【専業主婦から離婚を考える妻へ】自営業夫の経営危機と離婚、借金問題を乗り越えるための具体的なステップ

自営業の妻です。自営状況がとても苦しくて生きていくだけで精一杯です。主人は今のままの経営方針を変える気はなく、待ってて何とかなると思っているのが抜けません。経営方針を変えて自分から積極的に営業に出向いてほしいと懇願しても、できないようです。主人いわく、自分という人間を付き合いの中で人間性を知ってもらい、自然とお客さまになっていただくという方針を貫きたいようです。しかし、9年の月日の中、知り合い関係でお付き合いいただけるのも出尽くしたようで最近は殆ど売り上げがありません。今まで調子よく経営が出来ていたわけでもなく、借金をしながら何とか経営していたのです。私は主人の強い希望で専業主婦を長年してきました。途中、子供たちが成長してからは、外に出て働いた経験はありますが、主人が起業するにあたり青色専従者となりました。顧客獲得のために夜間は飲み屋へ行くことが多く、それも仕事の一環として認めてきました。彼の営業は飲み屋へ行くことと、趣味のバイクの仲間に会いに行くことでした。実際に仕事になった部分もあるので、良しとしてきましたが、同じ人としか結局は会わないので・・・・。これって営業のためというよりは自分の息抜きのためにしかなっていないんじゃないか・・・。今は健康保険も払えず、体調が悪くても医者に行けず、私は治療の機会を逃して足が不自由な状態です。（これは自分も悪いので・・・。）会社経営にあたり、新たに借金もしてるので返すのも自転車操業です・・・。青専とはいえ私の給与は有ってないようなもの、家族の食費に消えます。住宅ローンももう2ヶ月払えず、夢を追ってる息子も養える状態じゃないのに養い、それでも決死の覚悟で意見しても彼の口から出てくる話は人に会いに行くのみ。今までにも何回も同様の話はしていて誰かに会いに行って懇意になってもらうからとは言うのですが、結局は同じ人としか会わない。私自身も店で経理電話番をしています。少しの現金収入としてヤフオクで物を細々と売っていますが、少しばかりの売り上げも主人に渡すこともあります。また一から売り始め少し貯めて渡すの繰り返し。発送業者への支払いやヤフーの課金もありますので金額が多くなると困ります。売れれば仕入れもしないと売ることもできません。離婚も視野に入れ始めていますが、主人が頑として応じる気はないようです。ごく普通の生活ができれば、結婚生活をこのまま続けてもいいのですが、主人の気持ちとして家族のためにも自分のためにも、自分自身の殻を破って経営に前進する気概が感じられないのです。１、２回手を付けて効果がない方法だとすぐにあきらめてしまいます。頑なに自分が飲みに行くとかバイクの仲間に会うことだけが効果のある営業だと思ってるみたいで他のいろいろな方法は手を付ける気がありません。私自身も疲れてきてしまいました。今度こそ離婚したいと思います。しかし家のローンや会社関係の借金は連帯保証人です。離婚しても保証人は避けれませんか？また、こういう理由では無理やり離婚は無理でしょうか？

この記事では、長年専業主婦として自営業を支え、現在深刻な経営危機に直面し、離婚も検討されている相談者の方に向けて、具体的な解決策を提示します。経済的な不安、夫との関係、そして離婚に関する法的側面まで、多角的に問題を分析し、一歩ずつ前に進むための方法を解説していきます。

1. 現在の状況の整理と課題の明確化

まず、ご自身の状況を整理してみましょう。深刻な経営難、夫とのコミュニケーション不足、健康問題、そして離婚の可能性。これらの問題は互いに関連し合い、複雑に絡み合っています。

* **経済的状況：** 借金、住宅ローンの滞納、収入の減少。
* **夫婦関係：** 夫の経営方針への不信感、コミュニケーションの不足、離婚の意思。
* **健康問題：** 治療の遅れによる足の不自由さ。
* **法的問題：** 離婚時の借金問題、連帯保証人の責任。

これらの課題を一つずつ解決していく必要があります。

2. 夫とのコミュニケーション改善の試み

離婚という選択肢の前に、まずは夫との建設的な対話が必要です。現状の危機感を共有し、経営方針の見直しについて改めて話し合うことが重要です。

具体的な数字を示す： 借金の額、滞納している金額、毎月の収支などを明確に示し、現状の深刻さを理解させましょう。
感情を伝えつつ、冷静に： 「あなたのやり方ではもう無理だ」と責めるのではなく、「このままでは家族が困る」という不安を伝えましょう。
代替案を提示する： 夫の得意分野を活かしつつ、新しい営業方法を提案してみましょう。例えば、インターネットを活用した集客方法や、新たな顧客層へのアプローチなどです。
専門家の協力を得る： 税理士や経営コンサルタントに相談し、客観的なアドバイスを得ることで、夫も現状を受け止めやすくなるかもしれません。

しかし、これらの努力にもかかわらず、夫が全く変わろうとしない場合、次のステップに進まなければなりません。

3. 離婚に関する法的側面

離婚を検討する場合、以下の点を理解しておく必要があります。

* **連帯保証人：** 離婚後も連帯保証人の責任は免れません。しかし、債権者との交渉によって、責任範囲の軽減や分割払いなどの可能性を探ることができます。弁護士に相談することで、より有利な条件で交渉を進めることができます。
* **財産分与：** 婚姻期間中に築いた財産は、原則として夫婦で折半されます。借金も財産分与の対象となるため、離婚協議や調停において、債務の負担割合について合意する必要があります。
* **慰謝料：** 夫の不適切な経営判断や、それによる経済的苦境が、あなたの精神的苦痛の原因となっている場合、慰謝料請求の可能性があります。
* **親権：** 子供がいる場合は、親権者の決定、養育費の支払いなどについて協議する必要があります。

これらの法的問題は、弁護士などの専門家のサポートが必要となるでしょう。

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4. あなた自身のキャリアプラン

離婚を決意した場合、経済的な自立が不可欠です。これまでの経験を活かし、新たなキャリアプランを立てることが重要です。

スキルアップ： 経理や電話対応の経験を活かせる仕事を探しましょう。オンライン講座などを活用してスキルアップを図るのも良いでしょう。
求人情報の収集： ハローワークや転職サイトなどを活用し、自分に合った仕事を探しましょう。パートやアルバイトから始めて、徐々にキャリアを積むことも可能です。
副業の継続： ヤフオクでの販売を継続し、収入源として活用しましょう。販売スキルを向上させることで、より多くの収入を得られる可能性があります。
相談窓口の活用： 就職支援機関やキャリアカウンセラーに相談することで、自分に合った仕事探しをサポートしてもらえます。

5. まとめ

現状の打開策は、夫との話し合い、専門家への相談、そして自身のキャリアプランの構築という三本柱で成り立ちます。離婚という選択は、容易ではありませんが、あなたの幸せのためには必要な選択かもしれません。まずは、自分の気持ちを整理し、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

困難な状況ではありますが、決して諦めないでください。専門家のサポートを受けながら、あなた自身の未来を切り開いていきましょう。

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