search

赤字企業再生から独立へ:執行役員からの転身と今後の戦略

私は会社で現在執行役員をやっていまが、2年前に大阪より(東京本社、大阪営業所、福岡営業所)5年間赤字の会社を立て直してほしいとのことで東京本社に単身赴任することになりました。きっかけは、私が現在の仕事に関わることで、他の収入源の計画を立て実行していることが役員の耳に入り、ぜひ東京で実現してほしいとのことでした。目先の仕事は出来ない社員のリストラと黒字転換でした。私は大阪で家を建てたばかりで、それまでも単身赴任が多く家族とほとんど生活もしてなっかた事情もあり2回ほど断りましたが、何とかしてほしいとのことで、家族の反対のなか東京に行くことを決めました。役職は社長代理、執行役員でまずリストラをやり社員ひとり一人を集め、何一つできてなかった制度を作り2年目で約1億の黒字を計上することができました。しかしそれまで口出ししなっかた取締役会が、人事、お金などに口を出すようになり、それに対して意見を言いましたところ社長代理も剥奪され、2年前より会社の経理も知っていた現場での差し入れなどに使ったお金が横領になるとかで色々と仕打ちを受けました。会社に不信感をもったまま頑張っている社員の将来を考えた結果、取締役会に他の会社への株式売却か、社員全員の退社を伝えたところ、”それでいいから”の返答でした。黒字化したにも関わらず社員の将来も考えてなかった会社に本当に腹を立てています。現在は独立の方向で資金の目途もたちお客様のことなどで会社と話し合いが始まろうとしているところです。後、会社としてはお客様の責任も含めて他会社に売りたい意向もあるようですが、社員なしでは話が進まないので考えてるようです。くやしいので何か方法がありましたら教えてください。

赤字企業再生から独立へ:執行役員からの転身と今後の戦略

あなたは、赤字企業の再生に成功しながらも、会社の方針や経営陣との対立により、独立という道を選ぼうとしています。5年間赤字続きだった企業を2年で黒字化という素晴らしい実績を残しながらも、会社からの不当な扱いを受け、社員の将来を案じて、苦渋の決断をされたとのこと。非常に辛い状況の中、ご自身の未来を切り開こうとする強い意志を感じます。この記事では、あなたの状況を踏まえ、今後の戦略について具体的なアドバイスをさせていただきます。

1.現状の整理と課題の明確化

まず、現状を整理し、今後の戦略を立てるための課題を明確化しましょう。以下のような点を洗い出してみましょう。

  • 会社の株式売却の可能性と条件:売却額、買収企業の企業文化、社員の雇用条件など。
  • 社員の意思:社員の独立への意向、今後のキャリアプラン、他社への移籍の可能性など。社員へのヒアリングは必須です。
  • 顧客との関係:顧客の引き継ぎ、新たな契約締結の可能性、顧客からの信頼維持など。顧客との良好な関係は独立後も重要です。
  • 独立に必要な資金:事業計画、資金調達方法、事業リスクの評価など。具体的な事業計画と資金調達計画は不可欠です。
  • 法的・税務上の問題:会社との契約、知的財産権、税金対策など。専門家のアドバイスが必要です。

これらの点を整理することで、より明確な戦略を立てることができます。特に、社員の意思と顧客との関係は、今後の展開を大きく左右する重要な要素です。

2.独立に向けた具体的なステップ

独立に向けて、以下のステップを踏んでいきましょう。

2-1. 事業計画の策定

独立後の事業計画を詳細に策定しましょう。単なるアイデアではなく、具体的な数値目標(売上目標、利益目標、顧客数など)を設定し、実現可能性を検証することが重要です。

  • ターゲット顧客:誰に何を提供するかを明確にしましょう。
  • サービス内容:他社との差別化ポイントを明確にしましょう。
  • 価格設定:利益を確保できる価格設定をしましょう。
  • マーケティング戦略:顧客獲得のための戦略を立てましょう。
  • 運営体制:人員体制、業務フローなどを明確にしましょう。

成功事例:多くの起業家は、綿密な事業計画に基づいて事業をスタートさせています。事業計画書の作成には、時間と労力をかけることが重要です。専門家の支援を受けるのも有効です。

2-2. 資金調達

事業計画に基づき、必要な資金を調達しましょう。選択肢としては、以下の方法があります。

  • 自己資金:自身の貯蓄や資産を活用します。
  • 融資:銀行や信用金庫から融資を受けます。事業計画書は必須です。
  • 投資家からの資金調達:エンジェル投資家やベンチャーキャピタルから投資を受けます。ピッチ力が必要です。
  • クラウドファンディング:インターネットを通じて資金を調達します。

専門家の視点:資金調達においては、専門家のアドバイスが不可欠です。税理士や弁護士などの専門家に相談し、最適な方法を選びましょう。

2-3. 法的手続き

会社設立に必要な法的手続きを行いましょう。会社の種類、手続き方法など、専門家のアドバイスが必要です。

  • 会社設立登記:法務局に会社設立の登記を行います。
  • 税務署への届出:税務署に事業開始の届出を行います。
  • 社会保険の手続き:社会保険の手続きを行います。

専門家の視点:法的手続きは複雑なため、専門家である行政書士や弁護士に依頼することをお勧めします。手続きミスによるトラブルを避けるためにも、専門家のサポートは重要です。

2-4. チームビルディング

優秀な人材を確保し、強力なチームを構築しましょう。前職の社員の引き抜きも検討できますが、倫理的な観点から、契約や守秘義務に配慮する必要があります。

3.会社との交渉戦略

会社との交渉においては、以下の点を意識しましょう。

  • 明確な目標設定:何を達成したいかを明確にしましょう。
  • 情報収集:会社側の意図、交渉相手の人物像などを把握しましょう。
  • 戦略的交渉:譲歩と主張のバランスをとりながら交渉を進めましょう。
  • 記録の保持:交渉内容を記録しておきましょう。

専門家の視点:会社との交渉は、弁護士などの専門家のサポートを受けることが重要です。法的リスクを回避し、有利な条件で交渉を進めることができます。

4.今後の展望

独立後、新たな事業を成功させるためには、継続的な努力と学びが不可欠です。常に市場の変化を捉え、顧客ニーズに応える柔軟性を持つことが重要です。また、人脈づくりや情報収集にも積極的に取り組みましょう。困難な状況を乗り越え、新たなステージで成功を収めることを心から応援しています。

まとめ

あなたは、困難な状況の中でも、社員の将来を考え、独立という決断をされました。これは、非常に勇気ある決断であり、高い倫理観と責任感の表れです。綿密な事業計画、適切な資金調達、そして専門家のサポートを得ながら、新たな道を切り開いていってください。あなたの経験と能力を活かし、新たな成功を収めることを期待しています。

コメント一覧(0)

コメントする

お役立ちコンテンツ