「頭が狂った父」と進路決定済みの高3のあなたへ：キャリアと家族の問題を乗り越えるための具体的なアドバイス
「頭が狂った父」と進路決定済みの高3のあなたへ：キャリアと家族の問題を乗り越えるための具体的なアドバイス
この記事は、進路が決まっているにも関わらず、精神的な問題を抱える父親と、その影響で将来への不安を抱える高校3年生のあなたに向けて書かれています。父親の異変、経済的な問題、そして将来への漠然とした不安。これらの複雑な問題にどう向き合い、どのように解決策を見つけていくのか、具体的なステップと、キャリア支援の専門家としての視点からアドバイスをさせていただきます。
私は進路が決定済みの高3です。父は自営業の一級建築士です。自営業なのに会社なんです。社員は家族。但し父以外誰も働いていません。私も社員として名前だけがありますが、もちろん働かず、高校に通っています。これはアリなんでしょうか？
問題はもう一つ。頭が狂ってます。以前彼は鬱病でしたが急に一日で躁に転換し、心療内科をやめて俺は精神病が治った宣言しました。むやみに病院に連れて行けません。こんな異常者が一級建築士の資格を持っていていいのでしょうか？資格を取ったのは鬱病になる以前です。最近物忘れが認知症レベルではありませんが異常です。友達の飲み会、息子の旅行日程を忘れます。さらに、具体的に書くと大変ですが、変な宗教儀式や大安など変なこだわりを持ち始めました。
勝手にマンションをジロジロ見てこれは設計違反、違反違反違反など決めつけ裁判や市を呼んだりしてました。もちろん違反じゃなかった。
私なら絶対にこんな人に設計してもらいたくないです。一級建築士が違反じゃない物件を違反と決めつけてます。俺は一番みたいな発言が止まりません。どうにかして資格を抹消できないかと考えますが、もしそうしたら我が家の家計は大変な事になりますし、大学の授業料も問題がでます。大学は奨学金をもらうなら行きたくないです。しかし指定校で合格したので辞退したら高校が迷惑です。
もう訳わからないです。早く死んでもらうしかないでしょうか。お金があっても幸せじゃないです。一人暮らしまで後少しですが辛すぎて辛すぎてどうしたらいいかわかりません。スクールカウンセラーいません。大学はいるので出来ますがそれまでが辛いです。どうしたらいいですか。
書ききれないくらいその他問題があります。こんな親どうしたらいいでしょうか。
1. 現状の整理と問題の明確化
まず、あなたの置かれている状況を整理しましょう。抱えている問題は多岐にわたりますが、大きく分けると以下の3つに集約できます。
- 父親の精神的な問題: 躁状態、認知機能の低下、奇妙な行動など。
- 経済的な不安: 父親の資格喪失による家計への影響、大学の学費問題。
- 将来への不安: 父親との関係、一人暮らしへの期待と不安、将来のキャリアへの漠然とした不安。
これらの問題を一つずつ分解し、具体的な対策を立てていくことが重要です。焦らず、一つずつ解決していきましょう。
2. 父親の精神状態への対応
父親の精神的な問題は、あなたの生活に最も大きな影響を与えている部分です。しかし、ご本人が治療を拒否している状況では、直接的な介入は難しい場合があります。まずは、以下の点を意識して対応しましょう。
2-1. 専門家への相談
父親を直接病院に連れて行くことが難しい場合でも、専門家に相談することは可能です。精神科医、臨床心理士、精神保健福祉士など、専門家の意見を聞くことで、現状を客観的に把握し、適切なアドバイスを得ることができます。
- 地域の精神保健福祉センター: 地域の精神保健福祉センターでは、精神的な問題を抱える人やその家族からの相談を受け付けています。匿名での相談も可能で、専門家のアドバイスや、利用できる支援サービスの情報を提供してくれます。
- 医療機関の相談窓口: 精神科や心療内科のある医療機関には、相談窓口が設けられている場合があります。医師や看護師、精神保健福祉士などが相談に対応し、適切なアドバイスや、必要に応じて他の専門機関への紹介をしてくれます。
- 弁護士への相談: 父親の行動が周囲に迷惑をかけている場合や、財産管理に問題がある場合は、弁護士に相談することも有効です。成年後見制度の利用など、法的な手続きについてアドバイスを受けることができます。
2-2. 距離を置くことの検討
父親の言動に精神的な負担を感じる場合は、一時的に距離を置くことも選択肢の一つです。一人暮らしが始まるまでの間、友人や親戚の家で過ごす、または、大学の寮に入るなど、物理的な距離を置くことで、精神的な負担を軽減することができます。
ただし、経済的な問題がある場合は、親元を離れることが難しい場合もあります。その場合は、大学のカウンセリングサービスを利用したり、信頼できる友人や先生に相談するなど、他の方法で精神的なサポートを得ることを検討しましょう。
2-3. 記録をつける
父親の言動や行動を記録しておくことは、後々役に立つ場合があります。どのような時に、どのような言動があったのか、具体的に記録しておくことで、専門家への相談や、将来的な対応に役立てることができます。
記録をつける際は、感情的な表現は避け、客観的な事実を記録するように心がけましょう。例えば、「〇月〇日、〇〇について、激しく怒鳴っていた」といったように、具体的に記録します。また、写真や動画を記録することも、状況を把握する上で役立ちます。
3. 経済的な問題への対策
父親の精神的な問題は、家計にも影響を及ぼす可能性があります。資格の喪失や、仕事への影響など、経済的な不安を解消するために、以下の対策を検討しましょう。
3-1. 家計の現状把握
まずは、現在の家計の状況を把握することから始めましょう。収入、支出、資産などを具体的に把握することで、将来的な見通しを立てることができます。
