フラット35の本審査、仮審査通過からの金額アップは大丈夫？住宅ローン審査の不安を解消！
フラット35の本審査、仮審査通過からの金額アップは大丈夫？住宅ローン審査の不安を解消！
住宅購入は人生における大きな決断であり、その過程で様々な不安がつきものです。特に、住宅ローンの審査は、多くの人にとって大きな関心事でしょう。今回は、フラット35の審査に関するご相談を基に、その不安を解消し、より安心して住宅購入を進められるよう、具体的なアドバイスを提供します。
現在、住宅購入を考えており、某ﾊｳｽﾒｰｶｰと話が進んでいます。
【家族構成】私と妻の二人(子無し)
【年齢】共に35才
【収入】私…420万 妻…480万
【自己資金】1000万
2月の末に条件の良い土地を見つけ、ﾊｳｽﾒｰｶｰに出向きました(そのﾊｳｽﾒｰｶｰが分譲した土地です)
数回の打合せを行い概略の図面により土地込みで3500万程度(経費が別に200万程度)であり経費は現金，頭金に800万使用し、2700万の融資を申し込みましょうと言われました。
私も妻も借金などは無かったのですが、念のため信用情報を取り寄せ確認したところ、私の信用情報に携帯の分割延滞PとAが2つ有りました(3年前)
ﾊｳｽﾒｰｶｰの担当者に正直に話し相談したところ、妻の名義だけでも問題ないと言われ、銀行を通してフラット35の審査(銀行窓口審査)をお願いしたところ、仮審査はOKとの事でした。
その結果を受け、ﾊｳｽﾒｰｶｰと土地売買・宅地建設の契約を結び、間取りや外観などの設計もほぼ終了し、先日、地鎮祭も行いました。
ただ、設計を行う中で建築坪数の増加や風呂・ｷｯﾁﾝ等のｵﾌﾟｼｮﾝ・太陽光システムの追加等により当初より500万程度の追加となってしまいました。
結局借り入れ希望額は3200万でﾌﾗｯﾄ35Sの本審査を来週申し込むのですが、仮審査の段階から500万も上がった状態でﾌﾗｯﾄの本審査は通るのでしょうか？
いろいろ検索してみると『仮審査で通過しても本審査で落ちる事もある』とよく見かけ心配です。
ﾊｳｽﾒｰｶｰの担当は『窓口銀行は地域でも審査が厳しい所なので、銀行がOKを出せば大丈夫です』と言っていますが、正直『根拠が無いだろ』と思ってしまいます。
妻の単独名義で審査を申し込むのですが、収入合算などの条件がついた場合は私の信用情報が逆にネックになりそうで不安です。
実際に、妻の単独名義で申し込んだ方や、仮申請から借り入れ金額が大幅に増加した方等のご意見をお聞かせください。
乱文長文、失礼しました。
フラット35の本審査、通過の可能性は？
ご相談者様は、フラット35の本審査について、仮審査通過後からの借り入れ希望額の増加と、ご自身の信用情報に不安を感じていらっしゃいます。結論から申し上げますと、本審査に通る可能性は十分にあります。しかし、いくつかの注意点と対策を講じる必要があります。
1. 仮審査と本審査の違い
まず、仮審査と本審査の違いを理解することが重要です。
- 仮審査：金融機関は、申込者の属性（年齢、年収、職業など）や信用情報をもとに、融資が可能かどうかを簡易的に判断します。
- 本審査：仮審査通過後、より詳細な情報（物件の詳細、収入証明、他の借入状況など）を基に、融資の可否を最終的に決定します。
仮審査はあくまで「融資の可能性」を示すものであり、本審査を必ず通過できるわけではありません。しかし、仮審査を通過しているということは、ある程度の融資の可能性が認められていることを意味します。
2. 借り入れ希望額の増加について
借り入れ希望額が500万円増加したことについて、不安を感じるのは当然です。しかし、以下の点を考慮すると、必ずしも絶望的ではありません。
- 収入に対する借り入れ額の割合：ご夫婦の年収を合計すると900万円です。3200万円の借り入れは、年収の約3.5倍であり、一般的に許容範囲内です。
- 自己資金の増加：当初の予定よりも自己資金が増加している場合、融資額が多少増えても、審査に有利に働く可能性があります。
- 物件の価値：物件の価値（土地と建物の合計）が、融資額を上回っている場合、審査に通りやすくなります。
3. 信用情報について
ご相談者様の信用情報に、携帯電話料金の延滞履歴があるとのことですが、3年前の出来事であり、現在は完済しているため、それほど大きな問題にはならない可能性があります。ただし、以下の点に注意が必要です。
- 妻の単独名義：妻の単独名義で申し込む場合、ご相談者様の信用情報が直接影響することはありません。ただし、収入合算などの条件が付いた場合は、ご相談者様の信用情報も審査対象となります。
- 情報開示：金融機関は、信用情報機関に照会し、申込者の信用情報を確認します。過去の延滞履歴は、審査に影響を与える可能性がありますが、完済していること、そして、その後の支払い状況が良好であれば、マイナス要素を軽減できます。
- 他の借入状況：他に借入がないことは、審査においてプラスに働きます。
