未払い賃金と将来への不安…今、あなたが取るべき選択肢とは？
未払い賃金と将来への不安…今、あなたが取るべき選択肢とは？
まず、ご相談内容を拝見し、大変な状況にあると痛感いたしました。賃金未払い、会社設立の遅延、そして生活苦…。精神的にも追い詰められている中で、今後のキャリアについて悩まれていることと思います。この記事では、あなたの状況を整理し、法的手段、今後のキャリアプラン、そして精神的なサポートについて、具体的なアドバイスを提供します。
賃金未払いに関するご相談となります。
皆様のお力添えを是非ともお願い申し上げます。
現在は精神的にも体力的にも限界で日々の生活で支払うものも支払えず、9月以降はろくに食べるものもほとんどないような状態です。会社への不信感が日に日に強くなり、対応としても誠実さが感じられず、不安が募るだけです。本日、労働基準監督署に相談しに行きましたが結果として力になってくれないとのことでした。
原因として、いくつかあるそうです。①書面などが一切ない。（契約書・労働条件通知書・給与明細・タイムカードなど）※確認したところ、もともとそのような書面を残さない会社らしいです。②会社自体が設立出来ていないために労基署から訴えが（個人に向けて）出来ない。②に関しまして、今年の５月から６月に掛けて、本社から上司が独立をするはずだったのですが会社設立に現在も至っておりません。上司は多額の金額で営業権やその他もろもろの費用を工面し、支払ったのですがその時点でほとんど手元にお金が残っていないとのことでした。
そこで6月中旬に入社をした私ですが、その他で足りない費用を一時的に貸した訳ですが、一度たりとも戻ってきていません。社内に引く固定電話の代金、社内用の携帯電話の代金、本社との間で上司が裁判となり、それらにかかる書類費用（司法書士）なども出しています。上司の家族の病院代で子供やその父親にも上司を通して貸しています。また、会社の仕事が営業がメインとなるために車の免許取得費用で５万前後や社内PCの代金も一部を個人から出しています。後者の費用は私自身の生活が出来ないために一度、返却依頼をしましたが戻ってきていません。そこでの問題でも共通していることが借用書たるものも書いていないので最悪は戻ってこないことも示唆されました。その他、採用での話しで書面がない代わりに役職と給与の金額だけは告げられましたが、それらの金額をもとに払うべき給与と貸したお金、そして日々の生活も出来ないレベルになり、仕事も失い（前職を辞めたということ）、親との関係で縁を切られてしまいました。これ以上に失うものがないくらいになりました。相手の話で嘘が見られるようであれば個人的にあとは訴訟で付加金という名目で迷惑料を取ろうと視野のひとつに入れています。
今から、就職活動ということも最悪は考えなければいけないのですがここまで時間を費やし、お金も底を尽き、気持ち的にもナーバスな状態で不安しかありません。ゼロからのスタートを別な場所でスタートを切るべきか、それとも今の会社に残るべきでしょうか。訴えたら訴えたで今の会社に残れる可能性はなくなるものだとも思っています。仮に裁判になっても証拠という証拠がなく、口頭での説明だけで勝てる見込みはあるのでしょうか。また、迷惑料および付加金はどれくらいの金額で設定をすべきなのでしょうか。
給与だけで現在5ヶ月分滞納で現在も続いています。月額50万という契約で貸した金額も50万前後になります。これだけでも300万円にはなります。上司の家は持ち家ですが、数ヶ月ローンを支払えておらず抵当権が銀行に移るらしいですが、そんな中でも労働者の請求は資産を差し押さえるときにはそこから勝ち取れるものなのでしょうか？また、上司が言うには給与を支払う際には研修もおろか、営業にも出ていないので営業手当ては支払えないということですが、そこは応じるべきなのでしょうか。こちらとしては働きたいにも関わらず、会社の都合（上司の不手際がいくつもあり）で開業出来ていないことが一番の原因であると私個人は思っています。
最悪は裁判かと思われますが、他にも何か手段はあるのでしょうか。
1. 現状の整理と法的手段の検討
