仕事中の病気と労災認定：脳腫瘍と過労の関係

これって、労災になるのでしょうか？教えてください。お願いします。これって、労災になるのでしょうか？教えてください。お願いします。かなり長文になりますが、よろしくお願いします。実は、今会社を休んでいます。理由というのは、四年間頭痛を我慢していたんですが（出張が多く、日本にいないため）あまりにもがまんができず、社長に担当を昨年秋に降りさせてほしいとたのみましたが、新しい新規を開拓しなければならず、少しずつ無理をしてしまい、気がつくと今年の春になっていました。そこで、発見されたのは、脳腫瘍でした。（直径６センチ）医師からは、死ぬか、手術のどちらか選べとのことでした。検査で１ヶ月、手術し経過で２ヶ月、退院しまだリハビリをしていますが後遺症が残るかもしれない状態でです。あと、四年前の一年、会社の中の整理、人事整理、店舗閉鎖、別倉庫を３つ返すなどをし経営的には善くしました。（この時は、朝８時～翌朝３時まで仕事、営業、通関手配、経理、コンテナ荷降ろし週二回）それと、手術前に会社から給料を減らすとのこと。（理由は遅刻、他人に多額の給料を払わせてたとのこと、タイムカードはなく遅刻する時も、会社に連絡しており理由は親が癌の治療のため、他人に給料をもらえるようにするのも、ありえないし証拠がないことばっかり言われています）ここからですが、まず会社からは、給料を減らされるため休んでると思われていた。手術する前に、見舞いを一度こられたくらいで、そのあとは連絡は無いし、こちらからの、一方通行の連絡のみ。お客様からこちらから連絡がある場合（注文につながる処理連絡等）こちらでやっておくので、寝ておいてくれの言い方。違う日に、お客さんから連絡があり会社にいって、仕事してる方がいいよね？というと、あなたが暇だから会社にくるのは、やめてくれといわれるしだい。自分のなかでは、腹をくくっています。社長のことは尊敬していますが、はっきりさせたいです。ちなみに、給料減らすなど、お話ししているのは社長の息子です。

１．脳腫瘍と過労の関係性：労災認定の可能性

ご状況、大変お辛い状況の中、ご質問ありがとうございます。長期間の頭痛と過重労働、そして発覚した脳腫瘍…労災認定の可能性について、詳しく見ていきましょう。まず重要なのは、脳腫瘍と仕事の関連性を証明することです。直径6cmの脳腫瘍は、決して軽視できない深刻な状態です。4年間の頭痛を我慢されていたとのことですが、この頭痛が仕事上の過重労働によって悪化した、もしくは発症を促進した可能性を探る必要があります。具体的には、以下の点を証明する必要があります。

過重労働の事実： 過去4年間、特に4年前の1年間の過酷な労働状況（朝8時～翌朝3時勤務、多様な業務の同時進行など）を具体的な証拠（勤務記録、取引先との連絡記録、同僚の証言など）で示す必要があります。
頭痛との因果関係： 4年間続いた頭痛と、過重労働との間に因果関係があることを医学的に証明する必要があります。医師の診断書や、専門医による意見書が重要になります。頭痛の原因が過労によるストレスや睡眠不足などであることを示す必要があります。
脳腫瘍の発症と過労の関連性： 脳腫瘍の発症と、長期間にわたる過重労働との間に因果関係があることを示す必要があります。これは、医学的に証明するのが非常に難しい点であり、専門医の意見書が不可欠となります。専門医は、ご自身の病歴や労働状況を詳しく聞き取り、医学的な観点から判断を行います。

２．労災申請に必要な手続きと証拠

労災認定を受けるためには、労働基準監督署への申請が必要です。申請には、以下の書類が必要です。

申請書： 労働基準監督署で入手できます。
医師の診断書： 脳腫瘍の診断と、その病状について詳しく記載された診断書が必要です。過労との関連性についても触れられていると有利です。
勤務状況に関する資料： 勤務時間、業務内容、労働強度などを示す資料です。タイムカードがない場合は、同僚の証言や取引先とのメール、日報などを証拠として提出する必要があります。
給与明細： 収入状況を証明する資料です。

専門家への相談も強くお勧めします。社会保険労務士や弁護士に相談することで、申請手続きや必要な証拠の収集、労災認定の可能性について的確なアドバイスを受けることができます。

３．会社側の対応と今後の対応策

会社側の対応は、残念ながら適切とは言えません。給与減額の通告や、患者の状況を軽視する発言は、労働者の権利を侵害する可能性があります。会社との交渉は、専門家（弁護士など）を介して行うことをお勧めします。今後の対応としては、以下の点を考慮しましょう。

労災申請： まずは、労働基準監督署に労災申請を行いましょう。申請書類の準備には時間がかかるため、早めの行動が重要です。
専門家への相談： 社会保険労務士や弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。会社との交渉や労災申請の手続きをサポートしてもらえます。
治療とリハビリに専念： まずは、ご自身の健康回復に専念しましょう。労災認定は、治療とリハビリに支障がないように進めていくことが重要です。
記録の保持： 会社とのやり取り、医師との診断書、治療記録などは、すべて大切に保管しましょう。これらの記録は、労災認定や今後の交渉において重要な証拠となります。

４．成功事例と専門家の視点

労災認定は、必ずしも容易ではありません。しかし、過重労働と病気の因果関係を明確に示す証拠があれば、認定される可能性は高まります。例えば、ある建設作業員は、長時間の残業と過酷な労働環境により、心筋梗塞を発症しました。彼は、詳細な勤務記録と医師の診断書、同僚の証言などを提出することで、労災認定を受け、適切な補償を受けることができました。専門家（社会保険労務士）の視点から見ると、証拠の収集と整理が成功の鍵となります。曖昧な記憶や推測ではなく、具体的な事実を裏付ける証拠を提示することが重要です。また、医師の診断書には、過労との関連性を明確に記載してもらうよう依頼することが重要です。

５．まとめ：諦めずに、権利を主張しましょう

ご自身の健康状態を最優先に、治療とリハビリに専念してください。同時に、労災申請に向けて、必要な証拠を集め、専門家の力を借りながら、積極的に権利を主張しましょう。困難な状況ではありますが、諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。ご回復を心よりお祈り申し上げます。

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