「その会社、おかしいよ」と言われたら…25歳店長が抱える職場の悩みを徹底分析！
「その会社、おかしいよ」と言われたら…25歳店長が抱える職場の悩みを徹底分析！
この記事では、25歳で入社1年10ヶ月の店長として働くあなたが、職場の状況について「おかしい」と感じ、友人や周囲の人々からも同様の指摘を受けているという状況を深掘りします。具体的な問題点と、それに対する適切な対処法を、キャリアコンサルタントの視点から解説します。あなたのキャリア形成を第一に考え、具体的なアドバイスを提供することで、より良い職場環境への一歩を踏み出すためのサポートをします。
私の会社はおかしいでしょうか？
現在、入社1年と10ヶ月の社員（25歳）です。
初めての就職だったので、仕事が辛いのは当たり前でしょうがないと思っていましたが、会社の事を話すと友人や周りのテナント従業員に「その会社おかしいよ」と言われるので、皆さんのご意見をお伺いしたく思い質問させて頂きました。
私の会社は全国8箇所の店舗（主にショッピングセンターのテナント）におけるアクセサリー類のオーダーメイド製作、販売および製作技術のスクール事業を展開する会社です（全従業員数約20名）
私の職級は店長で、職務は店舗の売上目標達成、スタッフ育成・管理、その他店舗の事務作業全般です。
ただし、業務内容の細かい規定や就業時間、および私含む従業員全てのシフトは社長による決定。
以下に、不審に思う点を箇条書にしますので、皆さんの意見を聞かせて下さい。全てに答えて頂かなくても、任意の項目だけで結構です。
- タイムカードが存在せず、日報に勤務時間を自分で書く（店舗の営業時間は開店、閉店作業含め11時間ぐらいあるのに、必ず8時間と書かなければならない）
- 控除前の給料を上記の実働時間で割ると690円になる（勤務地域の規定最低賃金は740円）
- 全ての決定権を社長のみが持っており、あらゆる業務に関して社長の許可が必須
- 今年だけで従業員10人、役員クラスの人間が3人辞めている
- スクール講師が欠員状態で、講師資格の無いただのスタッフを講師と偽らせて生徒に教えている
- スクールは各地のマンションの一室を借りて使用しており、社員の寮も兼ねているが、その事はスクール生にバレないようにと口止め指示をする。
- 社長が各地へ主張する際はスクールで寝泊りし、そこに住んでいた社員にはリビング（スクールで使用する場所）で暮らさせる（スクールのある日は全ての私物を見えない所へ片付けるよう指示）
- 終業後にミーティングをすると言ってカラオケや居酒屋などを午前3時ぐらいまで連れまわされる
- 開店準備、閉店後の事務、シフトの考案、市場調査、棚卸、発注などの営業時間外業務は全て「自主的にやること」とし、それを理由に給料を出さない。
- 給与明細には「基本給10万」「残業手当7万」のみ記載されており、職級手当、皆勤手当など他の項目はたとえそれに該当していても「0」表記
項目に関して質問があれば補足で回答致します。
様々な立場の方からの賛否両論お待ちしております。よろしくお願い致します。
補足☆スクールと資格について
スクールでは、所定のNPO法人から与えられる技術の資格を取れるようになっており、その資格の中に講師資格という種類があります。
スクールの広告や説明会でその資格を持った講師が教えると生徒に説明しているが、それを偽っているという事です。
ちなみに、所定のNPO法人とありますが会長はうちの社長で、他の役員も全て社員で構成されており事務所もうちの本社と同じです。電話番号だけが違います
1. 現状の職場環境を客観的に評価する
まず、あなたの抱える問題点を一つずつ見ていきましょう。客観的な視点を持つことが、問題を解決するための第一歩です。
1.1 労働時間と給与に関する問題
タイムカードがない、実際の労働時間と異なる時間で記録
これは、労働基準法に違反する可能性があります。正確な労働時間の記録がないと、残業代の未払いが発生しやすくなります。また、実際の労働時間と異なる時間を申告することは、あなた自身を不当な状況に置くことにもつながります。
給与が最低賃金を下回る
これは、明らかに違法です。最低賃金は、労働者を保護するための法律で定められた最低限の賃金です。もし、あなたの給与が最低賃金を下回っている場合、直ちに是正を求めるべきです。
1.2 組織運営に関する問題
社長の一存で全てが決まる
ワンマン経営は、意思決定が迅速に行われるというメリットがある一方で、従業員の意見が反映されにくい、リスク管理が甘くなるなどのデメリットがあります。あなたの会社の場合、従業員の意見が全く通らない状況であれば、モチベーションの低下や不満につながりやすいでしょう。
従業員の離職率が高い
今年だけで10人もの従業員が辞めているということは、会社に何らかの問題がある可能性が高いことを示唆しています。労働環境、給与、人間関係など、様々な要因が考えられます。離職率が高い会社は、人材育成がうまくいかず、業務の質が低下する傾向があります。
1.3 スクール事業に関する問題
講師資格がない人を講師として教えている
これは、生徒に対する詐欺行為にあたる可能性があります。また、教育の質が低下し、生徒の満足度も下がるでしょう。NPO法人との関係性も不透明であり、組織全体の信頼を損なう行為です。
スクールの場所や社員の住居に関する隠蔽
これも、生徒に対する不誠実な行為です。隠蔽体質は、組織全体の透明性を損ない、従業員の不信感を招きます。
1.4 その他
終業後のミーティングと称した長時間拘束
これは、労働時間に含まれる可能性があります。もし、ミーティングが業務に関連する内容であれば、残業代が発生する可能性があります。
営業時間外業務に対する給与未払い
開店準備、閉店後の事務、シフト作成など、業務に必要な作業に対して給与が支払われないのは、不当です。これらの業務は、あなたの労働時間としてカウントされるべきです。
給与明細の不透明さ
