上司が仕事中にゲーム三昧！どうすればいい？中小企業での働き方を徹底解説

この記事では、中小企業で働くあなたが直面する可能性のある、上司の行動に関する悩みに焦点を当てます。具体的には、上司が定年後も役員として会社に残ったものの、仕事中にゲームに熱中し、業務を放棄しているという状況です。このような状況に、どのように対処し、より良い働き方を実現できるのか、具体的なアドバイスを提供します。

私の上司について相談です。

私は営業職に従事しており、勤務する会社は従業員20名程度、年商は25億円くらいの中小企業です。悩んでいるのは私の上司についてです。

上司は今年60歳で一旦定年退職しましたが、役員扱いとなり会社に残ることに。役職としては営業部長、まだお子さんが小さいこともあって、あと10年は会社に残ると息巻いてます。

ところが上司は携帯ゲームに熱中。時間も場所もおかまいなくゲームをやり続けるのです。その熱中ぶりといったら凄まじく、毎月5万円は課金し、小さなお子さんにおもちゃも買わず、ゲームのやり過ぎで腱鞘炎になり車の運転ができず、朝から晩まで人目を憚ることなくやり続けます。しかも最近は開き直った態度で、『俺の趣味はゲーム』と社外にも公言するほど。

社内だけでもどうかと思うのに、お客さんと一緒に移動してる際も会話に入ることなくゲーム、お客さんの事務所でもゲーム、挙句にはお客さんの事務所で勝手に携帯を充電する始末です。

もはや狂気、仕事してる時間よりゲームをやってる時間のほうが長くなってるのです。

上司は典型的な『人任せ』タイプ。雑務や面倒な仕事を人に押し付けて、事務仕事すらしない始末。だから毎日暇になり、社内の自席で平然とゲームしているのです。

この状況を社長に報告しても、長年の功労者（上司は勤続40年）に対する遠慮なのか、改善どころか注意すらしてくれません。

人間性も合わなく、乱暴で粗野な上司はすぐに人を罵倒し、背中や腰を殴打します。そのうえ、しゃがれ声で滑舌がとても悪いので何を言ってるかよくわかりません。聞き返すと同じ事を再度言うのが嫌なのか、すぐ怒るので最近は聞こえたフリをしてやり過ごします。

知識や経験は豊富なので、やればできる人だと思います。私は中途入社で上司の下に就いてまだ5年ですので、『やっている姿』は見たことありません。見るのは前述の呆れた姿だけです。

どうにか上司を諭す方法はないものでしょうか？それともあと10年、我慢すべきなのでしょうか？

まずは現状を理解する

あなたの抱える問題は、中小企業特有の人間関係の難しさ、そして上司の行動が業務に与える影響という、複合的な問題です。上司の行動は、あなたの仕事のモチベーションを低下させるだけでなく、会社の業績にも悪影響を及ぼす可能性があります。まずは、この問題を多角的に理解することから始めましょう。

1. 上司の行動がもたらす具体的な問題点

業務の停滞: 上司がゲームに熱中することで、本来行うべき業務が滞り、チーム全体の生産性が低下します。
顧客からの信頼喪失: 顧客との商談中や訪問先でのゲーム行為は、会社のイメージを損ない、顧客からの信頼を失う原因となります。
部下のモチベーション低下: 上司の無責任な行動は、部下のモチベーションを低下させ、職場全体の士気を下げます。
ハラスメント: 罵倒や身体的暴力は、職場におけるハラスメント行為であり、深刻な問題です。

2. 会社と上司の状況を分析する

中小企業では、長年の功労者に対する遠慮や、経営者の考え方によって、問題が放置されることがあります。上司が役員であること、社長との関係性、会社の企業文化などを考慮し、問題解決の難易度を測る必要があります。

具体的な解決策を検討する

問題を解決するためには、段階を踏んで、様々なアプローチを試す必要があります。ここでは、具体的な解決策をいくつか提案します。

1. 証拠の収集と記録

問題解決のためには、客観的な証拠が必要です。上司のゲーム行為、顧客との関係性への影響、業務への支障などを記録しましょう。記録は、日時、場所、具体的な行動、周囲の状況などを詳細に記述し、客観性を保つことが重要です。例えば、

いつ: 〇月〇日〇時〇分
どこで: 〇〇社訪問中、〇〇会議中
何をしたか: 携帯ゲームをプレイ、顧客との会話を無視
証拠: 写真、動画、メールのやり取りなど

2. 上司との直接対話

まずは、上司との直接対話を試みましょう。感情的にならず、冷静に問題点を伝え、改善を促すことが重要です。対話の際には、証拠に基づき、具体的な行動が業務に与える影響を説明します。例えば、「〇〇様の訪問中にゲームをされていたことで、顧客との信頼関係に影響が出ている可能性があります」というように、客観的な事実を伝えます。

対話の目的は、上司に問題点を認識させ、行動を改めるように促すことです。上司の性格や価値観を考慮し、相手に響く言葉を選ぶことも重要です。例えば、上司が長年の経験を誇りにしている場合は、「〇〇様の豊富な経験を活かして、もっと活躍してほしい」というように、相手の自尊心をくすぐるような言葉を使うことも有効です。

3. 社内での相談

上司との対話がうまくいかない場合は、社内の他の人に相談することも検討しましょう。相談相手としては、人事部、同僚、信頼できる上司などが考えられます。相談の際には、問題の現状と、これまでの取り組みを説明し、アドバイスを求めます。相談内容によっては、社長への報告を検討することも必要です。

