注文住宅の値引きトラブル！弁護士相談も視野に、賢く対処する方法

注文住宅の値引き突然の不可となりました。。来年の３月下旬に入居希望で注文住宅を建てるべき動いており今年の６月頃に、「わが社で家を建てるなら精一杯のご協力します！」と言われ、具体的には口頭ですが１５０万円ほど値引きできるようにします！と頂き、この人ならと思い、条件付きの自社分譲地を本契約しました。ところが、建物の話になり打ち合わせを何度も繰り返し金額の話になったところで、「値引きは１５０万は可能なんですよね？」と聞くと、「申し訳ありませんが値引きは出来なくなりました。」と言われました。。しかも私が予定してた総額から１５０万円も予算アップしてたので、相殺できるものだと思ってただけにショックでした。あの時に言った言葉は嘘だったの？？という気分です。。「ではいくらいまでであれば値引きは可能なんですか？」と聞くと「一切出来なくなりました・・・」との事。しかも見積を見ると、総予算から更に３０万円ほどアップしてたので、「じゃあせめて３０万円はサービス出来ないのか？」と強い口調で言ったら「半分の１５万円なら可能」と言う事で、しぶしぶ納得し見積を貰いました。しかし怒りが収まらず出会ったころと今と言ってることが全然違うじゃないか！と何度も強い口調で行ってしまったのですが、翌日にもう一度話し合いに行くと今度は・・・営業「もうこんな関係じゃうまくいかないので土地の本契約は白紙に戻しましょう」と言われ、こちらは一生住む場所だと思い契約をしたのに・・・とまたまた怒りわｔ「もういいからこのまま話を進めて金額もそのままで契約書を作ってください」と言ったら、今度は営業が「それだと総額プラス３０万円頂きます」と言われました。半分の１５万は見積で値引きと書いてたじゃないか！！と言うと、営業は「もう契約解除と思ってたのでそれは白紙になりました。」「それでも建てたいのならプラス３０万円支払ってください」との事・・・。こんな理不尽な事ってあるのでしょうか？最初は１５０万円の値引きがあると思ったら、最後は「値引きまたは、オプション無料サービスは一切ない」それどころか、もともと伝えてた総予算を１５０万もオーバーし、更に３０万不足してるにで、飼い主側で負担してください。と・・・このままま泣き寝入りして、それでも建てるか？この精神的苦痛と、今までこの営業との費やした日時を損害賠償と訴える事が出来るのか？宜しければアドバイスを頂ければ幸いです

ケーススタディ：注文住宅の値引きトラブルからの脱出

このケースは、残念ながらよくある注文住宅におけるトラブルの一例です。当初の約束と異なる対応、そして一方的な条件変更は、消費者の権利を侵害する可能性があります。契約前に口頭で約束された値引きが、契約後に一方的に撤回されたことは、契約不履行に当たる可能性も否定できません。

まず、冷静に現状を整理しましょう。

当初の約束：150万円の値引き
現状：値引きなし、むしろ30万円の追加費用発生
証拠：口頭での約束は証拠として弱いですが、メールやメモ、証人などがあれば有効です。
精神的苦痛：営業担当者とのやり取りによるストレスは、無視できない要素です。

この状況で、泣き寝入りするべきではありません。いくつかの選択肢があります。

１．交渉による解決

まずは、建設会社と改めて話し合うことをお勧めします。感情的にならず、冷静に以下の点を伝えましょう。

当初の値引きに関する約束の記録（メール、メモなど）があれば提示する。
契約締結に至るまでの経緯を詳細に説明する。
精神的苦痛と時間的損失に対する補償を求める。
最終的な妥協点を探る（例えば、当初の値引き額の一部を確保するなど）。

交渉の際には、弁護士や専門家（例えば、住宅相談窓口）に相談し、法的観点からのアドバイスを得ることが重要です。専門家の同行も有効です。交渉が難航する場合は、次のステップに進みましょう。

２．消費者センターへの相談

建設会社との交渉がうまくいかない場合は、最寄りの消費者センターに相談しましょう。消費者センターは、紛争解決のための助言や仲介を行ってくれます。彼らは、あなたの権利を守るための適切な対応をアドバイスしてくれます。また、建設会社との交渉をスムーズに進めるためのサポートも期待できます。

３．弁護士への相談

消費者センターでの対応でも解決しない場合は、弁護士への相談を検討しましょう。弁護士は、法的観点から状況を分析し、契約不履行や損害賠償請求などの法的措置を検討します。証拠となる資料をしっかり集めておくことが重要です。契約書、メール、メモ、証言など、あらゆる証拠を弁護士に提示しましょう。弁護士費用はかかりますが、あなたの権利を守るためには有効な手段です。

４．契約解除

最悪のケースとして、契約解除も選択肢の一つです。ただし、契約解除には条件があり、弁護士に相談して適切な手続きを進める必要があります。契約解除に伴う損害賠償請求も検討できる可能性があります。

成功事例：交渉で値引きを取り戻したケース

私のクライアントにも、同様のトラブルを経験した方がいました。当初、口頭で約束された値引きが撤回され、建設会社と激しいやり取りを繰り返していました。しかし、弁護士に相談し、交渉の戦略を練った結果、当初約束された値引き額の一部を確保することに成功しました。このケースでは、メールでのやり取りを証拠として提示したことが、交渉を有利に進める上で大きな役割を果たしました。

専門家の視点：注文住宅契約における注意点

注文住宅の契約は、高額な取引であり、契約内容をよく理解することが非常に重要です。口頭での約束は、証拠として弱いので、重要な事項は必ず書面で確認しましょう。契約書に記載されていない事項については、後から主張することが難しくなります。また、契約前に複数の建設会社と比較検討し、見積もりを比較することで、より良い条件で契約を結ぶことができます。契約前に、住宅に関する専門家や弁護士に相談することも有効です。

まとめ

注文住宅の値引きトラブルは、残念ながら珍しくありません。しかし、泣き寝入りする必要はありません。冷静に状況を整理し、適切な手段を選択することで、解決への道筋を見つけることができます。交渉、消費者センターへの相談、弁護士への相談など、複数の選択肢があります。まずは、専門家のアドバイスを得ながら、最適な解決策を見つけることをお勧めします。あなたの権利をしっかり守り、納得のいく結果を得られるよう、頑張ってください。

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