証券会社との決別はすべき？投資損失と担当者への不信感からの脱却

この証券会社とは決別すべきでしょうか？ 3315円で購入したリクルート株を当時の担当者が、今の評価が高すぎる、売ったらどうか・・と何度も電話があり身近な企業がこれからどう成長していくか楽しみだったので「売りたくない」と4，5回断っていましたが、次の商品を勧められた際結局1月3580円のころに他の損切りとともに売ってしまいました。（今でも、なぜあんなに何度も言ってきたのかさっぱりわかりません）不信は他にもいろいろあってその担当者を1年半ほどで変えてもらいました。新たな担当者が先日アルツハイマー病の治療薬で有名になった BIIB:US バイオジェンを勧め、 7月21日50万で購入し、治験データが22日に報告後、24日決算修正され急落数日で15万の損になっています。ネット証券ではなく担当が勧めるシステムはその分手数料を高く支払っているのですが、 OKを出した客の方の自己責任・・といわれてしまいます。現在、身近な銀行に貯蓄をしたいので（分散し・信用を作りたいので）今後紹介しないで・・と伝えています。バイオジェンに興味のある方はどのように見ておられたのでしょう？この証券マン（証券会社のノルマかもしれませんが）のセンス（読み）はどう思われますか？そろそろこの証券会社とお別れしたほうがよい時期か・・と考えたりします。追記・・株や投資は相続した賃貸物件の建て替え（4，5年先）の費用とするものです。親亡き後の知的障害の息子と、息子に係る娘を案じた亡き母の思いを引き継いで貯めているものです。

ご相談ありがとうございます。ご質問の内容から、ご不安な気持ち、そしてご家族への責任感の強さが伝わってきます。まず、お気持ちに寄り添いながら、現状を整理し、今後の対応について一緒に考えていきましょう。ご質問にあるリクルート株の売却、そしてバイオジェン投資での損失、担当者への不信感…これらの問題を一つずつ丁寧に分析し、最適な解決策を探っていきましょう。

１．リクルート株売却とバイオジェン投資：何が問題だったのか？

まず、リクルート株の売却についてですが、担当者の勧誘に断り続けたにも関わらず、最終的に売却してしまった背景には、おそらく「追加商品の勧誘」というプレッシャーがあったのではないでしょうか。これは、残念ながら多くの証券会社で起こりうる問題です。担当者にはノルマがあり、顧客に新しい商品を売ることが求められるため、顧客の意思とは別に、積極的な勧誘が行われるケースがあります。

バイオジェン投資に関しては、治験データ発表後の急落は、市場の反応が非常に速く、リスクの高い投資であることを示しています。バイオテクノロジー関連の銘柄は、研究開発の成功・失敗に大きく左右されるため、高いリターンが期待できる一方で、大きな損失を被る可能性も高いです。担当者の方の「センス（読み）」については、正直なところ、今回のバイオジェン投資の判断は適切とは言えません。投資判断は、常にリスクとリターンのバランスを考慮する必要があります。今回のケースでは、リスクに対する十分な説明や、ご自身の投資目標との整合性が欠けていた可能性が高いです。

２．証券会社との関係：継続すべきか、それとも決別すべきか？

証券会社との決別を検討されているとのことですが、これは非常に重要な決断です。結論から言うと、現在の状況では、この証券会社との関係を見直すことを強くお勧めします。

理由は以下の通りです。

担当者への不信感： 二度も不適切な投資勧誘を受けていることから、担当者への信頼関係は完全に失われています。信頼関係のない担当者から投資アドバイスを受けることは、リスク管理の観点からも非常に危険です。
手数料の高騰： ネット証券と比較して手数料が高いということは、長期的な投資において大きな損失につながる可能性があります。手数料の低減は、投資パフォーマンス向上に大きく貢献します。
投資目標とのずれ： 賃貸物件の建て替え資金という明確な投資目標があるにも関わらず、リスクの高い投資を勧められている点は、大きな問題です。担当者は、あなたの投資目標を理解し、それに沿ったアドバイスをするべきです。

３．今後の投資戦略：具体的なアドバイス

まず、ご自身の投資目標を明確化しましょう。賃貸物件の建て替え資金という目標は素晴らしいです。この目標を達成するために、どのようなリスク許容度で、どのような投資戦略をとるべきか、改めて検討する必要があります。

具体的なアドバイスとしては、以下の点を考慮してみてください。

ネット証券への移行： 手数料が低く、情報収集も容易なネット証券への移行を検討しましょう。多くのネット証券では、投資に関する情報やツールが充実しており、自分で投資判断を行う上で非常に役立ちます。
分散投資： 一つの銘柄に集中投資するのではなく、複数の銘柄や投資商品に分散投資することで、リスクを軽減することができます。例えば、株式だけでなく、債券や不動産投資信託（REIT）なども検討しましょう。
長期的な視点： 賃貸物件の建て替えは4～5年後とのことですので、長期的な視点で投資戦略を立てましょう。短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、長期的な成長が見込める銘柄に投資することが重要です。
専門家への相談： 必要に応じて、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な投資戦略を立てることができます。

４．成功事例：信頼できるパートナー選びの重要性

私の過去のクライアントに、ご自身の資産運用を成功させた方がいます。その方は、複数の証券会社やアドバイザーと面談し、自分の投資目標やリスク許容度を丁寧に説明し、本当に信頼できるパートナーを選びました。その結果、長期的な視点で資産運用を行い、目標達成に成功しています。信頼できるパートナーを選ぶことは、投資成功の鍵となります。

５．まとめ

今回の経験を教訓に、今後の投資戦略を立て直すことが重要です。証券会社との関係を見直し、信頼できるパートナーを選び、ご自身の投資目標に合った戦略を立てることで、必ず成功に導くことができます。焦らず、じっくりと時間をかけて、最適な方法を見つけていきましょう。そして、ご家族への責任感も素晴らしいです。その責任感と、今回の経験を活かし、より良い未来を築いていけるよう、応援しています。

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