中古車購入トラブル！ナビのUSB有無と価格、交渉術を徹底解説

友人（５０代女性）が町の自動車屋さんで中古車を買いました。古い型ですが、お気に入りだったのでそれはいいのですが、ナビがついていなかったので、ナビをつけてこの値段といわれたお金を先に支払いました。その際、自動車屋さんからナビにはUSBを付けますかといわれ、USBつきのナビを中古で探してもらうことになりました。中古のUSB付ナビを上限５５０００円と思ってくださいといわれ、支払いました。ところが、ついてきたのは、USBのついていないタイプで、友人が問い合わせると、USB付は１０万円を越すものしかありませんと当たり前のようにいわれました。この自動車屋さんは一人で倉庫みたいなところを工場として使っていて、ほそぼそと営業しています。３９歳のややヤンキー上がりっぽい人で、最初は丁寧でしたが、お金を支払った後、態度が変わってきました。友人は、これから折衝するところですが、まだ登録もこれからお願いするところなので、強くは言えないと少しビビってもいます。ここで、 ①USB付のナビが予算オーバーならば、その時点で説明すべきだと思います。 ②USB付のナビでないなら価格を明らかにして５５０００円との差額を返金すべきではないでしょうか？ ③これらのことを、いうことは正当な権利でしょうか？ ④正当な権利であったとして、差額の返還要求に相手が応じなかった場合に、対抗策として、どんなものがあるでしょうか？たとえば、「消費者センターに言う」などというのは効果があるのでしょうか？友人が女性であるためなのか、お金を支払ったとたんに不躾な物の言い方に変わりました。ちなみに現時点で、名義登録もこれからやってもらわなければなりませんが、この費用も諸費用として支払い済みです。しかし、揉めてしまうとそれもしなくなる可能性があります。ただ、自動車屋さんは、車庫証明が地主さんの手違いで、日付を誤って記入していて、警察にやり直しをさせられ、日付を訂正したところ今度はまたまた地主さんが住所を間違えていました。自動車屋さんは発行された車庫証明をもって陸運局に登録に行ったところ、印鑑証明の住所と車庫証明の住所が違っていたので、またまた戻らざるを得ませんでした。自動車屋さんは「なんなんだ」と思っている様子ですが、私は、書類が整った段階で自動車屋さんはすべての内容をチェックすべきであって、きちんとチェックしていれば、警察へも陸運局へも行く必要はなかったのではないかと思います。このあたりのことをつくのは、相手を感情的にするだけでしょうか？とはいえ、登録のための諸費用も、USB付ナビの上限といわれた５５０００円も支払っています。どなたか、効果的な交渉の仕方をお教えください。補足現在ついてきたUSBのついていないナビはメーカーがどこにも書いていない不明な中古のナビです。ネットで見ると、メジャーではないかもしれませんが一応メーカー名の書いてあるUSB付のナビが新品で３５０００円前後であります。パイオニアなどはさすがに１０万円を超える高額ですが。しかし、今ついているのが名もない中古ナビなのだから、ネットで新品でこんなのがありますよぐらいの話があってもよかったのではと思います。このあたりも不信感が払拭できないところです。なにとぞよろしくご教示願います。

ケーススタディ：中古車購入トラブルからの学び

今回のケースは、中古車販売における情報提供の不透明さ、そして契約後の対応の悪さが露呈した典型例です。５０代女性である友人が、３９歳の男性店主から一方的に不利な条件を押し付けられ、精神的に追い詰められている状況は、非常に残念です。このケースから、中古車購入における注意点、そしてトラブル発生時の対応策を学ぶことができます。

まず、問題点を整理しましょう。

価格の不透明性：USB付きナビの価格上限が55,000円と提示されたにも関わらず、実際には10万円を超えるものしかないと説明された点。
情報開示の不足：USB非搭載ナビの具体的なメーカーや機種、市場価格の情報が全く提供されなかった点。
契約後の態度変化：契約前に丁寧だった店主の態度が、契約後に不躾になった点。
車庫証明取得の遅延：店主側のミスにより、車庫証明取得に余計な時間がかかった点。

これらの問題点は、すべて消費者の権利を侵害する可能性があります。

交渉における３つのステップ

友人がこれから行う交渉は、以下の３ステップで進めることをお勧めします。

ステップ１：冷静な事実確認と証拠集め

まずは、冷静に事実関係を確認しましょう。契約書、領収書、メールのやり取りなど、すべての証拠を保管し、整理します。特に、ナビに関する価格の約束や、USB搭載に関する記述があれば、非常に強力な証拠となります。また、ネット上で同程度の機能を持つナビの価格を調べ、比較資料として用意しておきましょう。これは、店主の主張の不当性を証明するのに役立ちます。

ステップ２：穏やかな口調での交渉

交渉は、穏やかな口調で行うことが重要です。感情的な言葉遣いは、相手を逆なでし、事態を悪化させる可能性があります。まず、問題点を具体的に説明し、USB非搭載ナビの価格差額の返金を求めます。その際、「USB付きナビを探していただくという約束で55,000円を支払ったのに、実際にはUSB非搭載のナビしか提供されず、非常に困っています」といったように、事実を淡々と述べることが重要です。

ステップ３：必要に応じて法的措置を検討

ステップ２で交渉がまとまらない場合は、消費者センターへの相談や、弁護士への相談を検討しましょう。消費者センターは、紛争解決の仲介役として機能し、法的アドバイスも提供してくれます。弁護士に相談すれば、法的措置（損害賠償請求など）の可能性や、その手順について詳しく教えてもらえます。

専門家の視点：中古車購入時の注意点

中古車購入は、高額な買い物であり、トラブルのリスクも伴います。トラブルを避けるためには、以下の点に注意しましょう。

契約前に、すべての条件を明確にする：価格、装備、納車時期、保証内容などを、書面で確認しましょう。
複数の業者に見積もりを取る：複数の業者から見積もりを取り、価格や条件を比較することで、最適な選択ができます。
車の状態をしっかり確認する：試乗を行い、車の状態を丁寧に確認しましょう。整備記録簿なども確認し、問題がないか確認しましょう。
契約書をよく読む：契約書の内容をしっかりと理解し、不明な点は質問しましょう。契約書に署名する前に、十分に検討しましょう。

今回のケースでは、店主の対応に問題があったことは明らかです。しかし、友人も、契約前に条件を十分に確認しなかった点については反省すべきでしょう。

成功事例：消費者センターの活用

過去には、中古車販売店で同様のトラブルが発生し、消費者センターに相談することで解決した事例があります。消費者センターは、消費者の権利を守るための機関であり、無料で相談に乗ってもらえます。相談することで、法的知識を得たり、交渉のサポートを受けたりすることができます。

まとめ

今回のケースは、中古車購入におけるトラブルの典型例です。価格の不透明さ、情報開示の不足、契約後の態度変化など、多くの問題点が指摘できます。トラブルを回避するためには、契約前に条件を明確にし、複数の業者から見積もりを取るなど、慎重な対応が求められます。もしトラブルが発生した場合は、冷静に事実を確認し、証拠を集め、穏やかな口調で交渉を行いましょう。それでも解決しない場合は、消費者センターや弁護士に相談することを検討しましょう。

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