看護師が直面する理不尽を斬る！キャリアアップを阻む「看護研究」と「看護協会」の闇を徹底解剖
看護師が直面する理不尽を斬る！キャリアアップを阻む「看護研究」と「看護協会」の闇を徹底解剖
この記事では、看護師として働く中で誰もが一度は疑問に思うであろう「看護研究」と「看護協会」の問題点に焦点を当て、その本質を明らかにしていきます。これらの問題が、あなたのキャリア形成や日々の業務にどのような影響を与えているのか、具体的な事例を交えながら解説します。そして、これらの問題にどう向き合い、より良い看護師としてのキャリアを築いていくための具体的な対策を提示します。
【看護研究】
看護研究などという偉そうな名前で呼ばれる小・中学生の自由研究レベルの論文（自称）。多くの病院の看護部はこの看護研究なるものを毎年平（ひら）の看護師に強制する。では何故これが問題なのでしょうか？
①そもそも看護師が看護研究の手法をきちんと理解していない事が多い
⇒何でそんな状態でやらせてるの？とツッコミが入ると思いますが、そんな事お構い無しにやらせるという悪習が看護協会・連盟（後述参照）を通して全国の病院に広まっているからです。こんなだからやっつけ仕事になり易く、内容も陳腐になりがちです。医中誌WEBやメディカルオンラインで看護研究の論文を読む事が出来ますが、こじつけじゃないかという物が多く、普遍性のがあると思われるものは極僅かです。
②論文の作成に莫大な時間を要する
⇒ただでさえ忙しい通常業務とは別に行うので、休みや夜勤明けでもこの無益な作業の為に病院に来なければならない。病院によっては残業・時間外手当が出ないので最悪です。その結果、看護師が疲弊してしまい離職率にも少なからず影響していると私は考えます。
じゃあなんでこんな事やらせるの？と言いますと、病院や看護部がこんな事やってます的なアピールに使っています（看護部長や教育担当など、看護部の人間の実績としたり、外部での面子を保ったりする為です。）。
【看護協会・看護連盟】
病院に就職するとあたかも看護師の法的義務であるかの様に上司から看護協会および連盟への半強制的な加入を迫られます。新人の看護師は何も知らないので大体の人が言われるがままにこれらへ加入してしまいます。ですがうっかりこれらに加入してしまうと看護協会費・連盟費と呼ばれる使途不明金の支払いをしなければなりません。両方合わせて年会費が約2万円。初年度は入会費として更に2万円程徴収されます。
決して騙されないで下さい。看護協会および連盟に加入しなければならないという看護師の法的義務は一切ありませんので、これから看護師になる学生さん、加入を迫られても毅然とした態度で「私は入りません。」と言って断って下さい。さもないと馬鹿を見ますよ。
ちなみに私は就職した年にまんまと騙されて加入してしまい、約4万円をドブに捨てる羽目になりました。ですが２年目の年会費の支払いを上司が迫ってきた際に、「両方の会員を辞めます。」とキッパリ言い放って退会し、勿論、支払いもせずに済みました。その後も看護協会に入らないのかと何度か上司に聞かれましたが、「入りません。」の一言で今まで断ってきました。
これって適切なの？って事が世の中には沢山存在し、裏には必ず本当の目的が存在します。
看護師のキャリアを阻む二大問題：看護研究と看護協会
看護師として働く中で、日々の業務に加えて、なぜか疑問を感じながらも従わざるを得ない慣習に直面することは少なくありません。その代表的なものが「看護研究」と「看護協会」です。これらの問題は、看護師のキャリア形成や、日々の業務に大きな影響を与えている可能性があります。ここでは、それぞれの問題点と、それらにどう向き合うべきか、具体的な対策を提示します。
問題点1：看護研究の現実
多くの病院で、看護師に義務付けられている「看護研究」。しかし、その実態は、多くの看護師にとって大きな負担となっているのが現状です。なぜ、看護研究が問題視されるのでしょうか？
1.1 看護研究の質の問題
多くの看護師が、看護研究の手法を十分に理解していないまま、研究に取り組んでいます。その結果、研究の質が低下し、内容が陳腐化してしまう傾向があります。質の低い研究は、看護師のスキルアップに繋がりにくく、貴重な時間を無駄にしている可能性があります。
1.2 時間的負担と精神的負担
看護師は、日々の業務で多忙を極めています。その上で、看護研究に多くの時間を割かなければならないことは、大きな負担となります。特に、残業代が出ない場合や、休日を削って研究に取り組む必要がある場合、精神的な負担も大きくなります。これが、看護師の離職率にも影響を与えている可能性があります。
1.3 看護研究の目的の疑問
なぜ、看護研究が強制されるのでしょうか？その目的が、看護師のスキルアップや患者さんのためのものではなく、病院や看護部の実績作りのためである場合、看護師のモチベーションは低下し、研究への取り組みも形骸化しがちです。
問題点2：看護協会の問題点
病院に入職すると、看護協会への加入を勧められることがあります。しかし、看護協会への加入は、看護師にとって本当に必要なものなのでしょうか？