まず、現状を整理し、法的手段を検討しましょう。あなたの置かれている状況は非常に厳しく、早急な対応が必要です。
1-1. 証拠の収集
証拠がないとのことですが、諦めずに可能な限り証拠を集めましょう。具体的には以下の点をチェックしてください。
- 給与に関するやり取り: 給与の金額や支払いに関するメール、LINE、SMSなどの記録がないか確認してください。
- 業務内容に関する記録: どのような業務をしていたか、上司との指示や報告の記録、顧客とのメールのやり取りなど、業務内容を証明できるものを探しましょう。
- 貸付金の記録: 貸付に関する記録がないか確認してください。もし、上司との間で金銭のやり取りがあった場合は、その記録も重要な証拠となります。
- 会社の情報: 会社名、所在地、代表者名、設立年月日など、会社の基本情報を確認し、記録しておきましょう。
これらの証拠は、裁判や労働審判において、あなたの主張を裏付けるために非常に重要です。
1-2. 弁護士への相談
労働問題に詳しい弁護士に相談しましょう。弁護士は、あなたの状況を詳細に分析し、法的手段の選択肢を提示してくれます。弁護士費用はかかりますが、今後のことを考えると、専門家のサポートを受けることは非常に有効です。
弁護士に相談する際には、これまでの経緯や証拠を整理して伝えましょう。弁護士は、あなたの状況に合わせて、内容証明郵便の送付、労働審判の申し立て、民事訴訟の提起など、適切な法的手段を提案してくれます。
1-3. 労働基準監督署への再相談
一度相談した労働基準監督署ですが、再度相談することも検討しましょう。状況が変化している場合や、新たな証拠が見つかった場合は、対応が変わる可能性があります。また、弁護士に相談した結果を伝え、労働基準監督署に協力を求めることもできます。
労働基準監督署は、賃金未払いや労働条件に関する問題を解決するための機関です。あなたの状況が改善するよう、積極的に相談しましょう。
2. 会社に残るか、転職するか？キャリアプランの検討
次に、今後のキャリアプランについて考えていきましょう。今の会社に残るか、転職するかは、あなたの状況や将来のビジョンによって異なります。
2-1. 今の会社に残る場合
今の会社に残る場合は、以下の点を考慮しましょう。
- 会社の将来性: 会社が今後も安定して事業を継続できる見込みがあるか、上司の経営能力や資金繰りの状況などを確認しましょう。
- 賃金未払いの解決: 賃金未払いが解決する見込みがあるか、具体的な支払い計画や、上司の誠実な対応を確認しましょう。
- 労働条件の改善: 今後の労働条件（給与、労働時間、業務内容など）が改善される見込みがあるか、上司との話し合いを通じて確認しましょう。
もし、これらの条件が満たされない場合は、転職を検討することも視野に入れましょう。
2-2. 転職する場合
転職する場合は、以下のステップで進めていきましょう。
- 自己分析: あなたの強み、経験、スキル、興味関心などを整理し、どのような仕事がしたいのか、どのような働き方をしたいのかを明確にしましょう。
- 情報収集: 転職サイト、求人情報、企業のウェブサイトなどを活用して、求人情報を収集しましょう。気になる企業があれば、企業の評判や口コミも確認しましょう。
- 応募書類の作成: 履歴書や職務経歴書を作成し、あなたの経験やスキルをアピールしましょう。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、回答を準備しましょう。自己PRや志望動機を明確に伝えられるように練習しましょう。
- 転職活動の進め方: 転職エージェントを活用したり、企業の採用情報をチェックしたりして、積極的に転職活動を進めましょう。
転職活動は、時間と労力がかかりますが、あなたのキャリアを大きく変えるチャンスでもあります。焦らず、じっくりと取り組んでいきましょう。
3. 生活費の確保と精神的なサポート
最後に、生活費の確保と精神的なサポートについて考えていきましょう。現在の状況では、経済的な不安と精神的なストレスが非常に大きいと思います。
3-1. 生活費の確保
