精神科領域で働く！ソーシャルワークと看護師、どちらが向いている？30代後半からのキャリアチェンジ

精神科領域で仕事をしていきたい。ソーシャルワークか看護かで迷っています。今後の方向性について、いろいろ悩んでいる社会人（30代後半）です。前にも似たような質問をしましたが、まだ迷いが吹っ切れていないので再度質問します。精神科領域に関心があり、その方面で仕事をしていきたいと思っています。看護師かソーシャルワーカー（精神保健福祉士）で迷っています。私の中で、看護師は治療を目的とすること。精神保健福祉士は生活全般も含め、社会との橋渡し的な役目だと思っています。もちろん需要性や待遇などを考えたら、看護師が抜群だと分かっていますが。で、いろいろ考えたあげく、医学の知識を持ってでき、独占資格である看護師が先々考慮して良いと思い、今看護学校受験に向けて準備を進めています。でも私が本当にやりたいのは「看護（治療）」なのかしら？と準備を進めていくうちに疑問が再浮上しております。精神科領域だけでなく、看護師の役目って、患者さんへの治療補助（医療技術が伴う）、患者さんへの監視や管理（それを看護というのかもしれませんが…）、そして人事や新人教育も含め、病院運営や家族間との調整も担う存在…というイメージがあり、言い方が悪いですが、病院や医療機関内という狭い箱内での何でも屋的（でも責任は重く多業務）な存在なのかなと、マイナス的に思うようになってきています。そしてこの私にそれができるのか？追われて疲弊しないか？それが本当にやりたい事なのか？と。で、いろんな所で質問したり、情報収集すると「看護師がいいよ」「大変だけど看護師になって良かった」という回答や助言の多い事。分かっているんですけどね、看護師の方がいいって。でも厳しいし、学校も卒後も大変。私のような程度の動機で果たして乗り越えられるのか？？しかも年齢も若くないし。今再度、本当にこの方向で良いのか、立ち止まって考えている最中です。もしかすると精神保健福祉士の方が、病院内だけでなく、いろんな社会との接点に掛け合う役目だし、治療だけでなく、生活全般にも援助できる存在だと思うと、こちらの方が、私に合っているのではないかと思うようになっています。しかし看護学校の願書も提出してしまって入試目前。こんな気持ちのままで入試対策しても今いち身が入らず。これは気の迷いで今は耐える時なのか？やっぱりそれでも看護師になった方が良いのか？それともそんな難しい事は辞めてやりたい方を選ぶべき？その職種関連の方々からの助言を宜しくお願いします。補足何故だか、ここ最近急に看護師を目指す事へのプレッシャーが大きくなってきています。まだ学校にも入っていないですが。今介護の仕事をしていますが、介護現場におけるマイナス面や物足りなさを感じて医療に進もうと。元々人の心に興味があったし…。でも本当にこの道でいいの？？今の介護で一生懸命にやってもいいのではないか？それから福祉系でステップアップすれば良いじゃないか？と自問する状況に陥っています。

30代後半からのキャリアチェンジにおける迷い：看護師と精神保健福祉士

30代後半で、介護職から精神科領域へのキャリアチェンジを検討されているとのこと。看護師と精神保健福祉士、どちらの道を選ぶべきか迷われている状況がよく分かります。現状の不安定な気持ち、そして看護学校受験目前という状況下での葛藤は、大きなプレッシャーになっていることでしょう。 まずは、ご自身の「本当にやりたいこと」を明確にすることが重要です。 看護師と精神保健福祉士、それぞれの仕事内容、やりがい、そして将来像を改めて比較検討してみましょう。

看護師と精神保健福祉士：仕事内容と役割の違い

看護師：医療チームの一員として、医師の指示の下、患者の治療やケアを行います。具体的には、バイタルチェック、薬剤投与、医療処置、患者の状態観察、家族への説明など多岐に渡ります。精神科看護では、患者の精神状態の観察、薬物療法の補助、精神療法への協力などが中心となります。高度な医療技術と知識が必要とされます。
精神保健福祉士：患者の社会生活への復帰を支援する役割を担います。具体的には、生活相談、社会資源の紹介、行政手続きの援助、家族支援などを行います。医療的な処置は行いませんが、患者と社会をつなぐ重要な役割を果たします。精神科病院だけでなく、地域包括支援センターや福祉事務所など、様々な場所で活躍できます。

