学校教職員のあなたへ：職場のいじめ・ハラスメントを乗り越え、より良いキャリアを築くためのチェックリスト

この記事では、学校教職員の皆様が直面する職場環境の問題、特にいじめやハラスメントに焦点を当て、そこから抜け出し、より良いキャリアを築くための具体的な方法を提案します。教育現場の現状を理解し、問題解決に向けた第一歩を踏み出すための情報を提供します。

学校の教職員です。このようなところに書くことが批判を受けること、承知で書いています。みなさんに学校の教職員の現状を知ってもらいたい気持ちもあります。悔しくて仕方ありません。おとなげないのも承知です。

学校では、いじめは絶対にダメだと生徒に伝え、指導しますが、職員間は、先生同士のいじめ、管理職からのハラスメントが普通に行われています。組合でなんとかならないとかと言われれば、組合の力もなく、誰も声をあげることもなく、言えば管理職から言い返され、余計に働きにくくなるとだまっています。その間違った状態が続き先生方がマヒし、我慢をしている状態です。

私は現在休職中です。休む前は全くそんなことはなかったんですが、管理職や職員の転勤で学校はすっかり変わったようです。

怒りが収まりません。

わたしは、校長からのマタハラ発言。不妊治療をしているにも関わらず、妊娠するより仕事だろうと言われました。教頭からは、「あなたが戻ってこなくても、あなたがしてたポジションの仕事を、今の先生は、〇〇大学(誰もが知ってる優秀大学です)で、すごい指導してるから大丈夫だよ。」と言われる。

その他は、私が休職中のため周りから聞いた話です。教頭は、あるベテラン教諭に職員室で大きな声で、「〇〇先生は、担任しても保護者から文句ばかり言われるし、学級も任せられないから、来年度は支援学級でいいよね？」と言っていたそう。

支援学級はいったい何？できない先生が行く場所なの？

また、職員室での電話対応では、人に聞こえる大きな声ではなし、腹がたてば音をたてて受話器を投げ捨てる。そして、人の悪口を大きな声でいいまくる。職場内で、仕事ができていない人の悪口を、その人がいないところで、職員室内で大声でいいまくる。

校長は、今の時代にも関わらず、子どもが生まれた若手男性教員のことを全校朝礼のとき、全生徒の前で褒める。また、6年担任を持った女性教員を、全職員のまえで、一年間妊娠しなかったと褒める。私が不妊治療をしているためもあり、腹立たしくて仕方がありません。

その他、書けばきりがありません。

学校という職場が、いじめ、パワハラが通る、一番のブラック企業だと思います。

ここに書いてる私は、間違っているかもしれません。でも、この現状をどのように世間に知っていってもらおうか悩んでいます。学校の先生がこんなんでいいのか、私も含めてですが情けないです。

世間では、まだこのような実態が多いのかもしれません。そのような場でうまく人間関係をやっていくとかそんなことを相談しているのではありません。今の時代だからこそ、放っておいてはいけないのではないでしょうか。最近ニュースで女性の妊娠についての校長講話が話題になりました。このような発言が取り上げられるよう世間の意識も変わっていかないといけない時代だと思っています。公教育の場で、教える立場の人間だからこそ、最もそうであってはいけないと思うのです。

学校教職員の皆様、この度はご心痛のこと、お察しいたします。教育現場の現状について、深く考えさせられる内容です。いじめやハラスメントは、どの職場においても許されるものではありません。特に、子供たちの模範となるべき教育現場でこのような問題が横行していることは、看過できません。この記事では、あなたが置かれている状況を理解し、問題解決に向けた具体的なステップと、より良いキャリアを築くための方法を提案します。

1. 現状の理解と問題の可視化

まず、現状を客観的に把握することが重要です。感情的になっている状態では、冷静な判断が難しくなることがあります。以下のチェックリストを用いて、ご自身の状況を整理し、問題点を具体的に可視化しましょう。

