将来国連で働くためのキャリアパス：コンサルティングファームと総合商社、どちらが最適か？

大学院生です。現在就活をしているのですが、将来国連で働くにはコンサルと総合商社で働くのではどちらがより良いのでしょうか？将来国連で途上国の人のために働きたいという目標があります。調べた限りだと、国連で働くには修士課程と将来国連で働くときに結び付けられるような専門的フィールドでの実務経験が必要とありました。私は経営学を学部のときはやっていて、現在は大学院で開発経済について学んでいます。なので、経営の知識を活かしつつ、途上国（国はまだ特定できていません）で何かしらのプロジェクト管理などを行う仕事が将来はしたいと思っています。そのため、以下のオプションがあると考えました。・ＪＩＣＡに就職（ＮＧＯ団体及び国家公務員としてどこかの役所に就職することは現在考えていません）して実務経験を積む（もちろんこれがベストなオプションかもしれませんが、やはり受からなかったときとしてセカンドベストとしてのオプションも以下に考えました）・総合商社に就職して、電力発電プロジェクトや海水淡水化事業などに携わり、発展途上国の人に貢献して実務経験を積む（リスクとしてはどこの部署に配属されるかわからないといった状況でしょうか）・コンサルタントとして（現在選択肢に残っているのがＩＴ系コンサルティングの会社です）経営知識を身につけ、さらに総合商社などの経営変革などに携わり、上記に示したようなプロジェクトに関わりながら、実務経験を積む（こちらもリスクとしては自分がやりたい部署に配属されないかもしれません。特にＩＴ系なので、システム導入といった形で実際には経営戦略自体には携われない可能性があるかもしれません）ちなみに、コンサル企業からはもうすこしで内定がもらえそうです。頑張りたいと思います。それ以外はどれも、まだこれからなので、正直内定をもらってから悩めよという声もあるとは思いますが、面接のときに自分の強い思いをぶつけたいので、今の段階で、何かしらの答えがほしいです。選考ステップとしては、コンサルの選考ステップが終わってからＪＩＣＡと総合商社の選考が始まります。どうしたら自分の夢に近づけるのか、本当に迷っているので、宜しくお願い致します。補足ちなみに、開発コンサルタントとして、建設コンサルタントというオプションも考えていますが、あまりそうした民間企業がないかと思いました。（みんなほとんど技術系を求めているみたいですね。考えられるところだと、日本工営さん、パシフィックコンサルタンツさん、オリエンタルコンサルタンツさんでした）

国連職員を目指すためのキャリア戦略：コンサルティングファームと総合商社を比較

将来、国連で途上国の発展に貢献したいという明確な目標をお持ちの大学院生の方からのご相談ですね。開発経済学を専攻されており、経営学の知識も活かしたいという点、非常に素晴らしい志向性です。JICA、総合商社、コンサルティングファームという3つの選択肢から、最適なキャリアパスを選択する必要があります。まず、国連職員になるための必須条件を確認しましょう。修士号の取得に加え、国際協力や開発分野での実務経験が求められます。単に経験があれば良いわけではなく、プロジェクトマネジメント能力、多様なステークホルダーとの協調性、問題解決能力など、国連の仕事に必要なスキルを磨くことが重要です。

選択肢１：JICA

JICAは、国連職員を目指す上で最も直接的なルートと言えるでしょう。開発協力の現場で経験を積むことで、国際機関での勤務に必要なスキルを習得できます。しかし、競争率は非常に高く、採用が難しいという現実もあります。セカンドベストの選択肢も検討しておく必要があるのは賢明です。

選択肢２：総合商社

総合商社は、世界中にネットワークを持ち、インフラ開発や資源開発など、途上国に関連するプロジェクトに携わる機会が多いです。電力発電プロジェクトや海水淡水化事業などは、まさに開発経済学の知識と経営学の知識を活かせる分野です。しかし、配属部署は選べないというリスクがあります。希望するプロジェクトに携われる保証はなく、国際協力に直接関わる部署に配属されない可能性も考慮しなければなりません。

選択肢３：コンサルティングファーム（特にIT系）

IT系コンサルティングファームは、一見すると国連職員を目指すルートとしては遠回りに見えるかもしれません。しかし、プロジェクトマネジメント、問題解決能力、クライアントとのコミュニケーション能力といった、国連で必要とされるスキルを磨くには最適な環境です。特に、総合商社などの経営変革に携わる機会があれば、大規模プロジェクトのマネジメント経験を積むことができます。ただし、ITシステム導入に限定された業務になる可能性や、途上国関連プロジェクトに直接関われないリスクも存在します。

それぞれの選択肢のメリット・デメリットを比較

成功事例と専門家の視点

国連職員として活躍されている方々の多くは、多様な経験を積んでいらっしゃいます。NGOでの活動、政府機関での勤務、民間企業での経験など、幅広いバックグラウンドを持つ方が多いです。例えば、開発コンサルティング会社で途上国のインフラ開発プロジェクトに携わった経験を持つ方が、その経験を活かして国連機関に転職された事例は多くあります。 重要なのは、単に経験を積むことではなく、その経験を通じてどのようなスキルを身につけ、どのように成長できたかを示すことです。

あなたにとって最適な選択肢は？

現在、IT系コンサルティングファームからの内定が間近とのこと。これは大きなアドバンテージです。ITコンサルは、プロジェクトマネジメントや問題解決能力を磨くのに最適な環境です。

まずは内定を得ることに集中しましょう。
内定後、配属部署やプロジェクト内容についてしっかりと確認し、国連でのキャリアプランに繋がる可能性を探りましょう。
社内の国際協力関連部署や、途上国プロジェクトへの異動の可能性についても積極的に情報収集しましょう。
並行して、JICAや総合商社の選考にも積極的に参加し、比較検討しましょう。
英語力、専門知識の向上も継続的に行いましょう。国連職員を目指す上で不可欠です。
国際協力関連のボランティア活動や、国際交流に参加するのも有効です。

どの選択肢を選ぶにしても、「将来国連で働く」という明確な目標を常に持ち続け、その目標達成のために必要なスキルを積極的に習得していくことが重要です。面接では、あなたの強い意志と具体的なキャリアプランを示すことで、選考担当者の心を掴むことができるでしょう。

開発コンサルタントの選択肢について

建設コンサルタント会社は、技術系人材を重視する傾向が強いのは事実です。しかし、経営企画部門や国際事業部など、開発プロジェクトに携わる部署が存在する可能性もあります。これらの部署では、開発経済学の知識と経営学の知識が活かせるかもしれません。日本工営、パシフィックコンサルタンツ、オリエンタルコンサルタンツといった企業のウェブサイトを詳細に調べ、国際協力関連の事業内容や求人情報を確認してみましょう。 最終的に重要なのは、あなたの情熱と行動力です。 将来の夢に向かって、積極的に行動を起こし、努力を続けることで、必ず道は開けるでしょう。頑張ってください！

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