それぞれの仕事の魅力と課題

看護師の魅力：専門性の高さ、やりがいのある仕事、安定した雇用、比較的高い給与など。課題：責任の重さ、長時間労働、精神的負担の大きさ、人手不足による負担増加など。
精神保健福祉士の魅力：患者と深く関われる、社会貢献度の高さ、多様な働き方、専門性を活かせる幅広い分野など。課題：専門職としての認知度が低い場合もある、給与水準が看護師に比べて低い場合が多い、ケースワークの難しさなど。

ご自身の価値観とキャリアプランを再確認する

現状の迷いは、看護師という職業への漠然とした不安と、精神保健福祉士への漠然とした魅力が混在しているからではないでしょうか。 以下の点を自問自答し、整理してみましょう。

「治療」と「支援」どちらに魅力を感じるのか？ 医療行為そのものに興味があるのか、それとも患者の生活全般をサポートすることにやりがいを感じるのか？
「チーム医療」と「自立した仕事」どちらが向いているのか？ 医師や他の医療従事者と協力して仕事を進めることが好きか、それとも自分の裁量で仕事を進めたいのか？
「責任の重さ」と「ワークライフバランス」どちらを優先したいのか？ 責任ある仕事にやりがいを感じるのか、それともプライベートも大切にしたいのか？
「専門性」と「多様な活動」どちらに魅力を感じるのか？ 高度な専門性を追求したいのか、様々な活動を通して社会貢献したいのか？

専門家からのアドバイス：キャリアカウンセリングの活用

迷いが解消しない場合は、キャリアカウンセラーに相談することをお勧めします。客観的な視点から、あなたの強みや弱み、適性などを分析し、最適なキャリアプランを一緒に考えてくれます。特に、年齢や経験、現在の状況などを考慮した上で、具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

成功事例：異なるキャリアパスからの転身

精神科領域で活躍されている方の中には、看護師から精神保健福祉士に、あるいはその逆のキャリアパスを選んだ方もいます。それぞれの経験を活かし、新たな分野で活躍されています。例えば、看護師として長年精神科病棟で働いた後、精神保健福祉士の資格を取得し、地域包括支援センターで働くようになった方。看護師としての経験が、患者への理解を深め、より効果的な支援に繋がっているという事例もあります。

具体的なアドバイス：迷いを解決するためのステップ

情報収集：看護師と精神保健福祉士の仕事内容、待遇、将来性について、さらに詳細な情報を集めましょう。実際に働いている方へのインタビューなども有効です。
体験学習：可能な限り、看護師と精神保健福祉士の職場見学や体験をしてみましょう。現場の雰囲気や仕事内容を肌で感じることが重要です。
仮説検証：それぞれの職業に就いた場合のメリット・デメリットをリストアップし、比較検討してみましょう。そして、あなたの価値観に照らし合わせて、本当にやりたい仕事を選びましょう。
決断と行動：じっくりと時間をかけて考え、あなたにとって最適な道を選びましょう。そして、その決断に基づいて、具体的な行動を起こしましょう。

30代後半からのキャリアチェンジは決して遅くありません

年齢を理由に、キャリアチェンジを諦めないでください。あなたの経験やスキルは、新たな分野で大きな武器になります。大切なのは、「本当にやりたいこと」を見つけること、そして、その目標に向かって努力することです。

まとめ：あなたに合った道を選んでください

看護師と精神保健福祉士、どちらの道を選ぶかは、あなた自身の価値観とキャリアプランによって異なります。焦らず、じっくりと時間をかけて、あなたにとって最適な道を選んでください。そして、その選択に自信を持って、未来に向かって進んでいきましょう。応援しています！

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