2.1 強制的な加入と会費の問題
看護協会への加入は、法的義務ではありません。にもかかわらず、半強制的に加入を迫られるケースがあります。そして、加入すると、年会費や入会費といった費用が発生します。これらの費用が、看護師の経済的な負担となる可能性があります。
2.2 使途不明金の問題
看護協会の会費が、どのように使われているのか、明確でない場合があります。使途が不明確な会費の支払いは、看護師の不信感を招き、組織へのエンゲージメントを低下させる可能性があります。
2.3 看護師の自律性の尊重
看護師は、専門職として自律性を持つことが重要です。看護協会への加入を強制されることは、看護師の自律性を損なう可能性があります。看護師は、自分の意思で、必要な情報やサポートを選択できるべきです。
看護研究と看護協会への具体的な対策
これらの問題に対して、看護師はどのように向き合い、対策を講じれば良いのでしょうか？
3.1 看護研究への対策
- 研究の目的を明確にする: 病院が看護研究を推進する目的を理解し、自分のキャリア形成にどのように役立つのかを考えましょう。
- 研究の質を高める: 研究手法を学び、質の高い研究を目指しましょう。
- 時間管理を徹底する: 業務と研究のバランスを取り、効率的に時間管理を行いましょう。
- 上司や同僚との連携: 困ったことがあれば、積極的に相談し、協力体制を築きましょう。
- 研究の意義を見出す: 研究を通じて、患者さんのケアの質を向上させることや、自分の専門性を高めることを目指しましょう。
3.2 看護協会への対策
- 加入のメリット・デメリットを検討する: 加入する前に、看護協会の活動内容やメリット・デメリットを十分に理解しましょう。
- 加入を強制されない: 加入は任意であることを理解し、自分の意思で判断しましょう。
- 情報収集を徹底する: 看護協会の活動内容や、会費の使途について、積極的に情報収集を行いましょう。
- 他の看護師との情報交換: 看護協会に関する情報を、他の看護師と共有し、意見交換を行いましょう。
- 退会も選択肢に: 加入のメリットを感じない場合は、退会することも選択肢の一つです。
キャリアアップのための戦略
看護師としてキャリアアップを目指すためには、これらの問題に適切に対処し、自己成長を促す必要があります。
4.1 スキルアップ
専門知識や技術を習得し、自己研鑽に励みましょう。認定看護師や専門看護師の資格取得も、キャリアアップに繋がります。
4.2 経験を積む
様々な経験を積むことで、看護師としての視野を広げ、問題解決能力を高めることができます。異動や、新しい分野への挑戦も視野に入れましょう。
4.3 ネットワークを築く
他の看護師や医療従事者との繋がりを大切にし、情報交換や意見交換を行いましょう。学会や研修会への参加も、ネットワークを広げる良い機会です。
4.4 職場環境の改善
より良い職場環境を求めて、転職を検討することも一つの選択肢です。自分のキャリアプランに合った職場を探し、積極的に情報収集を行いましょう。
看護師のキャリアは、自己成長への努力と、問題への適切な対処によって、大きく開かれます。看護研究や看護協会といった問題に立ち向かい、より良い看護師としてのキャリアを築いていきましょう。
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転職を成功させるためのヒント
もし、現在の職場環境に不満を感じ、転職を考えているのであれば、以下の点に注意しましょう。
5.1 自己分析
自分の強みや弱み、キャリアプランを明確にしましょう。自己分析を通じて、自分に合った職場を見つけることができます。
5.2 情報収集
転職先の情報を収集し、比較検討しましょう。病院の規模、診療科、福利厚生など、様々な情報を集めることが重要です。転職サイトや転職エージェントを活用するのも良いでしょう。
5.3 面接対策
面接対策をしっかりと行いましょう。自己PRや志望動機を明確にし、面接官に好印象を与えられるように練習しましょう。
5.4 履歴書・職務経歴書の作成
魅力的な履歴書と職務経歴書を作成しましょう。自分の経験やスキルを具体的にアピールし、採用担当者に興味を持ってもらいましょう。
5.5 転職エージェントの活用
転職エージェントは、あなたの転職活動をサポートしてくれます。求人情報の紹介、面接対策、履歴書・職務経歴書の添削など、様々なサポートを受けることができます。
まとめ
看護師を取り巻く「看護研究」と「看護協会」の問題は、あなたのキャリアに大きな影響を与える可能性があります。しかし、これらの問題の本質を理解し、適切な対策を講じることで、より良い看護師としてのキャリアを築くことができます。自己成長への努力を怠らず、積極的に情報収集を行い、自分のキャリアプランに合った選択をしていきましょう。
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