- 収入の確認: 父親の収入、その他の収入（預貯金、不動産収入など）を確認します。
- 支出の確認: 食費、光熱費、家賃、教育費、医療費など、毎月の支出を把握します。
- 資産の確認: 預貯金、不動産、有価証券など、資産の状況を確認します。
家計簿をつけたり、家計管理アプリを利用するなどして、日々の収支を記録することも有効です。
3-2. 経済的な支援制度の活用
経済的な困難に直面した場合は、利用できる支援制度がないか確認しましょう。
- 奨学金: 大学の授業料を賄うために、奨学金の利用を検討しましょう。日本学生支援機構（JASSO）をはじめ、様々な奨学金制度があります。
- 生活保護: 収入が著しく少ない場合は、生活保護の申請を検討することもできます。地域の福祉事務所に相談し、申請手続きについて確認しましょう。
- その他の支援制度: 地域の自治体や、NPO法人など、様々な団体が経済的な支援を行っています。インターネット検索や、地域の情報誌などを参考に、利用できる支援制度を探しましょう。
3-3. 父親の資格に関する対応
父親の資格が問題となっている場合、まずは、その資格がどのような状況にあるのかを確認しましょう。
- 資格の有効性: 父親の資格が有効であるか、資格を管理している機関に問い合わせて確認しましょう。
- 資格の剥奪: 父親の行動が、資格の剥奪に繋がる可能性がある場合は、弁護士に相談し、法的な手続きについて検討しましょう。
- 専門家への相談: 建築士会や、弁護士など、専門家に相談し、父親の資格に関する問題について、アドバイスを受けましょう。
4. 将来への不安への対処
将来への不安は、誰でも抱えるものです。特に、今のあなたは、様々な問題を抱え、将来への不安が募っていることでしょう。しかし、将来への不安を解消するためには、具体的な行動を起こすことが重要です。
4-1. キャリアプランの検討
大学進学後、どのようなキャリアを歩みたいのか、具体的に考えてみましょう。
- 自己分析: 自分の興味や得意なこと、価値観などを分析し、どのような仕事が自分に合っているのかを考えましょう。
- 情報収集: 興味のある仕事について、インターネットや書籍、セミナーなどで情報収集しましょう。
- キャリアコンサルタントへの相談: キャリアコンサルタントに相談し、キャリアプランについてアドバイスを受けましょう。
4-2. 大学生活への準備
大学生活は、あなたの将来を大きく左右する重要な期間です。積極的に学び、様々な経験を積むことで、将来への可能性を広げることができます。
- 授業への参加: 積極的に授業に参加し、知識やスキルを習得しましょう。
- 課外活動への参加: サークル活動やボランティア活動など、課外活動に参加し、様々な経験を積みましょう。
- 人脈作り: 友人や先生、先輩など、様々な人と交流し、人脈を広げましょう。
4-3. メンタルヘルスケア
精神的な問題を抱えている父親との関係や、将来への不安など、精神的な負担を感じることは少なくありません。メンタルヘルスケアを行い、心身ともに健康な状態を保ちましょう。
- カウンセリングの利用: 大学のカウンセリングサービスを利用し、専門家のアドバイスを受けましょう。
- 休息とリフレッシュ: 十分な睡眠を取り、休息を心がけましょう。趣味や好きなことに時間を使い、リフレッシュすることも大切です。
- 相談できる相手を見つける: 友人や家族、先生など、信頼できる人に相談し、悩みを打ち明けましょう。
5. 具体的な行動計画
現状を整理し、問題点を明確にした上で、具体的な行動計画を立てましょう。
以下は、行動計画の例です。
- 父親の精神状態への対応:
- 〇〇日までに、地域の精神保健福祉センターに相談する。
- 〇〇日までに、父親の言動を記録し始める。
- 経済的な問題への対策:
- 〇〇日までに、家計簿をつけ始める。
- 〇〇日までに、奨学金に関する情報を収集する。
- 将来への不安への対処:
- 〇〇日までに、キャリアプランについて考え始める。
- 〇〇日までに、大学のカウンセリングサービスについて調べる。
行動計画を立てる際は、目標を具体的にし、達成可能な範囲で設定しましょう。また、定期的に計画を見直し、必要に応じて修正することも重要です。
6. 周囲のサポートの重要性
一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用しましょう。
- 家族: 兄弟姉妹や親戚など、家族に相談し、協力を得ましょう。
- 友人: 信頼できる友人に相談し、話を聞いてもらいましょう。
- 学校の先生: 進路指導の先生や担任の先生に相談し、アドバイスを受けましょう。
- 専門家: 精神科医、臨床心理士、キャリアコンサルタントなど、専門家に相談し、サポートを受けましょう。
周囲のサポートを得ることで、精神的な負担を軽減し、問題解決への道が開けます。
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7. まとめ
あなたの抱える問題は非常に複雑で、困難な状況にあることは理解しています。しかし、一つずつ問題を整理し、具体的な対策を立てることで、必ず解決の糸口は見つかります。焦らず、諦めずに、一歩ずつ前に進んでいきましょう。そして、一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用してください。あなたの未来が明るいものになることを心から願っています。
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