4. 本審査を通過するための対策
本審査を通過するためには、以下の対策を講じることが重要です。
- 正確な情報開示：金融機関に対して、正直かつ正確な情報を開示することが重要です。隠したり、虚偽の申告をしたりすることは、絶対に避けてください。
- 必要書類の準備：収入証明書、本人確認書類、物件に関する書類など、必要な書類を事前に準備し、スムーズに提出できるようにしましょう。
- 資金計画の見直し：借り入れ額が当初の予定よりも増えたため、無理のない返済計画を立てることが重要です。月々の返済額、金利、返済期間などを考慮し、無理のない範囲で借り入れを行いましょう。
- 専門家への相談：住宅ローンの専門家（ファイナンシャルプランナーなど）に相談し、アドバイスを受けることも有効です。
5. 審査に落ちた場合の対策
万が一、本審査に落ちてしまった場合でも、諦める必要はありません。以下の対策を検討しましょう。
- 他の金融機関への相談：他の金融機関にも相談し、審査を受けてみましょう。金融機関によって審査基準が異なるため、別の金融機関では融資を受けられる可能性があります。
- 自己資金の増加：自己資金を増やすことで、借り入れ額を減らし、審査に通りやすくすることができます。
- 物件の見直し：物件価格を下げることで、借り入れ額を減らすことができます。
- 専門家への再相談：再度、専門家に相談し、具体的な対策を検討しましょう。
住宅ローンの審査は、個々の状況によって異なります。ご自身の状況に合わせて、適切な対策を講じることが重要です。
もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ
この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。
6. 住宅ローン審査のよくある疑問
住宅ローンの審査について、よくある疑問とその回答をまとめました。
Q1: 仮審査に通れば、必ず本審査も通りますか？
A: いいえ、仮審査に通っても、必ず本審査に通るわけではありません。本審査では、より詳細な情報が審査されるため、仮審査の段階では問題なかった点が見つかり、審査に落ちることもあります。
Q2: 過去にクレジットカードの支払いを延滞したことがありますが、住宅ローンの審査に影響しますか？
A: 過去の延滞履歴は、審査に影響を与える可能性があります。しかし、延滞期間や金額、現在の支払い状況などによって、影響の度合いは異なります。完済しており、その後の支払い状況が良好であれば、マイナス要素を軽減できます。
Q3: 妻の収入だけで住宅ローンを申し込むことは可能ですか？
A: 可能です。ただし、収入に見合った借り入れ額であること、安定した収入があることなどが審査の条件となります。また、金融機関によっては、収入合算や連帯保証人を求める場合があります。
Q4: 住宅ローンの審査期間はどのくらいですか？
A: 仮審査は数日から1週間程度、本審査は2週間から1ヶ月程度かかるのが一般的です。ただし、金融機関や審査状況によって、期間は異なります。
Q5: 住宅ローンの審査に落ちてしまった場合、再審査は可能ですか？
A: 可能です。審査に落ちた原因を分析し、改善策を講じた上で、再度審査を申し込むことができます。ただし、同じ金融機関で再審査を受ける場合は、一定期間を置く必要があります。
7. 住宅ローン審査をスムーズに進めるためのチェックリスト
住宅ローンの審査をスムーズに進めるために、以下のチェックリストを活用しましょう。
- □ 事前の情報収集：複数の金融機関の住宅ローン商品を比較検討し、金利タイプや借入可能額などを把握する。
- □ 借入希望額の決定：無理のない返済計画を立て、借入希望額を決定する。
- □ 必要書類の準備：収入証明書、本人確認書類、物件に関する書類など、必要な書類を事前に準備する。
- □ 信用情報の確認：ご自身の信用情報を確認し、問題がないか確認する。必要であれば、信用情報機関に開示請求を行う。
- □ 事前相談：金融機関の担当者や住宅ローンの専門家（ファイナンシャルプランナーなど）に相談し、アドバイスを受ける。
- □ 仮審査の申し込み：複数の金融機関に仮審査を申し込み、審査結果を比較検討する。
- □ 本審査の申し込み：仮審査を通過した金融機関に、本審査を申し込む。
- □ 契約手続き：本審査を通過したら、金融機関と住宅ローンの契約手続きを行う。
- □ 資金の実行：住宅ローンの資金が実行され、住宅の購入代金が支払われる。
8. まとめ
フラット35の本審査は、仮審査通過後であっても、様々な要因によって結果が左右される可能性があります。しかし、ご相談者様の状況を総合的に見ると、本審査に通る可能性は十分にあります。ご自身の状況を正確に把握し、必要な対策を講じることで、不安を解消し、より安心して住宅購入を進めることができるでしょう。専門家への相談も活用しながら、理想の住まいを手に入れてください。
“`