パチンコ店での器物損壊｜弁償請求額の妥当性と対応策

器物損壊の加害者です。パチンコ店にて過去に何度か計数機にコーラをぶち撒けた事があります。先般、店員が《これまで常連だと思ってめをつぶってきたが、さすがに弁償しろ》と言ってきました。1台数百万円の機会で実被害も大きいとのこと《始めは数十万円と言っていたのに、いつの間にか額が数百万円に上がっていました》。当然、謝罪したのですが、そもそも本当に故障して毎回修理していたのか疑問です。翌日も普通に稼働していたと思います。もちろん、本当に故障していたなら、その費用は全額支払いますが、していないのに何百万円も請求されたら脅しなのかなとも思ってしまいます。今の所、刑事事件にするつもりは無いとの事なのですが、請求額をそのまま支払った方が良いのでしょうか？補足パチンコをやられない方もいると思いますので計量機は出玉を流して枚数を確認する機械です。パチンコ店の売上の定義は台にお金をいれるか購入したICカードによるもので、計数器は売上には影響は無いとの認識です。（厳密な知識がないため、ご存知の方がおられれば教えて下さい。）また、計数器は10台以上あり、利用する方は当然、出玉がある方のみです。（通常、同時稼働していても4～5台だと思います。）

パチンコ店での計数機への器物損壊、そして高額な弁償請求…非常に悩ましい状況ですね。このケースは、民事上の損害賠償請求の問題であり、刑事事件とは別個に扱われます。まずは、冷静に状況を整理し、適切な対応を検討しましょう。本記事では、転職コンサルタントの視点から、この問題を解決するためのステップを分かりやすく解説します。

１．状況の整理と事実確認

まずは、状況を整理し、事実関係を確認することが重要です。以下の点を具体的に確認してみましょう。

損壊の程度： コーラをぶちまけた回数、その都度計数機にどのような損傷があったのか、写真や動画などの証拠があれば提示しましょう。店員の証言だけでは不十分です。
修理履歴： パチンコ店に、過去に計数機の修理履歴（修理日時、内容、費用）の開示を請求しましょう。請求書や領収書などの証拠を提示してもらうことが重要です。もし、修理履歴が不十分であったり、請求額と合致しない場合は、その点を指摘できます。
計数機の稼働状況： 損壊後、計数機が翌日も稼働していたというご自身の証言は重要な証拠となります。もし可能であれば、その日のパチンコ店の状況を裏付ける証人を見つけたり、防犯カメラの映像を確認できるか確認しましょう。これは、損壊による損害額が本当に数百万円に上るのかを判断する上で非常に重要です。
弁償請求額の根拠： 数百万円という請求額の根拠を明確にさせましょう。単なる推定ではなく、具体的な修理費用、損失利益、その他付随費用などを詳細に説明してもらう必要があります。見積書や請求書などの証拠を提示してもらうように要求しましょう。

２．専門家への相談

現状では、ご自身だけで判断するのは難しい状況です。弁護士や司法書士などの専門家に相談することを強くお勧めします。専門家は、法律的な観点から状況を分析し、最適な解決策を提案してくれます。特に、数百万円という高額な請求に対しては、専門家のアドバイスが不可欠です。

弁護士費用は心配かもしれませんが、無料相談を受け付けている法律事務所も多いです。まずは、複数の法律事務所に相談し、適切な弁護士を選んでください。弁護士費用は、事件の難易度や弁護士の経験によって異なりますが、着手金と成功報酬で支払うケースが多いです。

３．交渉と解決策

弁護士に相談後、パチンコ店との交渉に入ります。弁護士が交渉することで、より冷静かつ客観的な話し合いを進めることができます。交渉では、以下の点を主張しましょう。

損壊の程度と請求額の不一致： 修理履歴と請求額の不一致、翌日も稼働していた事実などを根拠に、請求額の妥当性を問いただしましょう。
過剰請求の可能性： 故意に高額な請求をしている可能性があることを指摘し、正当な金額での解決を求めましょう。
分割払いなどの交渉： 仮に弁償が必要と判断された場合でも、一括払いではなく分割払いを交渉しましょう。経済的な負担を軽減することができます。

４．最悪のケースへの備え

交渉がうまくいかない場合、裁判になる可能性も考慮する必要があります。裁判となると、時間と費用がかかりますが、弁護士の適切なアドバイスとサポートを受けながら、対応していきましょう。

裁判では、証拠が非常に重要になります。そのため、これまでのやり取り（メール、電話記録など）、修理履歴、計数機の稼働状況などをきちんと記録・保管しておきましょう。

５．再発防止策

今回の経験を踏まえ、再発防止策を講じることも重要です。パチンコ店で落ち着いて行動すること、感情をコントロールすることなどを心がけましょう。もし、感情のコントロールに不安がある場合は、専門機関に相談することも検討してください。

まとめ

パチンコ店での器物損壊による弁償請求は、複雑な問題です。高額な請求に直面した際は、決して一人で悩まず、弁護士などの専門家に相談することが重要です。冷静に状況を整理し、証拠を収集し、適切な対応を取ることで、最善の解決策を見つけることができるでしょう。今回の経験を活かし、今後このような事態を避けるためにも、自己コントロールを意識し、冷静な行動を心がけてください。

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