生活費を確保するために、以下の方法を検討しましょう。
- 生活保護の申請: 収入がない場合は、生活保護の申請を検討しましょう。生活保護は、生活に困窮している人に対して、最低限の生活を保障するための制度です。
- アルバイトやパート: 短時間でも働けるアルバイトやパートを探し、収入を確保しましょう。
- 公的支援制度の活用: 雇用保険の失業給付や、その他の公的支援制度を活用しましょう。
- 親族や友人への相談: 親族や友人に、経済的な支援を相談することも検討しましょう。
生活費の確保は、あなたの心身の健康を維持するために非常に重要です。積極的に行動し、必要な支援を受けましょう。
3-2. 精神的なサポート
精神的なサポートを受けるために、以下の方法を検討しましょう。
- 専門家への相談: 精神科医やカウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。専門家は、あなたの悩みを聞き、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
- 相談窓口の利用: 労働問題に関する相談窓口や、心の悩みに関する相談窓口を利用しましょう。これらの窓口では、無料で相談を受けられます。
- 休息とリフレッシュ: 十分な休息を取り、心身をリフレッシュしましょう。趣味を楽しんだり、自然の中で過ごしたりすることも効果的です。
- 信頼できる人とのコミュニケーション: 家族や友人など、信頼できる人に悩みを聞いてもらいましょう。話すだけでも、心が軽くなることがあります。
精神的なサポートは、あなたの心の健康を維持するために非常に重要です。一人で抱え込まず、積極的にサポートを求めましょう。
もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ
この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。
4. 訴訟における注意点と付加金について
訴訟を起こす場合、いくつかの注意点があります。また、付加金についても理解しておきましょう。
4-1. 訴訟における注意点
- 証拠の重要性: 訴訟では、証拠が非常に重要です。あなたの主張を裏付ける証拠を、可能な限り収集しておきましょう。
- 弁護士との連携: 弁護士と連携し、訴訟の手続きや戦略について相談しましょう。
- 時間の経過: 訴訟には時間がかかります。長期戦になることを覚悟しておきましょう。
- 精神的な負担: 訴訟は、精神的な負担が大きいものです。精神的なサポートを受けながら、乗り越えましょう。
4-2. 付加金について
付加金とは、賃金未払いの場合に、未払い賃金に加えて支払われる金銭のことです。労働基準法では、使用者が労働者の賃金を支払わない場合、未払い賃金と同額の付加金を支払うことが定められています。
付加金を請求するには、訴訟を起こす必要があります。弁護士に相談し、付加金の請求について検討しましょう。
5. まとめ：今、あなたが取るべき行動
あなたの置かれている状況は非常に厳しいものですが、諦めずに、一つずつ問題を解決していくことが大切です。以下に、今、あなたが取るべき行動をまとめます。
- 証拠の収集: 給与に関するやり取り、業務内容に関する記録、貸付金の記録など、可能な限り証拠を集めましょう。
- 弁護士への相談: 労働問題に詳しい弁護士に相談し、法的手段の選択肢についてアドバイスを受けましょう。
- 生活費の確保: 生活保護の申請、アルバイトやパート、公的支援制度の活用など、生活費を確保するための行動を起こしましょう。
- 精神的なサポート: 精神科医やカウンセラーへの相談、相談窓口の利用、休息とリフレッシュなど、精神的なサポートを受けましょう。
- キャリアプランの検討: 今の会社に残るか、転職するかを検討し、今後のキャリアプランを立てましょう。
これらの行動を、一つずつ実行していくことで、あなたの状況は必ず改善に向かいます。困難な状況ではありますが、諦めずに、前向きに進んでいきましょう。あなたの未来が明るいものになることを心から願っています。
“`