4. 社長への報告と交渉

社長に問題を報告する際には、証拠に基づき、客観的に状況を説明することが重要です。感情的な表現は避け、具体的な問題点と、それが会社に与える影響を明確に伝えましょう。例えば、「上司のゲーム行為により、顧客からの信頼が失われ、〇〇件の契約が失注しました」というように、具体的な数字や事実を提示します。

社長との交渉では、問題解決のための具体的な提案を行うことが重要です。例えば、「上司に注意喚起をしてほしい」「上司の業務内容を見直してほしい」「上司の行動を監視する体制を整えてほしい」など、具体的な行動を提案します。社長の考え方や会社の状況を考慮し、実現可能な提案をすることが重要です。

5. 専門家への相談

問題が解決しない場合は、専門家への相談も検討しましょう。専門家としては、弁護士、キャリアコンサルタント、メンタルヘルスの専門家などが考えられます。弁護士は、ハラスメントや労働問題に関する法的アドバイスを提供し、キャリアコンサルタントは、あなたのキャリアプランに関するアドバイスを提供します。メンタルヘルスの専門家は、あなたの精神的な負担を軽減するためのサポートを提供します。

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中小企業で働くことのメリットとデメリット

今回のケースは、中小企業ならではの課題が浮き彫りになっています。中小企業で働くことには、メリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を理解し、自身のキャリアプランを考える上で役立てましょう。

1. メリット

多様な経験: 少数精鋭の組織では、幅広い業務に携わる機会が多く、多岐にわたるスキルを習得できます。
意思決定のスピード: 大企業に比べて、意思決定のプロセスが迅速であり、自分の意見が通りやすい環境です。
人間関係の濃さ: 従業員同士の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で働くことができます。
成長の機会: 自分の能力次第で、早期に責任あるポジションを任される可能性があり、成長の機会が豊富です。
経営者との距離: 経営者との距離が近く、経営理念やビジョンを共有しやすく、会社への貢献を実感しやすいです。

2. デメリット

労働環境: 大企業に比べて、労働時間や福利厚生が劣る場合があります。
キャリアパス: 専門性の高い職種を除き、キャリアパスが明確でない場合があります。
経営基盤: 大企業に比べて、経営基盤が不安定である可能性があります。
人間関係: 人間関係が密接であるがゆえに、問題が発生した場合、解決が難しい場合があります。
教育制度: 研修制度や教育制度が整っていない場合があります。

キャリアプランを考える

上司との関係性や、中小企業での働き方を踏まえ、自身のキャリアプランを考えることも重要です。ここでは、具体的なキャリアプランの選択肢と、そのための準備について解説します。

1. 現状維持

現在の会社で働き続けるという選択肢です。上司との関係性が改善する可能性や、中小企業ならではのメリットを享受できる可能性があります。この選択肢を選ぶ場合は、上司との関係改善に向けた努力を継続し、自己成長のための努力を怠らないことが重要です。

メリット: 慣れ親しんだ環境で、これまでの経験を活かせる。
デメリット: 上司との関係性が改善しない場合、精神的な負担が続く。
準備: 上司との対話、社内での相談、自己啓発など。

2. 社内異動

現在の部署から、他の部署へ異動するという選択肢です。上司との関係性を断ち切り、新しい環境で働くことができます。異動先の部署で、自分のスキルや経験を活かせるかどうかが重要です。

メリット: 上司との関係から解放され、新しい環境で再スタートできる。
デメリット: 希望する部署への異動が叶わない場合がある。
準備: 社内公募への応募、上司や人事部への相談など。

3. 転職

現在の会社を退職し、転職するという選択肢です。新しい環境で、自分のスキルや経験を活かし、キャリアアップを目指すことができます。転職活動には、自己分析、企業研究、求人への応募、面接対策など、多くの準備が必要です。

メリット: 新しい環境で、キャリアアップや給与アップを目指せる。
デメリット: 転職活動には時間と労力がかかる。
準備: 自己分析、企業研究、求人への応募、面接対策など。

4. 副業・兼業

現在の仕事を続けながら、副業や兼業を行うという選択肢です。収入を増やし、スキルアップや人脈形成に繋げることができます。副業や兼業を行う場合は、本業に支障が出ないように、時間管理や健康管理に注意する必要があります。

メリット: 収入を増やし、スキルアップや人脈形成に繋げられる。
デメリット: 時間管理や健康管理が難しい。
準備: 副業・兼業可能な仕事を探す、本業との両立のための計画を立てるなど。

5. 起業・独立

会社を辞めて、自分で事業を始めるという選択肢です。自分のアイデアやスキルを活かし、自由に働くことができます。起業・独立には、事業計画の策定、資金調達、顧客獲得など、多くの準備が必要です。

メリット: 自分のアイデアを形にし、自由に働ける。
デメリット: 収入が不安定で、リスクが高い。
準備: 事業計画の策定、資金調達、顧客獲得など。

まとめ

上司の行動に悩むあなたの状況は、決して珍しいものではありません。中小企業で働く上では、様々な人間関係の問題に直面する可能性があります。しかし、問題解決のために、様々なアプローチを試すことができます。証拠の収集、上司との対話、社内での相談、社長への報告、専門家への相談など、状況に応じて適切な方法を選択しましょう。また、自身のキャリアプランを考え、将来を見据えた行動をとることが重要です。あなたのキャリアがより良いものになるよう、心から応援しています。

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