search

専門学校生が整体院アルバイトで直面した現実…指導なしの初日からお客様対応?!

専門学校生が整体院アルバイトで直面した現実…指導なしの初日からお客様対応?!

整体師さん、マッサージ師さんの意見をきかせてください。僕は現在、鍼灸、柔整の専門学校に通っている4月から2年生の男です。手技を現場で習い、臨床経験を積みたいと思い、アルバイトをすることに決めました。接骨院などは免許がないと雑用になってしまうかと思い、整体院のアルバイトを始めました。本日初日だったのですが、院長に1時間ほど腰痛のテスト方法や電話の取り方などを習い、次は手技などを教えてくれるかと思ったら、いきなり1人でお客様に整体をしてください、と言われました。最初はまさか…、初日からいきなり1人はないだろう…と思ったのですが、結局何も習っていないのに、お客様相手に60分の整体デビューをはたしました!ド素人の僕はお客様に60分間の整体を行ったのですが、その間指導もなくほったらかし。お客様には腰が痛い、肩が痛い、膝の裏の筋が痛いなど、いろいろ言われ、平然を装いながら、何かあったらヤバいと思い、びくびくしながら夢中で整体をしました。今日は5時間程度のバイトでしたが、60分×3名の整体をしました。最後に院長に「このまま何も教わらずに今後もお客様につくんですか?」と聞いたら、「不安な気持ちはわかるけど、教わってなかなか人に触れない店と、教わらずにたくさんの人を触れる店、どっちが良い?ここは学校じゃないから、教わる場所じゃないよ。仕事にきてるんだ。もちろん本当に困った時は手を差し伸べるけど…」確かにいろいろな人に触るのは勉強になりますし、現に今日3名のお客様の体を触っただけで、僕にとっては勉強になりました。しかし初日から指導なしにこのまま行くかと思うと、不安になりました。技術を身につけたいと思ったのですが、今後技術が身につくのかと思うと心配です。正直、辞めようか、頑張ろうか、迷っています。ぜひみなさんのご意見をお聞かせください。

厳しい現実と成長のチャンス:現場で学ぶアルバイトのメリットとデメリット

専門学校で鍼灸・柔整を学ぶ2年生のあなたが、臨床経験を積むため整体院でアルバイトを始め、初日からいきなりお客様への施術を任されたという状況、大変な経験でしたね。この状況は、「OJT(On-the-Job Training)」の一種と言えるでしょう。OJTは、職場での実践を通してスキルを習得する教育方法です。メリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット:実践的なスキル習得と早期の顧客対応力

*

  • 実践を通して学ぶ:教科書や学校での実習だけでは得られない、リアルな施術経験が積めます。お客様の様々な症状や反応を直接感じ取れることは、大きな学びになります。
  • 迅速な成長:多くの施術を行うことで、手技の精度や施術スピードが向上します。早期に顧客対応力を高めることができます。
  • 臨機応変な対応力:予期せぬ事態にも対応できるようになり、問題解決能力が鍛えられます。これは将来、独立開業する際にも非常に役立つスキルです。
  • 多様な症例への対応:様々な症状を持つお客様に対応することで、幅広い知識と経験を蓄積できます。これはあなたの専門性を高める上で大きな財産となります。

デメリット:不安定な学習環境とリスク

*

  • 指導不足による技術の偏り:適切な指導がないと、間違った施術方法を身につけてしまうリスクがあります。これはお客様への安全面、そしてあなたの将来のキャリアにも悪影響を及ぼします。
  • 精神的な負担:初日から責任ある業務を任されることで、大きな精神的負担を感じてしまう可能性があります。自信を失ったり、モチベーションが低下したりする可能性も。
  • 事故やクレームのリスク:十分な指導を受けていない状態で施術を行うことは、事故やクレームにつながる可能性があります。これはあなた自身にとっても、整体院にとっても大きなリスクです。
  • 学習機会の不足:適切なフィードバックがないと、自分の施術の良し悪しが分からず、成長が停滞する可能性があります。自己流の施術に陥る危険性も。

院長の発言とあなたの将来:OJTの落とし穴と賢い対処法

院長の「教わってなかなか人に触れない店と、教わらずにたくさんの人を触れる店、どっちが良い?」という言葉は、一見、経験重視の考え方のように見えます。しかし、適切な指導なしのOJTは、危険な賭けです。

成功事例:OJTと丁寧な指導の両立

成功している整体院や治療院では、OJTと丁寧な指導を両立させています。例えば、先輩施術者によるマンツーマン指導、研修制度の充実、定期的なフィードバックなどを通して、安心して施術に取り組める環境を整えています。

専門家の視点:OJTの有効性とリスク管理

医療系専門学校講師のA先生によると、「OJTは効果的な学習方法ですが、リスク管理が不可欠です。特に、国家資格取得を目指す学生の場合、安全で質の高い施術を学ぶことは必須です。指導体制の有無は、アルバイト先の選択において重要な判断基準となります。」とのことです。

あなたの選択:現状打破のための具体的なステップ

現状を打破し、技術を向上させるためには、以下のステップを踏んでみましょう。

1. 院長との真剣な話し合い

まず、あなたの不安を院長に直接伝えましょう。具体的な要望として、以下の点を伝えましょう。 *

  • 施術前に、先輩施術者による指導やチェックを受けること
  • 施術後のフィードバック(良かった点、改善点)を受けること
  • 症例検討会などに参加し、他の施術者と意見交換をすること
  • 専門書や研修資料へのアクセスを許可してもらうこと

2. 他のアルバイト先を探す

もし、院長との話し合いがうまくいかず、不安が解消されない場合は、他のアルバイト先を探すことも検討しましょう。より適切な指導体制が整っている職場を選ぶことが重要です。求人サイトや医療系専門学校などの求人情報を確認してみましょう。

3. 自主的な学習

アルバイト以外でも、積極的に学習を進めましょう。専門書を読んだり、セミナーに参加したり、オンライン学習を活用したりすることで、技術向上に努めましょう。

4. 専門家への相談

どうしても不安な場合は、学校の先生や先輩、医療系の専門家などに相談してみましょう。客観的な視点からアドバイスをもらえることで、より良い判断ができるはずです。

結論:あなたの成長と安全を最優先

あなたは将来、患者さんの健康を預かる医療従事者になります。あなたの成長と安全を最優先に考え、最適な選択をしてください。今回の経験は、将来のキャリアを考える上で貴重な学びとなるはずです。 困難な状況でも、積極的に学び、成長を続けることで、必ず素晴らしい施術家になれると信じています。

コメント一覧(0)

コメントする

お役立ちコンテンツ