ハラスメントの種類：
- パワハラ（職務上の地位を利用した嫌がらせ）
- モラハラ（精神的な嫌がらせ）
- セクハラ（性的な嫌がらせ）
- マタハラ（マタニティハラスメント）
具体的なハラスメントの内容：
- いつ、どこで、誰から、どのようなハラスメントを受けたのか
- 具体的な言動や行動を詳細に記録する
- 証拠となるもの（メール、録音、日記など）を保管する
周囲の状況：
- 他の教職員も同様の被害を受けているか
- 周囲の反応（見て見ぬふり、加担など）
心身への影響：
- 心身にどのような影響が出ているか（不眠、食欲不振、不安感など）
- 医療機関への受診状況
学校の対応：
- 学校への相談状況
- 学校側の対応（改善が見られるか、隠蔽しようとしているか）

このチェックリストは、問題を整理し、客観的に状況を把握するためのツールです。記録を詳細に残すことで、今後の対応がスムーズに進む可能性が高まります。また、弁護士や専門機関に相談する際にも、具体的な情報を提供できるため、有効です。

2. 相談できる窓口の活用

一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することが大切です。相談できる窓口は、問題解決への第一歩となります。以下に、相談できる窓口をいくつか紹介します。

学校の相談窓口：
- まずは、学校の相談窓口に相談することを検討しましょう。ただし、学校側の対応が不十分な場合は、他の窓口も検討する必要があります。
教育委員会：
- 教育委員会は、教職員の労働環境に関する相談を受け付けています。学校の対応に不満がある場合、教育委員会に相談することも有効です。
労働組合：
- 労働組合に加入している場合は、組合に相談しましょう。組合は、教職員の権利を守るために、学校側と交渉したり、法的支援を提供したりすることがあります。
弁護士：
- ハラスメントが深刻な場合や、法的手段を検討したい場合は、弁護士に相談しましょう。弁護士は、法的アドバイスや、学校との交渉、訴訟などのサポートを提供します。
専門の相談機関：
- ハラスメントに関する専門の相談機関も存在します。これらの機関は、専門的な知識と経験を持ち、あなたの状況に応じたアドバイスを提供してくれます。

相談する際には、これまでの経緯や証拠を整理しておくと、スムーズに話が進みます。また、複数の窓口に相談し、それぞれの意見を聞くことも有効です。

3. 証拠の収集と保全

問題解決のためには、証拠の収集が不可欠です。証拠は、あなたの主張を裏付けるだけでなく、今後の交渉や法的手段において重要な役割を果たします。以下の証拠を収集し、保全しましょう。

記録：
- ハラスメントの内容、日時、場所、加害者、目撃者を詳細に記録する。
- 日記やメモ、メールのやり取り、会話の録音など、あらゆる記録を残す。
証言：
- 他の教職員や関係者の証言を得る。
- 証言は、あなたの主張を裏付ける強力な証拠となる。
物的証拠：
- メール、手紙、SNSのメッセージ、写真、動画など、ハラスメントの証拠となるものを収集する。
- 証拠は、改ざんされないように、原本を保存し、コピーを作成する。
医療記録：
- 心身に不調をきたしている場合は、医療機関を受診し、診断書や治療記録を取得する。
- 医療記録は、ハラスメントによる心身への影響を証明する証拠となる。

証拠の収集と保全は、問題解決の過程において非常に重要です。証拠が多ければ多いほど、あなたの主張が認められる可能性が高まります。

4. 学校との交渉と法的手段

証拠を基に、学校との交渉や法的手段を検討します。まずは、学校側との話し合いを試み、問題解決を目指しましょう。学校との交渉がうまくいかない場合は、法的手段を検討することになります。

