34歳、博士号取得者、統合失調症経験者からの転職成功への道標：職種選びから面接対策まで徹底解説
34歳、博士号取得者、統合失調症経験者からの転職成功への道標：職種選びから面接対策まで徹底解説
こんばんわ。就職活動でうまくいかず、悩んでいます。私は34歳です。1浪して大学に入り、2留しました。そして博士前期課程に進み、2年で終了しました。その後博士後期課程に進みましたが、統合失調症を発症し、3年ででられませんでした。博士後期課程は在学年限いっぱいの6年を使いました。途中半年休学したので、計6年半、博士後期課程にいました。途中までやったから博士号をとるところまでがんばろうと思い、無事、博士号をとることができました。9月卒業をします。しかし、34歳になってしまいました。途中でアルバイトは少ししましたが、ほんの少しだけです。職歴はありません。専門は植物生理生態でした。植物生態の生理学的なことを研究する分野です。博士にこんなに長くいたにもかかわらず、英語ができないし、車の運転もできません。また病気だったせいもあり、勉強ができなくて、アイデアも知識も不足し研究していた分野での実力がなさすぎてポストを得ていくのが難しいと思っています。また研究を続けていくパワーをもてない。統合失調症になって、陰性症状がでていて、感情が平板化し、明るさがなくなり、自信をなくした。等、いろいろあり、研究の道に進みたくないというのが本音です。英語と車が一番のネックですが、そこで3月から就職活動をしていました。新卒か中途かどちらかわからなかったのですが、中途採用の募集に応募したいたところ、書類でばんばん落ちる、そしていくつか面接にいきましたが、面接でバンバン落ちるで、仕事を決められていません。IT（プログラミング、ネットワーク）、パチンコ、リサイクル設備のオペレーター、警備、塾、と面接まで行きましたが、全部落ちました。施工管理で内定をもらったのですが、統合失調症であることを話したら、内定がキャンセルされました。おそらく面接で志望動機や、なぜ大学院までいってほかの分野の仕事をつくのか、なにをやりたいのか、なにができるのか等の質問に対する答えのレベルが低いです。また打てば跳ね返ってくるコミュニケーションができなかったり、個人的な性格(押しが弱くて、気弱、真面目、文化系）などがマッチングしないなどが原因だと思っていますが、なぜ面接で落ちているのか正確な理由はわかりません。一社だけ、最終面接に行きました。IT企業です。この会社には新卒でエントリーしました。最終面接はこれからです。この会社には統合失調症であることを伝えました。しかしこの会社は離職率が高く給与が低いことから評判の悪い会社です。最終面接がんばろうと思いますが、もっといい会社に入りたいです。最近、障害者枠での就職を主主医から勧められ手帳を申請しました。障害者枠での就職を視野に入れて活動をしようと思っています。このままいっても書類、そして面接で落ちまくるだけな様な気がします。最終面接までいった会社はもちろんがんばります。しかし、もっと悪い評判のないいい会社とめぐり合いたいです。正社員を目指しています。そこで質問です。車の運転は怖いのでしたくありません。またコミュニケーションに自信がなくて営業もしたくありません。どのような職種に正社員の可能性があるでしょうか？ITは年齢が高すぎて、どうも書類でばんばん落ちてしまいます。面接までいったこともありましたが、落ちました。ITは未経験で34歳ではやはり可能性は薄いでしょうか？事務は狙えるでしょうか？公務員の社会人枠は可能性があるでしょうか？面接はどういう風にしたらよいでしょうか？また、どのような枠に応募するといいのか？今はもうすでに遅いけれども、新卒枠に挑戦する。引き続き中途で応募する。障害者枠で応募する。3つ選択肢があるのですが、どういう風にしていったら幸せをつかめるのだろうか、と悩んでいます。障害者枠の応募は正社員への可能性が広がるでしょうか？統合失調症だと、一般枠での就職にはネガティブに働きますか？よく、アンケートで通院していますか？病名はなんですか？と聞かれることがあり、正直に通院はしていることと、統合失調症であることをかいています。これで落ちていることはありえますか？以上、なにかしら回答をいただけると幸いです。
結論から：34歳、博士号取得者、統合失調症経験者でも正社員就職は可能です！
まず、ご安心ください。あなたの状況は決して不利なものではありません。博士号取得という高い専門性、そして統合失調症と向き合いながら博士課程を修了された経験は、大きな強みです。年齢や病歴は、確かにハードルを高める要素ではありますが、適切な戦略と準備で、必ず正社員として活躍できる道は開けます。
この回答では、あなたの状況を踏まえ、具体的な職種、応募枠、面接対策を提案します。
１．あなたに最適な職種は？
車の運転が苦手で、コミュニケーションに不安があるとのことですので、営業職や運転が必須の職種は除外しましょう。 あなたの強みである「研究で培った分析力・論理的思考力」と「博士号」を活かせる職種を探ることが重要です。
