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念願のマイホーム、でも…ガス管、鳥の巣、穴だらけ?!新築住宅のトラブルと適切な対応

念願のマイホーム、でも…ガス管、鳥の巣、穴だらけ?!新築住宅のトラブルと適切な対応

新築で念願のマイホームを購入しましたが、不要な部分にガス管が通してありました。諸所の説も意見もあるかと思いますが、私も主人もガス漏れが心配で不要な箇所にはガス管を通してほしくないと言っていました。引き渡し日が迫っておりローンの契約を早急にしないといけなかったので先に契約を済ませ(営業の方から「絶対に大丈夫だから信用して下さい!」と言われました)、後日工事の担当者とガス会社の方から安全性について説明をして欲しいとお願いしました。何より、せっかくのマイホームの壁に要らぬ穴が空いているという事が残念で…説明日の当日、ガス会社の方から話しは聞き納得したのですが、現場監督の方が風邪でこれないとのこと。こちらとしては、現場監督の方の顔を拝見し「この人に工事を頼んでも大丈夫だった」と安心させて欲しかったのですが…営業さんは悪気もなさそうに「なんなら今、こちらから現場監督に電話して確認できますが?」との事…こちらは悪くないのに、どうしてわざわざこちらから電話をしなければならないのか…と、腹ただしい気持ちになりました。見た目はわからないように補正し、穴の空いた部分も板を貼り付け補正したと営業さんからは写メを見せられました。他にも、現場の方が窓を開けっ放しにしていて、入居前に部屋の中に鳥の巣のようなものがあったり…(これは掃除をしてもらいましたが)、主人がパントリーの棚を取り付けようとしたところ、板がパントリー内の壁に当たり穴が空いたり(営業さん曰く、パントリー内の壁は石膏の為弱いとの事。作り直すなら費用が3万程かかるが、パテで補正するなら無料と言われました…そういう物なのでしょうか?)。なんだか入居前から欠陥住宅では?と不安でいっぱいです…初めての大きな決断で頑張って購入した家…誠意ある対応を見せて欲しいと思ったのですが、私が細かすぎるのでしょうか?ガス菅の件も、パントリーの件も一般的にはこのような対応の程度の問題なのでしょうか?

新築マイホーム購入、おめでとうございます!しかし、喜びと共に、ガス管の設置、鳥の巣、パントリーの壁の穴など、様々な問題が発生し、不安を感じているとのこと。ご心労お察しいたします。これは決して「あなたが細かすぎる」という問題ではありません。せっかくのマイホーム、安心して暮らせる状態であるべきです。本記事では、これらの問題を専門家の視点から分析し、今後の対応策を具体的にご提案します。

1.不要なガス管設置問題:施工ミスと顧客対応の両面から検証

まず、不要な箇所にガス管が設置された件について。これは明らかに施工ミスです。事前に「不要な箇所にガス管を通したくない」と伝えていたにも関わらず、施工されたことは、契約違反に当たる可能性があります。営業担当者の「絶対に大丈夫」という発言は、後々のトラブル回避に繋がる法的責任を伴う発言であった可能性も否定できません。ガス会社からの説明で納得できたとしても、現場監督との面談を希望する気持ちは当然です。現場監督は工事の責任者であり、直接説明を受けることで、工事の質や今後の対応への信頼感が高まります。営業担当者から現場監督への電話を依頼するよう促されたことには、疑問が残ります。顧客であるあなたが、自ら確認の電話をする必要はありません。企業側が責任を持って対応すべきです。

対応策:

  • 書面でのクレーム提出:ガス管設置の経緯、営業担当者とのやり取り、現場監督との面談希望などを明確に記した内容証明郵便を送付しましょう。証拠として、契約書、メールのやり取りなどを添付することをお勧めします。
  • 弁護士への相談:もし、企業側が誠意ある対応を示さない場合、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から適切な対応をアドバイスし、必要であれば交渉や訴訟を行います。
  • 消費者センターへの相談:消費者センターは、企業と消費者のトラブル解決を支援する機関です。相談することで、適切な解決策を見つけるためのサポートを受けることができます。

2.鳥の巣とパントリーの穴:施工管理の甘さと瑕疵担保責任

窓を開け放しにしていたことで鳥の巣が作られたこと、パントリーの壁に穴が開いたことは、施工管理の甘さを示しています。鳥の巣は清掃してもらえたとのことですが、窓の管理体制に問題があったことは否めません。パントリーの壁の穴は、石膏ボードの強度不足が原因の可能性があります。これは、建築基準法に抵触する可能性がある重大な瑕疵(かし)に該当する可能性があります。

瑕疵担保責任とは、売主が、売買契約時に存在していた建物の欠陥について、買主に対して責任を負うことです。この責任期間は、通常、引き渡しから一定期間(多くの場合、1年間)です。パントリーの壁の修理費用を負担させるのは、本来であれば売主側の責任です。パテによる補修ではなく、適切な修理を要求する権利があります。

対応策:

  • 瑕疵担保責任に基づく修理請求:施工不良による損害を理由に、適切な修理を要求しましょう。書面で、問題点、修理内容、費用負担などを明確に伝えましょう。
  • 専門家(建築士など)による調査:状況によっては、建築士などの専門家に調査を依頼し、客観的な証拠を確保しましょう。これにより、交渉を有利に進めることができます。

3.住宅トラブル解決のための具体的なステップ

これらの問題への対応は、以下のステップで行うことをお勧めします。

  1. 事実の記録:写真、動画、メールのやり取りなど、問題が発生した状況を詳細に記録しましょう。
  2. 冷静な対応:感情的にならず、事実を淡々と伝えましょう。記録した証拠を元に、具体的な問題点を指摘します。
  3. 書面での連絡:口頭でのやり取りだけでなく、重要な事項は書面で記録に残しましょう。内容証明郵便が効果的です。
  4. 段階的な対応:まずは、建設会社と直接交渉を試みます。それでも解決しない場合は、弁護士や消費者センターに相談しましょう。

4.専門家への相談:早期解決への近道

これらの問題は、専門家の助けを借りることで、よりスムーズに解決できる可能性が高まります。弁護士、建築士、不動産鑑定士など、それぞれの専門家の知見を活用することで、より適切な対応策を講じることが可能です。特に、法的措置を検討する際には、弁護士への相談が不可欠です。

5.まとめ

新築住宅のトラブルは、精神的にも大きな負担となります。しかし、冷静に対処することで、解決への道筋が見えてきます。今回のケースでは、施工ミス、施工管理の甘さ、そして顧客対応の不備が問題となっています。まずは、事実を記録し、書面でクレームを提出しましょう。それでも解決しない場合は、専門家への相談を検討してください。大切なのは、あなたの権利を主張し、安心して暮らせる住まいを実現することです。決して諦めずに、適切な対応を取ってください。

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