新会社設立後の将来設計と収入不安への対処法：技術職在宅勤務の悩み

これからのこと現在、元同僚2人と設立した新会社にて、技術職として在宅勤務にて協力しています（資金の面でも協力しています）。元同僚１人が社長兼営業。もう１人は専務兼技術職です。私は家が遠いこと、人件費等も考慮して在宅にて協力していますが、今後見込みがあれば正社員として迎え入れて貰う予定です。この業界は、年末～年度末が繁忙期でそれこそ連日の徹夜もあります。ですが、現在はそれほど忙しくなく無職状態です。今のところ社内で処理できる程度の業務数なのでしょうが、１年のうち半年強がこのような状態で、これから先、続けていていいものか行き詰っています。会社は今年の４月に設立しました。元同僚たちは前向きなことを言ってくれて、必要としてくれています。会社としてはこれからなんだと思います（保証はありませんが）。ですが、収入の面でとても不安なのです。今は実家に住んでいるのと今までの収入があるので、生活していけないことはないですが、それもいつまでも続けていられないですし。１年のうち年末～年度末だけが忙しい仕事でもやりがいはあるので、どうしたらよいのか自分でも分からなくなってしまっています。どなたかよいアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願いします。

現在の状況と課題の整理

質問者様は、元同僚2名と設立したばかりの新会社で、技術職として在宅勤務で協力しながら、将来的な正社員雇用を目指している状況です。会社設立から間もないため、繁忙期である年末年始から年度末にかけては業務が集中しますが、それ以外の期間は業務量が少なく、収入面での不安を抱えています。やりがいを感じている仕事ではありますが、収入の不安定さと将来への見通しの甘さから、継続すべきか悩んでいるとのことです。

収入不安への具体的な対策

収入の不安定さは、起業初期の会社ではよくある問題です。まずは、現状を客観的に分析し、具体的な対策を立てることが重要です。以下に、いくつかの対策案を提案します。

副業の検討：本業が閑散期でも収入を得られるよう、スキルを活かせる副業を検討しましょう。フリーランスとして、クラウドソーシングサイトなどを活用したり、得意分野を生かしたコンサルティング業務なども考えられます。副業を行う際には、会社の就業規則を確認し、兼業の可否を確認する必要があります。
契約内容の見直し：現在の協力体制における報酬体系を見直すことを検討しましょう。例えば、時間給ではなく、成果報酬型にすることで、閑散期の収入不安を軽減できる可能性があります。社長・専務と話し合い、業務量と報酬のバランスを見直す提案をしてみましょう。契約書に明確に記載されているか確認し、必要であれば修正を依頼しましょう。
貯蓄と支出管理：収入が不安定な時期を乗り越えるために、しっかりと貯蓄を行い、支出管理を徹底しましょう。生活費を見直し、無駄な支出を削減することで、収入が減少しても生活を維持できる期間を長くすることができます。家計簿アプリなどを活用し、支出を可視化することで、節約効果を高められます。
スキルアップとキャリアアップ：将来的な正社員雇用を目指しているのであれば、スキルアップに投資する必要があります。オンライン講座やセミナーを受講したり、資格取得を目指すことで、市場価値を高め、正社員雇用への道を切り開くことができます。専門性の高いスキルを身につけることで、給与交渉にも有利になります。

会社とのコミュニケーションと将来展望

会社との良好な関係を維持し、将来への展望を明確にすることも重要です。以下に、具体的な行動を提案します。

定期的な面談：社長や専務と定期的に面談を行い、業務状況や収入に関する不安などを率直に伝えましょう。具体的な数字を示すことで、より建設的な議論ができます。例えば、「閑散期は平均月収がX円だが、生活費はY円かかるため、Z円の不足が生じる」といったように具体的に説明しましょう。
将来計画の共有：会社全体の将来計画や、自身のキャリアパスについて、社長や専務と積極的に話し合いましょう。具体的な目標設定を行い、それに向けて共に努力することで、モチベーションを維持し、会社への貢献度を高めることができます。例えば、「3年後には正社員として雇用され、年収をX円にする」といった目標を設定しましょう。
業務量の増加に向けた提案：閑散期の業務量が少ないことを懸念しているのであれば、新たな業務の提案をしてみましょう。自身のスキルを活かせる業務を探し、積極的に提案することで、会社への貢献度を高め、収入増加にも繋げることができます。具体的な提案内容をまとめ、社長・専務に提示しましょう。

成功事例と専門家の視点

起業初期の会社で働くことは、リスクとリターンが大きいものです。しかし、多くの成功事例が存在します。例えば、あるスタートアップ企業では、社員の副業を推奨することで、社員のモチベーション向上とスキルアップを実現し、結果として会社の成長に繋がったという事例があります。また、経営コンサルタントの専門家によると、起業初期の会社では、社員との信頼関係を築き、オープンなコミュニケーションを図ることが非常に重要です。社員の不安や不満を早期に解消することで、離職率を抑制し、会社の安定性を高めることができます。

まとめ：継続するかどうかの判断と具体的な行動計画

質問者様の状況は、多くの起業初期の社員が直面する課題です。収入の不安定さ、将来への不透明さなど、悩ましい点は多々ありますが、具体的な対策を立て、行動を起こすことで、状況を改善できる可能性は十分にあります。上記で提案した対策を参考に、自身にとって最適な解決策を見つけ出し、会社とのコミュニケーションを密にすることで、将来への展望を明るくしていくことが重要です。

最終的に、この会社で働き続けるかどうかは、質問者様自身の判断です。しかし、現状を分析し、具体的な対策を立て、行動を起こすことで、より良い選択ができるはずです。迷っている時間よりも、行動を起こす時間の方が、未来を明るくする力になります。

まずは、会社との話し合いから始めましょう。

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