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パチスロ台をインテリアとして設置?飲食店経営における法律問題と対策

パチスロ台をインテリアとして設置?飲食店経営における法律問題と対策

すごく難しい質問です。 ショットバーをオープンするのですが、店内にパチスロ台をインテリアとして20台以上を並べたいのです。スロットしたい人は無料で出来る状態です。お酒代以外、お金はとりません。 店内の広さは、6m×6mです。 営業時間は、AM5時までを考えています。 飲食店許可と深夜酒提供の許可のみ申請しています。 そこで、質問です。 インテリアとして店の半分くらいにパチンコスロット並ぶ状態になります。大丈夫でしょうか? 景品や換金は、一切出来ません。 ゲーセンにあるようにお金も入れれません。 コイン不要機なので、メダルもありません。 法律に触れる問題があるとすれば何でしょうか? よろしくお願い致します。補足すいません、かなり難しい問題でして いわゆる風営法の8号(無料で遊べるインテリアとしてのパチスロ機器が多数あるためゲーセン扱いとみなされ)許可違反でまさかの風営法違反無許可営業での摘発、そして逮捕にはなりませんでしょうか?

ショットバーの開店おめでとうございます!そして、ユニークな内装アイデアですね。しかし、パチスロ台をインテリアとして多数設置するという計画は、法律に触れる可能性があり、非常に慎重な検討が必要です。この記事では、風俗営業等の規制に関する法律(風営法)を中心に、あなたの計画における法的リスクと、その回避策について詳しく解説します。

風営法8号営業とあなたの計画

あなたの計画は、風営法8号営業(遊技場営業)に抵触する可能性があります。風営法8号営業とは、換金性のある遊技機を用いた営業を指しますが、重要なのは「遊技を目的とした施設であるか」という点です。換金性がないとしても、多数のパチスロ台を無料で設置し、客が遊技を主な目的として来店するような状況であれば、遊技場とみなされる可能性が高いのです。6m×6mの店内に20台以上のパチスロ台を設置するとなると、お店の主要な目的が「お酒を提供する」というよりも「パチスロで遊べる空間を提供する」と解釈されるリスクがあります。

特に、営業時間がAM5時までと深夜営業である点も懸念材料です。深夜帯は、風営法違反の摘発が集中する時間帯でもあります。警察の取り締まり強化の観点からも、リスクが高まります。

具体的なリスクと対策

あなたの計画における具体的なリスクと、それに対する対策を以下に示します。

  • リスク1:風営法違反による営業停止、罰金、逮捕
     最も深刻なリスクです。風営法違反は、営業停止処分や罰金、場合によっては逮捕される可能性もあります。事業計画全体が頓挫する可能性も否定できません。
  • 対策:専門家への相談が必須
     弁護士や行政書士などの専門家に相談し、あなたの計画が風営法に抵触するかどうかを正確に判断してもらうことが不可欠です。専門家のアドバイスに基づいて、計画を修正する必要があるかもしれません。具体的には、パチスロ台の数を大幅に減らす、営業形態を見直す、などです。
  • リスク2:近隣住民からの苦情
     騒音や深夜営業による近隣住民からの苦情は、営業継続に大きな影響を与えます。警察への通報につながる可能性もあります。
  • 対策:近隣への配慮
     開店前に近隣住民に挨拶回りを行い、営業内容を説明し、理解を得る努力が必要です。また、騒音対策を徹底し、深夜営業による迷惑を最小限に抑える必要があります。防音対策、営業時間の短縮なども検討しましょう。
  • リスク3:顧客のトラブル
     無料で遊べるとはいえ、パチスロ機はギャンブル性を持つため、トラブルが発生する可能性があります。例えば、客同士のトラブルや、泥酔した客によるトラブルなどです。
  • 対策:適切な管理体制の構築
     トラブル発生時の対応マニュアルを作成し、従業員に周知徹底する必要があります。また、防犯カメラの設置や、警備員の配置なども検討しましょう。さらに、客層を絞り込むことで、トラブルリスクを軽減することも可能です。

成功事例と専門家の視点

残念ながら、パチスロ台をインテリアとして多数設置し、かつ無料で遊べるという形態で成功している飲食店事例は、私の知る限りありません。これは、法的リスクが非常に高いためです。多くの飲食店は、あくまで「飲食」を主たる事業として、インテリアはあくまで補助的な役割に留めています。

弁護士や行政書士などの専門家は、あなたの計画について、法的リスクを詳細に分析し、適切なアドバイスを提供してくれるでしょう。彼らの専門知識と経験は、あなたの事業の成功に不可欠です。安易な判断は避け、必ず専門家の意見を仰ぐことを強くお勧めします。

チェックリスト:あなたの計画を見直してみましょう

以下のチェックリストを用いて、あなたの計画を見直してみてください。

  • パチスロ台の設置台数を減らすことは可能か?
  • 営業時間を短縮することは可能か?
  • 近隣住民への配慮は十分か?
  • トラブル発生時の対応マニュアルは作成済みか?
  • 専門家への相談は済んでいるか?

まとめ

パチスロ台をインテリアとして多数設置するというアイデアは斬新ですが、風営法違反のリスクを十分に理解し、適切な対策を講じる必要があります。専門家への相談は必須です。安易な判断は避け、慎重に計画を進めてください。あなたの夢を実現するためには、法令遵守が不可欠です。

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