学校との交渉：
- 学校の相談窓口や、管理職との話し合いを通じて、問題解決を目指す。
- 弁護士に同席してもらい、交渉を有利に進めることも可能。
- 交渉の際には、証拠を提示し、あなたの主張を明確に伝える。
法的手段：
- 弁護士に相談し、法的手段（内容証明郵便の送付、労働審判、訴訟など）を検討する。
- 法的手段は、時間と費用がかかる場合があるため、慎重に検討する。
退職：
- 職場環境が改善されない場合や、心身への影響が大きい場合は、退職も選択肢の一つとなる。
- 退職する際には、退職理由を明確にし、今後のキャリアプランを検討する。

学校との交渉や法的手段は、あなたの権利を守るための重要な手段です。専門家のアドバイスを受けながら、最適な方法を選択しましょう。

5. キャリアの再構築とスキルアップ

職場環境の問題が解決したら、今後のキャリアについて考えましょう。今回の経験を活かし、自己成長を促すことも重要です。以下に、キャリアの再構築とスキルアップのための方法を紹介します。

自己分析：
- 自分の強みや弱み、興味関心、価値観を改めて見つめ直す。
- 今回の経験から得られた学びや、今後のキャリアに活かせるスキルを明確にする。
スキルアップ：
- 教員としての専門性を高めるための研修や資格取得に挑戦する。
- コミュニケーション能力、問題解決能力、リーダーシップなどのソフトスキルを磨く。
- キャリアコンサルタントに相談し、キャリアプランを策定する。
転職：
- 現在の職場環境が改善されない場合は、転職も選択肢の一つとなる。
- 他の学校や教育関連企業、異業種への転職も視野に入れる。
- 転職活動の際には、自己分析の結果を基に、自分に合った求人を探す。
メンタルヘルスケア：
- 今回の経験から、心身に不調をきたしている場合は、専門家のサポートを受ける。
- ストレスを軽減するための方法（リラックス法、趣味など）を見つける。
- 定期的な休息と、十分な睡眠を確保する。

キャリアの再構築は、新たなスタートを切るチャンスです。自己分析を通じて、自分の強みや興味関心を見つけ、スキルアップを図りましょう。転職も視野に入れ、より良い職場環境を求めて、積極的に行動しましょう。

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6. 周囲への影響と社会への発信

あなたの経験は、他の教職員や、同じような問題を抱える人々に勇気を与える可能性があります。あなたの経験を活かし、周囲への影響と社会への発信を検討しましょう。

情報発信：
- SNSやブログなどを通じて、あなたの経験を発信する。
- 同じような問題を抱える人々とつながり、情報交換を行う。
- 教育現場の現状について、積極的に情報発信する。
啓発活動：
- 学校や教育委員会で、ハラスメント防止に関する講演会や研修会を開催する。
- ハラスメントに関する啓発活動に参加する。
- 教育現場の改善に向けた提言を行う。
支援活動：
- 同じような問題を抱える人々を支援する団体に参加する。
- 相談窓口のボランティアとして活動する。
- あなたの経験を活かし、他の人々をサポートする。

あなたの経験は、教育現場の改善に貢献するだけでなく、社会全体の問題意識を高めることにもつながります。積極的に情報発信し、啓発活動や支援活動に参加することで、より良い社会の実現に貢献しましょう。

7. まとめ：未来への一歩を踏み出すために

学校教職員の皆様、今回の経験は、あなたにとって非常に辛いものだったと思います。しかし、この経験を乗り越えることで、あなたは必ず成長し、より強くなることができます。現状を客観的に把握し、相談できる窓口を活用し、証拠を収集し、学校との交渉や法的手段を検討し、キャリアを再構築し、周囲への影響と社会への発信を行うことで、未来への一歩を踏み出すことができます。

あなたの勇気ある行動が、教育現場の改善につながることを願っています。そして、あなたがより良いキャリアを築き、充実した人生を送れることを心から応援しています。

最後に

この記事が、あなたの問題解決の一助となることを願っています。一人で悩まず、積極的に行動し、未来を切り開いてください。あなたの未来が明るいものとなることを心から願っています。

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