看護師の転職と配属変更に関する悩み：オペ室配属の断り方

看護師の方に質問です。県外の四大を出て看護師になり、一旦地元の病棟に就職したのですが、田舎の地元が嫌になり、一ヶ月でまた県外に就職しました。転職した先の病棟が慢性期病棟でどちらかというと介護に近い仕事をしています。一般の成人病棟に移動届けを出したのですが、４月からオペ室に移動になってしまいました。待機も休みに入るため、休みは減るし、夜勤がないため給料は安くなります。一度断ったのですが、上からの威圧で断りきれませんでした。移動に覚悟を決めたのですが、この間の研修でオペ中電気メスの焼ける臭いや間近で見るオペに気持ち悪くなってしまい、もう無理だと思いました。もう一度断りに行きたいのですがこれはわがままでしょうか？私は普通に成人の病棟に行きたいんです。今の病棟じゃ採血や点滴の経験すらできない、かといってオペ室に行きたくない。わがままでしょうか？補足この前のオペ中にも気持ち悪くなってしまい、吐いてしまいました。ちなみに今の病棟は二年勤めています

状況整理と問題点

質問者様は、県外大学卒業後、地元の病棟で勤務した後、県外へ転職。慢性期病棟で勤務していましたが、成人病棟への異動を希望していました。しかし、希望とは異なりオペ室への異動を命じられ、研修中に強い吐き気と気持ち悪さを感じ、オペ室勤務に適応できない状況です。給与減と休日の減少も懸念材料となっています。上からの強い圧力もあり、現状の状況に苦慮されています。

オペ室配属の断り方と対応策

結論から言うと、あなたの気持ちは決してわがままではありません。 健康上の問題、そして仕事内容への適性がないことをきちんと伝え、再度異動の打診を断ることは正当な権利です。

1. 事実を冷静に伝え、具体的な理由を提示する

上司に伝える際には、感情的になるのではなく、冷静に事実を伝えましょう。

具体的な症状を説明する：「研修中にオペの臭いや光景で吐き気や気持ち悪さを感じ、業務に支障をきたす可能性が高い」と、具体的な症状を伝えましょう。前回のオペ中の吐き気も重要な情報です。
健康面への懸念を伝える：「健康面への不安から、オペ室勤務は難しいと判断しました」と、健康面を優先する意思を明確に伝えましょう。医師の診断書があれば、より説得力が増します。
キャリアプランとの不一致を説明する：「成人病棟での経験を積んで、将来的には〇〇を目指したいと考えているため、オペ室勤務はキャリアプランと合致しない」と、将来のキャリアプランを説明することで、あなたの意図を明確に伝えられます。
代替案を提示する：「成人病棟への異動が難しい場合は、他の部署への異動を検討いただけないでしょうか？」と、代替案を提示することで、建設的な話し合いを進めることができます。例えば、外来看護師など、オペ室以外であなたのスキルを活かせる部署を提案してみましょう。

2. 上司とのコミュニケーションを円滑に進めるためのポイント

上司との面談では、以下の点を意識しましょう。

事前にメモを作成する：伝えたいことを箇条書きにしてメモを作成し、落ち着いて話せるように準備しましょう。
穏やかな態度を保つ：感情的にならないよう、落ち着いて、事実を淡々と伝えましょう。
感謝の気持ちを伝える：「オペ室への異動を検討していただき、ありがとうございます」など、感謝の気持ちを伝えることで、良好な関係を保ちながら、自分の意思を伝えられます。
具体的な代替案を提示する：「成人病棟が難しいのであれば、外来や他の病棟への異動を希望します」など、具体的な代替案を提示することで、上司も対応しやすくなります。

3. 上司の威圧的な態度への対応

上司からの威圧的な態度に苦慮されているとのことですが、決して一人だけで抱え込まず、相談できる相手を探しましょう。

人事部や労務担当者への相談：人事部や労務担当者に相談することで、客観的なアドバイスやサポートを得られます。
先輩看護師への相談：経験豊富な先輩看護師に相談することで、具体的な対応策やアドバイスを得られます。同じような経験をした人がいるかもしれません。
看護協会への相談：どうしても解決できない場合は、看護協会に相談することもできます。

成功事例と専門家の視点

看護師の転職や配属変更は、キャリア形成において重要な局面です。自分の適性やキャリアプランを理解し、それを上司に伝えることが重要です。ある看護師の事例では、彼女は手術室勤務に当初は意欲的でしたが、実際に勤務してみると、精神的な負担が大きく、体調を崩してしまいました。彼女は上司に正直に現状を伝え、成人病棟への異動を希望しました。上司は彼女の状況を理解し、異動を許可。彼女はその後、成人病棟で充実した日々を送っています。 専門家（キャリアカウンセラー）の視点：「自分のキャリアプランと現状のミスマッチを感じたら、早めに上司と相談することが大切です。感情的にならず、冷静に現状と希望を伝え、代替案を提示することで、円滑な解決に繋がります。必要であれば、人事部や外部機関に相談することも検討しましょう。」

具体的なアドバイス

* 自分の気持ちを整理する：なぜオペ室勤務が嫌なのか、具体的に書き出してみましょう。 * 上司との面談の準備：伝えたいことを箇条書きにし、冷静に話せるように準備しましょう。 * 証拠となる資料を集める：吐き気や体調不良に関する記録があれば、それを提示しましょう。 * 相談できる相手を見つける：一人で抱え込まず、相談できる相手を見つけましょう。 * 転職も視野に入れる：どうしても解決できない場合は、転職も視野に入れましょう。 あなたの状況は決してわがままではありません。 自分の健康とキャリアを大切にし、適切な対応をしましょう。まずは、冷静に上司と話し合い、自分の気持ちを伝え、解決策を探ることが重要です。それでも解決しない場合は、人事部や外部機関に相談することを検討しましょう。あなたの幸せな看護師人生を応援しています。

コメントするコメントをキャンセル

お役立ちコンテンツ

転職体験談

転職ノウハウ

転職コラム