Accessで毎月フィールド名が変わるデータのクエリ抽出：効率的なデータ活用と転職活動への応用

［Access2013］フィールド名が毎月変わるデータのクエリ抽出毎月フィールド名が変わるデータテーブルがあり、そちらから指定の値でレコードを抽出したいです。構造および希望は下記の通りですが、クエリ機能のみで可能でしょうか。 VBAやSQLはコピペして使う程度しか理解できていないので、できればクエリで処理したいと思っています。【T_月別売上（テーブル）の構造】・JANコード・商品名・フィールドA ・フィールドB ・2013-05（2013年5月の売上個数）・2013-06（2013年6月の売上個数、以下同じ）・2013-07 ・2013-08 ・2013-09 ・2013-10 ・2013-11 ・2013-12 ・2014-01 ・2014-02 ・2014-03 ・2014-04 【F_発注入力（表形式フォーム）の構造】・JANコード（表示のみ）・商品名（表示のみ）・発注個数（スタッフが入力）・過去参照（ボタン）【やりたいこと】『F_発注入力』の各行にある『過去参照』ボタンを押し、その行のJANコードを元に『T_月別売上』からフィールドA・フィールドBを抜いた各月売上個数（12カ月分）を抽出して一覧表示したいです。ただし他のデータベースからエクスポートしてくる関係で、『T_月別売上』の各月売上個数が入ったフィールド名が毎月変わります。たとえば2014年7月にエクスポートした場合、2013-07から始まって2014-06で終わります。8月は2013/08〜2014/07、9月は2013/09〜2014/08になります。テーブル名は『既存の『T_月別売上』削除→最新データをインポート→同名でテーブル作成』の流れをマクロで仕込む予定なので変わりません。表示方法はフォームなどで綺麗に整形されていなくても、データシートビューで構いません。要はExcelで、指定のJANコードでフィルタをかけた状態なのですが、フィールド名が固定されてしまうAccessで作る方法がピンと来ません。出来ればExcelとAccessを行き来するような作りは避けて、Accessで完結させたいです。良い機能があるのかも知れませんが、勉強中のためそれすらも分かりません。ヒントだけでも頂けましたら調べてみますので、宜しくお願い致します。

この記事では、Accessで毎月フィールド名が変わるデータから特定のJANコードの情報を抽出する方法を、クエリ機能を最大限に活用して解説します。 Accessの操作に不慣れな方でも理解できるよう、ステップごとに丁寧に説明します。さらに、この問題解決を通して得られるスキルが、転職活動にも役立つことを示し、キャリアアップへのヒントも提供します。

問題の核心：動的なフィールド名への対応

ご質問の核心は、「毎月フィールド名が変わる」という点にあります。Accessのクエリは、通常、固定されたフィールド名を参照しますが、この状況では、毎月クエリを書き換える必要があり、非効率です。そこで、動的なフィールド名に対応できる方法を検討する必要があります。

解決策：日付と計算フィールドの活用

VBAやSQLを深く理解していないという前提で、Accessのクエリ機能のみを用いた解決策を提案します。ポイントは、以下の2点です。

1. **日付情報からのフィールド名生成:** テーブルに日付情報を格納するフィールド（例：「年月」フィールド）を追加します。このフィールドには、「2013-05」、「2013-06」…といった文字列ではなく、日付型データ（例：2013年5月1日）を格納します。クエリでは、この日付情報をもとに、動的にフィールド名を作成します。

2. **計算フィールドによるデータ抽出:** Accessクエリの計算フィールド機能を利用します。計算フィールドは、既存のフィールドを組み合わせて新しいフィールドを作成する機能です。この機能を用いて、日付情報に基づいて該当月の売上個数を取得する式を作成します。

具体的な手順

1. **「年月」フィールドの追加:** 「T_月別売上」テーブルに、「年月」という新しいフィールドを追加します。データ型は「日付/時刻」に設定します。各レコードに、該当月の初日（例：2013年5月1日）を入力します。

2. **クエリの作成:** 新しいクエリを作成し、「T_月別売上」テーブルをデータソースに追加します。

3. **計算フィールドの追加:** 以下の式を用いて、計算フィールドを作成します。この式は、`Switch`関数と`Format`関数を使って、日付情報に基づいて適切なフィールドを選択します。 `[JANコード]` は、抽出したいJANコードです。 `[年月]` は、追加した「年月」フィールドです。

sql
売上個数: Switch(
Format([年月],”yyyy-mm”)=”2013-05″, [2013-05],
Format([年月],”yyyy-mm”)=”2013-06″, [2013-06],
Format([年月],”yyyy-mm”)=”2013-07″, [2013-07],
‘以下同様に2014年4月まで追加
Null
)

この`Switch`関数は、`Format([年月],”yyyy-mm”)`で取得した年月と、各ケースの年月を比較し、一致した場合に該当月の売上個数を返します。一致しない場合は`Null`を返します。この`Switch`関数の中に、必要な年月すべてを記述する必要があります。

4. **クエリの実行と結果の確認:** クエリを実行し、結果を確認します。 `[JANコード]`、`フィールドA`、`フィールドB`、そして`売上個数`が表示されます。

5. **フォームへの組み込み:** 作成したクエリを基に、フォームを作成します。 `F_発注入力`フォームの「過去参照」ボタンのイベントプロシージャに、このクエリを実行し、結果を表示するコードを追加します。このコードは、`F_発注入力`フォームの`[JANコード]`値をクエリのパラメータとして渡す必要があります。（VBAの基礎知識が必要となりますが、比較的シンプルなコードで実現可能です。）

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転職活動への応用：問題解決能力とITスキルのアピール

この問題解決のプロセスで培ったスキルは、転職活動において大きな武器となります。具体的には、以下の点がアピールポイントになります。

* **問題解決能力:** 複雑な状況を分析し、最適な解決策を導き出す能力を示せます。
* **ITスキル:** Access、SQL、VBAといったITスキルを習得し、業務効率化に役立てていることを示せます。
* **論理的思考力:** 問題を論理的に分解し、段階的に解決していく能力を示せます。
* **学習意欲:** 新しい技術や知識を積極的に学び、活用しようとする姿勢を示せます。

これらのスキルは、多くの企業が求める重要な能力です。面接では、この経験を具体的に説明し、自身の能力を効果的にアピールしましょう。例えば、「Accessを用いたデータベース設計・運用経験」や「業務効率化のためのツール開発経験」として、履歴書や職務経歴書に記載することもできます。

より高度な解決策：VBAマクロの活用

上記の手順では、`Switch`関数に全ての月を記述する必要があり、メンテナンス性が低いという欠点があります。より高度な解決策として、VBAマクロを用いる方法があります。 VBAマクロを使用すれば、動的にフィールド名を取得し、クエリを生成することができます。これにより、毎月クエリを書き換える必要がなくなり、メンテナンス性が大幅に向上します。しかし、VBAの知識が必要となるため、学習コストがかかります。

まとめ

Accessで毎月フィールド名が変わるデータから特定のJANコードの情報を抽出するには、日付情報と計算フィールド、またはVBAマクロを活用することで効率的に実現できます。本記事で紹介した方法を参考に、業務効率化を進め、同時に転職活動における強みとして活かしていきましょう。 Accessの操作に自信がない、あるいはVBAの記述に不安がある場合は、専門家のサポートを受けることも検討してみてください。

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この記事ではAccessの活用方法と転職活動への応用について解説しましたが、個々の状況に合わせた戦略を立てることは重要です。
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