暇日数の計算方法、労災休暇との関係性について詳しく解説していきます。 ポイント１：有給休暇の発生要件 パートタイム労働者も、労働基準法に基づき有給休暇を取得する権利があります。有給休暇の発生要件は、「6ヶ月間継続して勤務し、所定労働日数の8割以上出勤していること」です。ここで重要なのは「所定労働日数」です。これは、雇用契約で定められた1週間あたりの勤務日数です。週3日勤務の契約であれば、週3日が所定労働日数となります。 ポイント２：週所定労働日数の確認 ご質問では、ハローワークの求人票に「週所定労働日数3日以上」と記載されている一方、勤務条件には「週所定労働日数」の記載がなく、「勤務曜日・時間」と「シフト性」の記載があるとのことです。この点、非常に曖昧な状況です。雇用契約書がないこと、そして「週所定労働日数」が明確にされていないことが問題です。 労働条件通知書に「週所定労働日数」が明記されていない場合、労働基準監督署に相談することをお勧めします。 ポイント３：有給休暇日数の計算 有給休暇日数は、「年間労働日数÷11」で計算されます。年間労働日数は、週所定労働日数×52週で計算できます。しかし、ご質問のケースでは、週1日勤務の期間もあったため、年間労働日数を正確に算出することが困難です。仮に、最初の半年は週3日勤務（月12日勤務）と仮定し、その後は週1日勤務だったとすると、年間労働日数は大幅に減少します。この場合、半年で取得できる有給休暇日数は、3日という可能性が高いです。しかし、これはあくまで仮定に基づいた計算です。 ポイント４：労災休暇と有給休暇の関係 労災休暇は、業務上の負傷や疾病による休業期間であり、有給休暇とは別枠です。労災休暇中の日数は、有給休暇の発生要件である「8割以上出勤」の計算には含まれません。しかし、労災休暇によって有給休暇取得の権利そのものがなくなるわけではありません。

具体的なアドバイスと成功事例

1. 雇用契約書の確認と再交渉： まずは、雇用主と労働条件について改めて話し合う必要があります。ハローワークの求人票と実際の労働条件に食い違いがあることを伝え、週所定労働日数、有給休暇日数について明確な合意形成を目指しましょう。労働契約書がないことは大きな問題です。雇用主に労働契約書の締結を要求し、その際に週所定労働日数を明確に記載してもらいましょう。 2. 労働基準監督署への相談： 雇用主との交渉がうまくいかない場合は、労働基準監督署への相談を検討しましょう。労働基準監督署は、労働に関する相談を受け付け、適切なアドバイスや指導を行います。相談は無料で行えます。 3. 専門家への相談： 労働問題に詳しい弁護士や社会保険労務士に相談することも有効です。専門家のアドバイスを受けることで、より的確な対応ができます。 成功事例：過去に、パート従業員が労働条件の不明確さから有給休暇を取得できなかった事例がありました。その従業員は、労働基準監督署に相談し、雇用主に対し、労働条件の明確化と有給休暇の付与を指導してもらいました。結果、未払い分の有給休暇を取得し、労働条件も改善されました。

よくある質問と回答

Q：有給休暇の申請を拒否された場合はどうすれば良いですか？
A：雇用主が正当な理由なく有給休暇の申請を拒否した場合、労働基準監督署に相談してください。
Q：有給休暇はいつまで取得できますか？
A：有給休暇は、雇用関係が継続している限り、取得できます。ただし、退職日の前日までに取得する必要があります。
Q：有給休暇の買い取りは可能ですか？
A：原則として、有給休暇の買い取りは認められていません。ただし、退職時に買い取るという合意があれば可能です。
Q：労働契約書がないと不利になりますか？
A：はい、不利になります。労働契約書は、労働条件を明確に示す重要な書類です。労働契約書がないと、労働条件に関するトラブルが発生した場合、解決が難しくなる可能性があります。

まとめ

今回のケースでは、雇用契約書の不存在、週所定労働日数の不明確さが大きな問題となっています。まずは、雇用主と話し合い、労働条件を明確化することが重要です。それでも解決しない場合は、労働基準監督署や専門家への相談を検討しましょう。ご自身の権利をしっかりと主張し、安心して働ける環境を確保してください。 労働基準法は、パートタイム労働者も保護しています。 諦めずに、適切な手続きを踏んで解決を目指しましょう。

コメントするコメントをキャンセル

お役立ちコンテンツ

転職体験談

転職ノウハウ

転職コラム