- 研究関連職（異分野）：植物生理生態の知識を活かす直接的な研究職は難しいかもしれませんが、研究開発、データ分析、品質管理といった、分析力や論理的思考力が求められる職種は可能性があります。製薬会社、食品会社、環境関連企業などが考えられます。
- 事務職（専門性を活かす）：博士号取得者は、高度な情報処理能力や文章作成能力に長けていることが多いです。これらのスキルを活かせる事務職、特に研究機関や大学、企業の研究部門の事務職は、あなたの経験とスキルを高く評価してくれる可能性があります。専門知識を活かせる事務職は、他の応募者との差別化にも繋がります。
- IT関連職（データ分析）：IT業界は年齢がネックになるケースが多いですが、データ分析や研究開発といった専門性を活かせる分野であれば、年齢をカバーできる可能性があります。プログラミングスキルは必須ではありませんが、SQLなどのデータベース操作スキルや統計解析スキルがあれば有利です。未経験でも、博士課程での研究経験をアピールすることで、学習意欲や分析能力の高さを示せます。
- 公務員（研究関連）：国立研究機関や地方自治体の研究部門など、公務員には専門性を活かせるポジションがあります。競争率は高いですが、博士号取得者は有利に働く可能性があります。社会人枠での応募も可能です。
２．応募枠の選択：中途採用、障害者枠、それぞれのメリット・デメリット
- 中途採用：一般枠での就職活動は、年齢と病歴が不利に働く可能性があります。しかし、あなたの専門性を活かせる職種を見つけられれば、年齢は必ずしも不利とはなりません。面接対策をしっかり行い、自信を持ってアピールすることが重要です。
- 障害者枠：障害者枠は、雇用機会の確保を目的とした制度です。応募条件が緩和されている場合があり、正社員への道が開きやすくなります。しかし、応募できる企業や職種が限られる可能性があります。また、障害者手帳の取得が必要になります。
- 新卒枠：34歳で新卒枠に応募するのは現実的ではありません。
現状を鑑みると、まず障害者枠を積極的に活用することをお勧めします。 同時に、専門性を活かせる中途採用にも挑戦することで、選択肢を広げましょう。
３．面接対策：自己PRと質問への対応
面接で落とされる原因を分析し、改善策を講じることが重要です。
- 自己PR：博士課程での研究経験、分析力、論理的思考力、問題解決能力などを具体的に説明しましょう。統合失調症の経験についても、正直に伝えることをお勧めします。病気と闘いながら博士号を取得した経験は、あなたの粘り強さと精神力を示す強力な武器となります。ただし、ネガティブな面ばかりを強調するのではなく、そこから得られた学びや成長を重点的に伝えましょう。
- 質問への対応：「なぜこの分野の仕事を選びたいのか」「どのような強みがあるのか」「なぜ前の職を辞めたのか」といった質問には、事前にしっかりと準備しておきましょう。正直に答えることが重要ですが、弱点を隠すのではなく、それをどのように克服してきたか、どのように活かしていくかを説明することが重要です。例えば、「コミュニケーションに自信がない」という点を、「積極的にコミュニケーションを取るための研修を受講し、スキルアップに努めています」と表現することで、改善意欲を示せます。
- 企業研究：応募する企業について、徹底的にリサーチしましょう。企業理念、事業内容、社風などを理解することで、より効果的な自己PRと質問への対応が可能になります。企業の求める人物像と、あなたのスキルや経験を結びつけることが重要です。
４．統合失調症について：正直に伝えることの重要性
統合失調症であることを伝えることは、確かにリスクを伴います。しかし、隠して就職活動を進めることは、より大きなリスクを招く可能性があります。正直に伝えることで、あなたを理解し、サポートしてくれる企業と出会える可能性が高まります。
面接官に理解を得られない場合もあるかもしれませんが、それは企業とのミスマッチであると受け止め、次の企業に目を向けましょう。
５．具体的な行動計画
- 障害者手帳の申請：申請手続きを進め、障害者枠での就職活動の準備を始めましょう。
- 職種・企業の選定：上記で挙げた職種を参考に、あなたのスキルと経験を活かせる企業をリストアップしましょう。
- 面接対策：自己PR、質問への回答を練習し、自信を持って面接に臨みましょう。ロールプレイングなどを活用すると効果的です。
- 応募書類作成：履歴書、職務経歴書は、あなたの強みを明確に示すように作成しましょう。博士号取得や研究経験を効果的にアピールすることが重要です。
- 継続的な努力：就職活動は長く続く可能性があります。焦らず、粘り強く取り組みましょう。
まとめ
34歳、博士号取得者、統合失調症経験者というあなたの状況は決して不利ではありません。むしろ、これらの経験はあなたの強みとなり得ます。適切な職種選び、応募枠の選択、そして効果的な面接対策を行うことで、必ず正社員として活躍できる道は開けます。焦らず、一つずつ着実にステップを踏んでいきましょう。 まずは、あなたのスキルと経験を活かせる職種を探し、障害者枠を含め積極的に応募してみることをお勧めします。
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