基本給と残業手当のみで、他の手当が「0」表記になっているのは、給与の内訳が分かりにくく、不透明です。従業員は、自分の給与がどのように計算されているのか、明確に知る権利があります。
2. 具体的な行動プラン
現状の問題点を踏まえ、具体的な行動プランを立てましょう。焦らず、一つずつ問題を解決していくことが重要です。
2.1 証拠の収集
問題解決のためには、証拠の収集が不可欠です。具体的に以下のものを集めておきましょう。
- タイムカードの代わりになるもの: 日報、メールの送受信履歴、業務日誌など、あなたの労働時間を証明できるものを集めてください。
- 給与明細: 過去の給与明細を全て保管しておきましょう。
- 会社の就業規則: もしあれば、就業規則を確認し、労働時間や給与に関する規定を確認しましょう。
- 会話の録音: 上司との会話や、会社の指示内容などを録音しておくと、後々証拠として役立つ場合があります。ただし、録音する際は、相手に無断で行うことに注意が必要です。
2.2 専門家への相談
一人で悩まず、専門家に相談しましょう。以下の専門家が、あなたの問題を解決するためのサポートをしてくれます。
- 労働基準監督署: 労働基準法違反の疑いがある場合、相談することができます。相談は無料です。
- 弁護士: 労働問題に詳しい弁護士に相談することで、法的なアドバイスや、会社との交渉を依頼することができます。
- キャリアコンサルタント: あなたのキャリアプランや、今後の働き方について相談することができます。転職を視野に入れている場合は、転職活動のサポートもしてくれます。
2.3 会社との交渉
証拠を基に、会社と交渉することも可能です。ただし、一人で交渉するのではなく、専門家のアドバイスを受けながら行うことをおすすめします。交渉の際には、以下の点を意識しましょう。
- 冷静さを保つ: 感情的にならず、冷静に事実を伝えましょう。
- 具体的な要求をする: 労働時間の是正、未払い残業代の支払いなど、具体的な要求を伝えましょう。
- 記録を残す: 交渉の内容は、書面やメールで記録しておきましょう。
2.4 転職の検討
会社の状況が改善しない場合、転職も視野に入れるべきです。あなたのキャリアにとって、より良い環境を探しましょう。
転職活動を始める前に、まずあなたのキャリアプランを明確にしましょう。どのような仕事に就きたいのか、どのような働き方をしたいのか、じっくりと考えましょう。自己分析を行い、あなたの強みや弱みを把握することも重要です。
転職活動では、あなたの経験やスキルをアピールすることが重要です。履歴書や職務経歴書を作成し、面接対策を行いましょう。転職エージェントを利用すると、求人情報の紹介や、面接対策などのサポートを受けることができます。
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3. メンタルヘルスケア
職場の問題は、あなたのメンタルヘルスに大きな影響を与える可能性があります。心身ともに健康を保つために、以下の対策を行いましょう。
- ストレスの原因を特定する: 何がストレスの原因になっているのか、具体的に把握しましょう。
- ストレスを解消する方法を見つける: 趣味に没頭する、運動をする、友人や家族と話すなど、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
- 休息を取る: 十分な睡眠を取り、休息をしっかりとるようにしましょう。
- 専門家への相談: 精神的な不調を感じたら、専門家（カウンセラーや精神科医）に相談しましょう。
4. 成功事例と専門家の視点
多くの人が、あなたと同じような悩みを抱え、それを乗り越えてきました。成功事例や専門家の視点を知ることで、あなたの問題解決のヒントが見つかるかもしれません。
4.1 成功事例
事例1: タイムカードがなく、残業代が未払いだった20代の男性
彼は、労働基準監督署に相談し、会社の是正勧告を受けました。会社は、タイムカードを導入し、未払い残業代を支払いました。
事例2: 従業員の離職率が高く、人間関係に悩んでいた30代の女性
彼女は、キャリアコンサルタントに相談し、自己分析やキャリアプランの作成を行いました。その結果、彼女は自分の強みを活かせる企業に転職し、人間関係の良い職場で働くことができました。
4.2 専門家の視点
労働問題専門弁護士: 「労働基準法に違反する行為は、放置してはいけません。証拠を収集し、専門家に相談することで、問題を解決することができます。」
キャリアコンサルタント: 「今の職場環境があなたのキャリアにとってマイナスになる場合は、転職も選択肢の一つです。自己分析を行い、あなたの強みを活かせる企業を探しましょう。」
5. まとめ
あなたの会社は、労働基準法に違反する可能性のある問題や、組織運営上の問題を抱えています。現状のままでは、あなたのキャリアやメンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性があります。
まずは、証拠を収集し、専門家に相談しましょう。会社との交渉や、転職も視野に入れながら、あなたのキャリアにとって最善の選択をしてください。あなたの悩みは、決して一人で抱え込む必要はありません。専門家や周囲の人々のサポートを受けながら、問題解決に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。
今回のケースでは、25歳店長が抱える職場の問題を多角的に分析し、具体的な解決策を提示しました。労働時間、給与、組織運営、スクール事業など、様々な問題点に対する具体的な行動プラン、専門家への相談、メンタルヘルスケア、成功事例、専門家の視点などを解説しました。これらの情報が、あなたのキャリア形成に役立つことを願っています。
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