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給料未払い問題とパワハラへの対応:法的措置と穏便な解決策

給料未払いについてお尋ねします。昨年11月から勤めていた会社を退職しました。理由は職場いじめ、暴力、暴言です。会社都合の解雇にするのをはじめはものすごく拒まれ、事務の契約なのに車の修理の仕事をしろなどと無理なことを言われたり、事務所に入るな、客間で仕事をしろ、鼻くそでもほじってろ、とさんざん言われ結局社労士さんが中間に入ってくれて会社都合解雇、解雇手当金を払ってもらうことを約束してくれました。(念書あり)入社してから、毎月、毎月、給料計算のミスがあり、退職を決めたので今までの差額分を返してもらおうと振込先の通帳と明細を照らし合わせたところ、入社当時11月分が振り込まれていないことが発覚しました。当時の状況は、11月分の給料は12月5日払いでした。しかし、給料が入っていなかったため、専務(社長の嫁)に尋ねると、12月分と一緒に振り込むと言われました。が、今回調べた結果12月分は12月29日に振込みが確認できますが、11月分が振り込まれていません。専務は、手渡ししたと言い張っています。会社に残る記録は12月3日に、11月分の給料を支払ったと会計士さんが管理する記録に書かれている。でも、出金伝票は1月14日に11月分を私に支払ったと書かれている。ここで、矛盾が発生します。手渡しでもらったなら私が受け取ったサインはありますか?と聞くと、そんなものない!と言っています。そして、向こうの言い分は昨年のことを何で今頃言うんだやくざみたいなことしとるな後出しジャンケンするな(昔のことを言うなということだと思います)うちには公認会計士がついている。普通の会計士じゃない。公認会計士だから、11月分の支払いなんて不可能だ。地域のコミュニティーを使ってみんなに言いふらしてやる!です。もう、専務はキチガイのようにわめき、私に塩をまいてきたり、モップで殴りかかろうとしてきたり、つきとばしたりして、全く話になりませんでした。とても複雑な状況ですが、このような場合どうしたらよいでしょうか?小額裁判など、法的なことも視野にいれています。私に対する数々の暴言は録音されていますし、暴力を振られたときに『痛い。暴力はやめてください』としっかり録音されています。できれば穏便に済ませたいと思いましたが、あまりにも侮辱されて許せません。まずは給料をきちんと計算して払ってもらいたいのですが、どのように進めていったらよいでしょうか?どうかご回答をよろしくお願いします。

給料未払い問題とパワハラへの対応:法的措置と穏便な解決策

元従業員の方から、給料未払い、パワハラ、そして解雇に関するご相談をいただきました。11月分の給与が未払いであること、会社側の記録に矛盾があること、そして専務による暴言・暴力行為があったことなど、非常に複雑な状況です。まずは、冷静に状況を整理し、段階的に対応していく方法を検討しましょう。

1. 証拠の整理と記録

最も重要なのは、証拠をしっかりと整理することです。すでに録音データがあることは大きな強みです。以下に整理すべき証拠をリストアップします。

  • 給与明細:11月分以降のすべての給与明細を保管し、未払いの金額を明確にしましょう。
  • 銀行通帳:給与振込記録を確認し、11月分の未払いを実証します。
  • 録音データ:暴言・暴力行為の証拠として、日付・時間などを明確に記録しておきましょう。証拠として提出する際には、音声データの改ざんがないことを証明できる方法(例:タイムスタンプの確認、第三者による検証)も検討しましょう。
  • 解雇に関する書類:念書、解雇通知書、その他関連書類をすべて保管します。
  • 会社側の記録:会計士の記録、出金伝票のコピーなどを取得できれば、有利な証拠となります。情報開示請求を検討する必要があるかもしれません。
  • 証人:もし、同僚や関係者で、パワハラや暴力行為を目撃した人がいれば、証言を得られるよう努めましょう。

2. 穏便な解決策の模索

まずは、穏便に解決することを目指しましょう。しかし、相手方が全く話し合いに応じない場合は、法的措置も視野に入れる必要があります。

  • 内容証明郵便:未払い賃金の請求を内容証明郵便で送付します。証拠となる書類を添付し、具体的な金額と支払期限を明記しましょう。これは、法的措置を取る前の重要なステップです。相手方にあなたの真剣さを伝え、話し合いの場を設けるきっかけになる可能性があります。
  • 労働基準監督署への相談:労働基準監督署は、労働に関する相談や紛争解決を支援する機関です。給料未払い、パワハラなどの相談は、労働基準監督署に相談することで、法的措置をとる前に解決できる可能性があります。彼らは調査を行い、会社側に是正勧告を行うことができます。
  • 弁護士への相談:弁護士に相談することで、状況を客観的に判断してもらい、最善の解決策を検討することができます。弁護士は、法的措置を取る際のサポートや交渉の代理なども行ってくれます。

3. 法的措置

穏便な解決が困難な場合は、法的措置を検討する必要があります。録音データやその他の証拠があれば、裁判で有利に働く可能性が高いです。

  • 民事訴訟:未払い賃金の請求は、民事訴訟で請求できます。小額訴訟制度を利用すれば、比較的簡単に訴訟手続きを進めることができます。弁護士に相談し、適切な手続きを進めましょう。
  • 刑事告訴:専務による暴力行為については、刑事告訴も可能です。暴行罪や傷害罪に該当する可能性があります。警察に相談し、適切な対応を検討しましょう。録音データは、重要な証拠となります。

4. 成功事例と専門家のアドバイス

給料未払い問題は、残念ながら多くの労働者が経験する問題です。しかし、適切な対応をとることで、解決できるケースが多いです。過去の成功事例として、労働基準監督署の調査によって会社側に未払い賃金の支払いが命じられたケースや、裁判で未払い賃金と慰謝料が認められたケースなどが存在します。

弁護士や労働問題に詳しい専門家からのアドバイスは不可欠です。彼らは、あなたの状況を分析し、最適な戦略を提案してくれます。特に、証拠の収集方法、法的手続き、交渉戦略などにおいて、専門家の知識と経験は非常に役立ちます。専門家のアドバイスを基に、冷静かつ戦略的に対応することで、より良い結果を得られる可能性が高まります。

5. 具体的なアドバイス

まず、冷静さを保ちましょう。感情的な対応は、事態を悪化させる可能性があります。すべての行動を記録し、証拠を確実に保管しましょう。そして、専門家(弁護士、労働相談窓口など)に相談し、適切なアドバイスを得ることが重要です。早急に専門家に相談することで、より効果的な対応が可能になります。また、会社との交渉においては、内容証明郵便で正式な請求を行うことで、あなたの主張を明確に伝え、相手方の対応を促すことができます。

あなたの状況は、給料未払いだけでなく、パワハラ・暴力行為も含まれています。これは、単なる給料未払い問題ではなく、重大な労働問題です。これらの行為は、労働基準法違反に該当する可能性があり、法的措置をとることで、適切な補償を受けることができます。決して諦めずに、専門家の力を借りながら、権利を主張していきましょう。

この問題を解決するためには、証拠の収集と整理、そして専門家への相談が不可欠です。冷静に状況を分析し、段階的に対応することで、必ず解決への道筋が見えてきます。頑張ってください。

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